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甲子園で強豪校相手に7点差逆転のきっかけは吹奏楽部? 甲子園球場で聞きたい高校野球応援歌

2017.8.09
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甲子園で強豪校相手に7点差逆転のきっかけは吹奏楽部? 甲子園球場で聞きたい高校野球応援歌

2017.08.09

今年も熱戦が続く、高校野球。毎年、TV中継を楽しみにしている人も多いでしょう。実際に、現地・甲子園球場まで足を運ぶ熱心な高校野球ファンも。確かに、夏の甲子園は独特の雰囲気があり、そこで生まれるドラマに遭遇した日には、「実際に甲子園に行って良かった」と思えるはず。毎年、約2週間の大会で80万人前後を動員するマンモス大会。外野席は無料な上、アルプス席は600円で楽しめるなんて、嬉しいですよね。
今回は、そんな甲子園の楽しみ方の一つでもある、応援歌について掘り下げて見たいと思います。

甲子園で強豪校相手に7点差逆転のきっかけは吹奏楽部? 甲子園球場で聞きたい高校野球応援歌

吹奏楽部の応援が起こした? 甲子園の奇跡

野球に詳しくなくても、つい関心を持ってしまうのが、応援席の雰囲気ではないでしょうか。学校を代表する選手たちを応援するために学校をあげて甲子園に駆けつけた生徒や、そのご家族で埋め尽くされたアルプス席。試合の展開に一喜一憂数する姿は、TV中継で何度も映し出されます。

応援席が醸す雰囲気が球場全体を支配し、時には大逆転劇のドラマを生み出すことも。2016年の大会では、八戸学院光星(青森)東邦(愛知)との対戦で、一時は7点差をつけられて負けていた東邦が、9回に6安打。一気に5点をあげ10−9で逆転サヨナラ勝ちのドラマが。諦めない東邦の選手たちはもちろんのこと、同校応援席は最後まで声を出し、また、その空気が次第に球場を飲み込むようになりました。

強豪校を相手に、9回裏の時点で5−9で負けていた東邦。なんとか得点圏にランナーを進めると、アルプススタンドの東邦吹奏楽部が『チャンステーマ』の演奏を開始。それに合わせて、野球部員や保護者、また、駆けつけた生徒らがタオルを振って応えました。点数が入るにしたがって、タオルを振る数がどんどん増えていき、一般客もこれに参加。なかなか見られない光景が甲子園球場にありました。

見事な逆転劇となった東邦の9回裏の攻撃、きっかけは、吹奏楽部の『チャンステーマ』だったのかもしれませんね。吹奏楽部の演奏が起こした奇跡とも言えます。

甲子園で強豪校相手に7点差逆転のきっかけは吹奏楽部? 甲子園球場で聞きたい高校野球応援歌

高校野球界を代表するあの応援歌、最初に演奏したのは?

そんな吹奏楽部の応援ですが、各校の応援歌も気になってきますよね。人気TV番組『アメトーーク』で、毎年企画されるのが高校野球芸人。そこでもこの応援歌について詳しく紹介されます。2017年の応援歌ランキングはこちら。

10位 :パラダイス銀貨(光GENJI)
9位:狙い撃ち(ピンクレディー)
8位:サンバでジャネイロ
7位:SEE OFF(BRAHMAN)
6位:We will rock you(Queen)
5位:ルパン三世のテーマ
4位:紅(X JAPAN)
3位:サウスポー(ピンクレディー)
2位:エル・クンバンチェロ
1位:アフリカンシンフォニー

懐かしい曲が多めですが、歴代にわたって引き継がれてきた各校の伝統の応援歌なのでしょう。注目したいのは1位になった『アフリカン・シンフォニー』。前回の放送でも1位になった、高校野球界を代表する1曲です。

ヴァン・マッコイさんのディスコミュージック(1974年発売)である同曲は、リズムもシンプルで導入しやすい曲。今では、各校が演奏する定番中の定番です。一般的には、1987年に甲子園出場した智弁和歌山が最初に演奏したと認識されています。

書籍『高校野球を100倍楽しむブラバン甲子園大研究』(文藝春秋)によると、智弁和歌山の前にPL学園が採用されたと報告されていますが、PL学園では、1978年に同曲を採用したものの、オリジナル曲を優先するため、演奏しなくなりました。その後、智弁和歌山が全国大会で活躍し、「かっせ、かっせ、智辯」の勢いある応援が印象強く、智弁和歌山のイメージがついたのでしょう。

かけ声を入れやすくするためにテンポを速めたり、トランペットパートや打楽器パートを強調するなどの編曲を行い演奏したところ、生徒や選手たちにも好評だったことから、初回と7回に演奏する定番曲となりました。強い野球部のおかげで何度も甲子園で演奏する機会があり、『智辯和歌山といえばアフリカン』と言われるようになったのだと思います

(『高校野球を100倍楽しむブラバン甲子園大研究』、梅津有希子、文藝春秋、2016/3/25、ISBN-10:484562785X、ISBN-13:978-4845627851)

こちらは同書で紹介された同校教頭で吹奏楽部初代顧問・吉本英治さんの言葉。

そんな智弁和歌山は、2年ぶり22回目の出場となります。どのような結果になるか、楽しみですね。皆さんは、今年の甲子園では、どの学校のどの応援歌を聞きたいですか?

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