パンク・ハードコアの祭典、Vans Warped Tour Japan 2018 presented by XFLAGイベントレポート&ヴァンズファッションスナップ！

2018.04.16

豪華すぎるラインナップ！『Vans Warped Tour Japan 2018 presented by XFLAG』
盛り上がりの絶えなかった2日間の様子をレポート！
ヴァンズと音楽の関係性について、ヴァンズの担当者に聞いた。
ヴァンズ好きたちのフェスファッションコーデもチェック！

3月31日（土）と4月1日（日）、アメリカの人気音楽フェスを母体にした『Vans Warped Tour Japan 2018 presented by XFLAG』が開催された。本記事では当日のイベント全体の様子を中心に、『ヴァンズ（VANS）』が展開する＜BMX SHOW by VANS＞などの様子をレポート。熱過ぎるまでの盛り上がりを見せた日本初開催の様子をぜひ、このレポートで体感してみてほしい。

豪華すぎるラインナップ！『Vans Warped Tour Japan 2018』

本国アメリカで1995年にはじまった『Vans Warped Tour』は、言わずと知れた人気ストリートファッションブランドであるヴァンズの名前を冠したパンク／ラウドロック系のフェスティバル。パンクやハードコア、ヘヴィロック、メタル・シーンのアーティストがサーキット形式で全米を回るフェスとして知られ、ベテランから注目の若手までが揃う幅広いラインナップや、音楽のみならずストリート・カルチャーの魅力がクロスオーバーする雰囲気が特徴となっている。

今回の『Vans Warped Tour Japan 2018』は、XFLAGのサポートのもと、幕張メッセを舞台にした大型フェスとして開催。初日のKOЯNやLIMP BIZKIT、MONOEYES、Crossfaith、BiSH、２日目のPROPHETS OF RAGE、PENNYWISE、TOTALFAT、BAND-MAID、PassCodeなど、パンク精神やラウドな音楽性を核に持ちながらも、多種多様なサウンド／活動を通して人気を集めるアーティストが会場を盛り上げた。

盛り上がりの絶えなかった2日間の様子をレポート！

入場ゲートをくぐると、場内は早くも熱気が充満するような雰囲気。＜EAST STAGE＞＜WEST STAGE＞と名付けられた2つのメインステージが、『Vans Warped Tour Japan 2018』のロゴを冠した巨大スクリーンを挟んで左右対称に並び、交互に熱いライブが展開される。アーティストによって縦ノリになったり、スカダンスを踊ったりと観客の反応も様々だ。やや離れた場所に位置する＜NORTH PACK ATAGE＞も含めて、数分で3つのステージを行き来できる会場内では、どこかで常に熱いパフォーマンスが繰り広げられていた。

休憩エリア内のMonster Energyブース近辺で行なわれたサイン会も大人気。Dickies（ディッキーズ）やDeviluse（デビルユース）といった音楽との親和性が高いブランドのブースも展開され、音楽／ファッション／スポーツ／食などがストリートを起点にひとつになる雰囲気が印象的だった。

また、＜NORTH PACK ATAGE＞横にはDJブースと特設スケートランプも設置。ここではDJが音楽を流し、スケート／BMX／インラインの人気ライダーが＜EXTREME SHOW＞として会場を盛り上げた。これは長年スケーター／BMXカルチャーと音楽との接点になってきたヴァンズならではの魅力が凝縮されたステージと言えるだろう。

パンク・ハードコアの祭典、Vans Warped Tour Japan 2018 presented by XFLAGイベントレポート&ヴァンズファッションスナップ！

中でも＜BMX SHOW by VANS＞には中村たまお、高木聖雄、勅使川原大地らが出演。それぞれが超絶技巧のトリックを披露したり、連携してチームプレイで魅せたりと刺激的なパフォーマンスに大きな歓声が上がり、パフォーマンス中にヴァンズのオリジナルグッズがステージから観客に向けて大量にプレゼントされるサービスも人気を集めていた。

ヴァンズと音楽の関係性について、ヴァンズの担当者に聞いた。

「ヴァンズにとって“Music”はブランドを構成する大きな要素のひとつで、『Vans Warped Tour』も、その中でずっと続いてきた柱となるもののひとつでした。僕たち自身、ヴァンズは音楽との親和性が非常に高いブランドだと思っていて、日本だとAIR JAMとコラボレーションをしたり、本国でも最近だとメタリカとコラボレーションしたりするなど、音楽は切っても切り離せないものになっています。ストリートのファッション、音楽、スポーツ、アートなど、様々なものと一緒になってストリート・カルチャーを盛り上げていきたいですね。今回＜BMX SHOW by VANS＞に出演してくれた3人は、過去にそれぞれがこうしたイベントに出ることはありましたが、3人揃って登場するのは初めてです。これからも、ストリート、カルチャー、アートと色々なコラボレーションをして、面白いことをやっていけたらと思っています」

音楽を中心にしながらも、その外側にある様々なカルチャーの魅力も詰め込んで開催された『Vans Warped Tour Japan 2018』。その会場内で何より感じられたのは、いつの時代も刺激的なものを生み出すストリート・カルチャーならではの熱気。様々なカルチャーが一体となって生まれる魅力的な雰囲気は、まさにヴァンズのブランドイメージにも通じるものだった。