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ダナーで行くノスタルジックな街歩き ~愛知・津島市~

2017.09.11

自らの足で『歩きたくなる』そんなおでかけにピッタリの街をご紹介する街歩き企画。今回ご紹介するのは、愛知県名古屋市近くにある『津島』です。昭和のノスタルジックな香りが残るこの地で、新しい文化を作ろうとするお店との出会いがありました。

どこか懐かしさを感じる街『津島』

ダナーで行くノスタルジックな街歩き ~愛知・津島市~

東海地方の中心地、名古屋から名鉄電車に乗って約40分。都会の喧騒から離れ、のんびりとした空気が流れる津島市。ユネスコ無形文化遺産に登録された600年近い伝統を持つ『尾張津島天王祭』や、その他歴史的な行事を目当てに、海外からも人々が集まる街になっています。

また、駅前に広がる『天王通商店街』は、今でも昭和の香りを残す商店が並び、ノスタルジックな空気を味わえる穴場スポットになっています。そんな津島の街を歩いていると、街を大切する想いを持つお店との出会いがありました。

ノスタルジーを感じるヴィンテージ雑貨が並ぶセレクトショップ

ダナーで行くノスタルジックな街歩き ~愛知・津島市~

津島の中心とも言える天王通り。古き良き商店の並ぶエリアの中に、雑貨の立ち並ぶディスプレーが目印のお店『25ris』が見えてきます。こちらでは、ヨーロッパのヴィンテージ雑貨や、昭和に売られていた雑貨などを中心に、『生活を彩る一品』の数々が販売されています。建物自体は古民家を簡単にリノベーションした形で、お店の中にいると取り扱っている雑貨たちが生まれた年代までタイムスリップしたかのような気分を堪能することができます。

ダナーで行くノスタルジックな街歩き ~愛知・津島市~

見ていて懐かしいと思えるようなアイテムとの出会いを作りたいと思っています」と話すのは、25ris店主の長崎さん。30代という若手ながら、ヴィンテージ雑貨の世界にどっぷりはまり、お店を開くことを決意したといいます。

「子どもころから雑貨屋が好きでお店を開こうと思っていたのですが、ある時主婦仲間に『お店を始めるのはタイミングが大事』と言われて。物件との運命的な出会いもあり、お店を開くことにしたんです」

ダナーで行くノスタルジックな街歩き ~愛知・津島市~

元々自身で雑貨を集めたり作ったりすることが好きだったという長崎さん。お店のこだわりとして、古物商からの紹介や東欧からの仕入れなどを通じて自身セレクトしているとのこと。このような形のお店を始めることで、周りにも変化があると言います。

ダナーで行くノスタルジックな街歩き ~愛知・津島市~

「元々このお店自体が商店街を活性化させるという名目でスタートしたのですが、最初はこの場所でこういう雑貨を取り扱うの? という意見もありました。でも、最近は近所に新しい雑貨屋や飲食店ができていたりしてますし、今まで津島に来なかった若い人が集まる流れはできつつあるのかなあと思っています。これからも津島には若い人にはどんどん来てもらいたいと思っていますし、そのために雑貨の販売を通してワクワクするような体験を提供できたらいいなって思っています」

普段なら出会うことのないような雑貨たち。そんな雑貨との出会いは、きっと生活を豊かにしてくれることでしょう。ヴィンテージヨーロッパ昭和の小物に興味がある人にはぜひ訪れて欲しいショップです。

『コーヒー文化を根付かせたい』街で唯一の本格的コーヒースタンド

ダナーで行くノスタルジックな街歩き ~愛知・津島市~

ノスタルジックな雰囲気を残す津島の街にも、ニュースタイルのカルチャーを体感できるお店があります。津島駅から少し歩いた場所にあるコーヒースタンド『OVER COFFEE』では、街で唯一のコーヒースタンドとして、本格的なコーヒーを味わうことができます。

ダナーで行くノスタルジックな街歩き ~愛知・津島市~

自家焙煎はあえて行わず、愛知県各所の焙煎所から豆を仕入れてコーヒーを入れるというスタイルを取るこちらのお店では、常に数十種類の豆が用意されています。また、店内にはコーヒーにピッタリのスイーツやクラフトビールなども用意しており、コーヒーのスタイルを様々な形で堪能できるショップになっています。

ダナーで行くノスタルジックな街歩き ~愛知・津島市~

コーヒーを飲むだけでなく、コーヒーのあるライフスタイルを提供できるショップにしたいと思っています」と話してくれたのはOVER COFFEE店主の今田さん。様々な種類の豆を取り扱い、コーヒーの持つ様々な顔を知ってもらうことで、コーヒーの文化を町の人に知ってもらいたいという想いをもっているとのことです。

ダナーで行くノスタルジックな街歩き ~愛知・津島市~

「どうせやるなら、他とは違うコーヒー屋さんを開きたいと考えていました。喫茶店文化が根強い名古屋市内で開業する選択肢もあったのですが、あえてコーヒー文化があまり根付いていない地元でやってみたいと考えるようになりました。そこで、コーヒーにまず触れてもらい興味を持ってもらうような形を考えた結果、この場所でコーヒーショップを開くことにしたんです」

津島の街にもコーヒー文化を根付かせたいと強く語る今田さん。もちろん街の外からコーヒーを飲みに来る人も大歓迎とのことでした。都会とは違った環境で美味しいコーヒーを飲んでみたい。そんな人にはぜひオススメしたいショップです。

津島の街では、地元を色々な形で盛り上げていこうとする人との出会いがありました。普段なら立ち寄らないような何気ない街。そんな街を改めて歩くことで、新しい『発見』の機会に巡り合うことができるかもしれません。

今回街歩きをした靴はこちら!

DANNER

【DANNER】ダナー MOUNTAIN 600 LOW マウンテン600ロー 62265 BLACK

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