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映画と相性の良いスニーカー、名作『フォレスト・ガンプ』の足元を飾ったのは

2017.07.09

クラウドファンディングのKickstarterに掲載されている『Digitsole Smartshoe』は、足を入れるとモーターがフロントカバーを動かし、甲をフィットさせる未来型のスニーカー
このスニーカーはなかなか高機能。アプリを起動し、歩数、歩き方、消費カロリーなどのデータを記録することができます。また、その個人データを解析し、怪我のしない歩き方を指摘してくれるという優れもの。中敷のクッション性が低くなるとアラートする機能も搭載されており、至れり尽くせり。
さて、自動に締まるスニーカーと聞いて、映画『バック・トゥ・ザ・フューチャーPART2』『NIKE(ナイキ)』のシューズを思い出す人もいるのではないでしょうか。
実は色んな映画のワンシーンにスニーカーの存在があるのです。そんな映画とスニーカーを振り返ります。

まずは、映画『バック・トゥ・ザ・フューチャーPART2』。1989年に公開された同作は、主人公のマイケル・J・フォックス演じるマーティ・マクフライが2015年にタイムスリップする物語。当然、未来の世界にやって来たので、見たことのないプロダクトを発見することに。その1つが、NIKEのシューズです。これは足を入れると自動でフィットするといったものでした。

ちなみに同シューズは、『2015 ナイキマグ』として実際に2015年に発売されました。パワーレースというシステムを搭載し、シューズを履く人の動きを感知してサポートしてくれます。映画ファンにはたまらない1足だったことでしょう。

その他にも、『キル・ビル』(2003)に『asics(アシックス)』の『Onitsuka Tiger(オニツカタイガー)』、NIKEでは『ロスト・イン・トランスレーション』(2003)のAIR WOVEN<エアウーブン>や、『スペース・ジャム』(1996)のAIR MAX TRIAX<エアマックストライアックス>、『バットマン』(1989)のAIR TRAINER III<エアトレーナー3>などが挙げられます。

映画『フォレスト・ガンプ』で、トム・ハンクスの足もとを飾ったのは

また、映画『フォレスト・ガンプ』を思い出す人もいるのではないでしょうか。NIKEのCORTEZ<コルテッツ>が登場する同作は、トム・ハンクスの代表的な映画。誰よりも走ることが得意な主人公トム・ハンクスの足元を飾ったのがCORTEZなのです。

書籍『東京スニーカー史』ではこのように解説されています。

右足のスウッシュが剥がれかけたボロボロのレザーコルテッツにフォーカスしたシーンから映画はスタートし、ガンプの回想が始まる。ベトナム戦争で兵役を終えたガンプは、当てもなくアメリカ大陸を4度も横断し、3年2ヶ月14日と16時間をこのコルテッツで一心不乱に走り続けている。このコミカルで甘酸っぱい青春映画をきっかけに、多くの日本人が『NIKE=コルテッツ』と認識したことだろう

(『東京スニーカー史』、小澤匡行、リットーミュージック、2016/3/25、ISBN-10:484562785X、ISBN-13:978-4845627851 )

1972年に登場した同シューズは、今年で45年目となりました。NIKEの定番シューズの中でも、歴史あるシリーズとなっています。同作で走り続けるガンプのように、本来は、ランニングシューズであったことが、その細身のフォルムからうかがえます。

昨今の、レトロブームの中で、ヨーロッパでは足元にCORTEZを採用することが人気に。白のボディに赤のスウッシュが施された一品もカッコイイですよね。また、映画のシーンに想いを馳せ、懐かしいシューズをチョイスしてみるのも良いかもしれませんね。

皆さんのお気に入りの映画×スニーカーはなんですか?

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