ニューバランス広報の偏愛スニーカー『CM997H』『M1500』『WL574』
“餅は餅屋”という言葉があるように、餅屋のついた餅がいちばんうまい。つまり、その道のプロがやっぱり1番というシーンは、世の中にたくさんあります。じゃあ、『ニューバランス(NEW BALANCE)』のスニーカーの話は誰に聞こう……。今回は、ニューバランスでPRスペシャリストとして働く小澤真琴さんに、ご自身の好きなスニーカーを語ってもらいました。ニューバランスに詳しいプロが気になっているラインナップは?
ニューバランス広報の偏愛スニーカーその1:CM997H
私が一番好きなシューズは、1990年に誕生したMade in U.S.A.の『997』のネイビー。初期『99X』シリーズの細身のSL1というラスト(木型)のシュッとしたボリューム感と、深いネイビーがお気に入り。よく履いていたのですが、発売終了となっており残念に思っていました。ところが、2019年春夏のいち推しシューズ『CM997H』として復活! この『H』は『Hypothesis~仮説~』という意味で、現代のテクノロジーで『997』を形にしたらどうなるか? という仮説から作られています。新たな素材を採用したミッドソールでクッション性と軽量性をアップさせた『997H』はカラーリングも豊富で春のファッションのポイントにも。ブランドアンバサダー・三浦大知さんのビジュアルでも着用されていて人気が出そうですね。
ニューバランス広報の偏愛スニーカーその2:M1500
1985年に誕生したニューバランスブランドを最も象徴するシューズのひとつである『1300』。その後継モデルとして1999年に誕生したのが『M1500』です。本当は先に『1400』が企画されていたのですが、ミッドソールテクノロジーが量産化するには難しくお蔵入り。そのため、先にこの『1500』が発売されました。それまでのBig『N』ロゴのデザインから、小さな刺繍の『N』ロゴになり、一体成型ミッドソールを搭載し、当時の最先端を行くモデルでした。現在は英国の工場で製造。英国ならではのレザー感で、革靴のようにも履けるほどのクオリティ。2019年は『M1500』が誕生してから30周年。アニバーサリーモデルも複数登場してきます。今まで女性サイズの展開がなく、実は私は履いたことがなかったので今シーズンは購入予定です!
ニューバランス広報の偏愛スニーカーその3:WL574
ニューバランスのアイコニックモデルである『574』。もともとは、トレイルランニングシューズのシリーズである『500』番台の形やソール形状を受け継ぎ、不整地でのランニングのために幅のある安定感のあるソールと、地面をつかむグリップ性が特徴の定番モデルでした。そんなモデルは、今では普段用として愛されている1足となっています。デザインはオーソドックスながら、実は中身はフルリニューアルされていて、履き心地がグッと良くなっていて二ューバランスはじめの1足にもオススメ。春色の新色が多く登場していて、ユニセックスはもちろん、ウィメンズオンリーのカラーも豊富なので、コーディネートが楽しくなることでしょう。