土踏まずの役割
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痛みの原因は靴かも?足の健康に大きく関わる土踏まずの役割

2017.03.29

普段意識することの少ない「土踏まず」。実は私たちの健康を守る上でなくてはならない大切なものだということをご存じでしょうか。
ここでは、「土踏まずはどのような役割を持っているのか」「私たちの健康にどう関わっているのか」そして「土踏まずを守り健康的な体を維持するにはどうすれば良いのか」についてご紹介したいと思います。

土踏まずとは

痛みの原因は靴かも?足の健康に大きく関わる土踏まずの役割

土踏まずは、医学的には「足底臼蓋」と呼ばれており、足裏のアーチ状の部分を指します。
4本足で歩く動物に比べて2足歩行の人間は足に受ける衝撃が大きいため、その衝撃を受け止めるクッションとして土踏まずは発達しました。そのため人間以外の動物に、土踏まずはありません。

また、赤ちゃんの足の裏にはまだ土踏まずはありません。立って歩かない赤ちゃんには、土踏まずの必要がないためです。土踏まずは幼少期に外遊びをして足全体をしっかり使うことによって発達していくといわれています。そのため体が成長する幼少期にどれだけ足の裏を使い、発達させることができるかという点が、成長後の健康にとって重要となるのです。

また、立っているときの体のバランスを保つ役割も、土踏まずにはあります。さらに最も歩きやすくて効率的な「あおり歩行」を可能にするためにも、土踏まずは大切な役割を果たしています。

土踏まずと健康

痛みの原因は靴かも?足の健康に大きく関わる土踏まずの役割

現代では、土踏まずの機能が衰えている人や、土踏まずがない、いわゆる偏平足の人が増えているといわれています。その原因の1つとして挙げられるのが、車社会の発達です。車に頼った生活になると当然歩く機会が減ってしまうため、足裏の筋力が衰えてしまうのです。少し歩いただけで疲れてしまう、転びやすいといった状態に心当たりがある場合は、足の裏の形を確認してみましょう。

また土踏まずがきちんと発達していないと、歩いたり走ったりする際に衝撃が足全体にかかるため、足裏、膝、股関節の痛みなどを引き起こす恐れもあります。さらに足の裏の血管が圧迫されて血流が悪くなり、足の冷えやむくみにつながるかもしれません。

子どもの頃の活動や成長によって、土踏まずは次第に形作られていきます。しかし一度土踏まずができたからといって、大人になってからも扁平(へんぺい)足のリスクがなくなるわけではありません。足の筋力の衰えは、本来あったはずの土踏まずのアーチを崩してしまう恐れがあるため、普段からケアしてあげることが大切です。

土踏まずを守る方法

健康に影響を与えるといわれている土踏まず。そんな土踏まずを守る方法の1つとして挙げられるのが、靴選びとインソールの使用です。

靴を選ぶ際、デザインだけで選んでしまう方はサイズや履き心地を確認するために必ずフィッティングを行うことをおすすめします。売り場にシューズアドバイザーがいたら、足に合っている靴かどうかをチェックしてもらいましょう。新調した靴がなんとなく足に合わない、歩きにくいなどと感じる場合は、インソールを変えてみるのもおすすめです。

インソールには、土踏まずのアーチを支え、足にかかる力を適正なバランスに整える役割があります。そのため良いインソールは、歩行の衝撃を吸収しながら足の疲労を軽減し、土踏まずのアーチを守ってくれるのです。オーダーメードで作ることも可能なので、自分の足の形に合ったものを選ぶことができます。

歩行の衝撃を吸収してくれるインソールでおすすめなのが、フットケア先進国ドイツのインソールメーカー『PEDAQ(ペダック)』です。フットベッドが横アーチ、内・外側縦アーチを支え、ヒールパッドが歩行時のカカトの衝撃を和らげてくれるサポートインソールは持っている靴の数だけ欲しくなるほど快適です。

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表面は厳選された牛ヌメ革を使用し汗を吸収し、裏面の活性炭フィルターは脱臭効果に優れ、靴内の臭いを抑えます。パンプス、ビジネス、カジュアル、ウォーキングシューズと幅広いシューズに使用可能で、土踏まずを快適にサポートしてくれます。

おわりに

土踏まずには、健康を守るための大切な機能があります。「最近、なんだか疲れやすくなった」「膝に痛みが出てきた」などの状態に心当たりがあったら、それは土踏まずが弱っているサインかもしれません。

これを機会に、ご自身の靴が足に合っているか、足に合ったインソールを使っているかなどをチェックしてみてはいかがでしょうか。いつまでも若々しく健康的な毎日が過ごせるようにしていきましょう。

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