革靴は疲れる?ビジネスマンにオススメのインソールの効果とは
仕事中に革靴で歩いていると、足の疲れや痛みを感じることはありませんか? ビジネスマンの身だしなみに必須の革靴ですが、履き慣れるまで時間がかかる上に、靴底が硬くて足の裏が痛くなり、疲れてしまいますよね。今回は、そんな革靴による足の疲れに役立つ、インソールの5つの効果についてお伝えします。
靴のインソールとは
靴のインソールとは、ひとことでいうと“靴の中敷き”のことです。普段身につける靴の中に入れるものからスポーツに特化したものまで、さまざまな種類のインソールがあります。インソールは使い方によって、靴の履き心地をさらに良くしたり、足へのフィット感を高めたりすることができます。そのため靴を長時間履いているビジネスマンにとっても、インソールはおすすめのアイテムなのです。
インソールの効果5つ
革靴にインソールを入れることで期待できる効果を5つご紹介します。あなたのビジネスシューズのお悩みも、インソールが解決してくれるかもしれません。
歩きやすくする効果
革靴はどれだけ履き慣れたものであっても、人によって異なる足の形にピッタリとフィットしていることは稀でしょう。そんな靴にインソールを入れると足の力を伝えやすくなり、歩きやすい靴へと早変わりします。歩行による足の疲れは、足の裏にかかる負荷がどのように分散しているかに大きくかかわります。この足の裏の負荷をインソールによって正しく分散させることで、歩行しやすくなるのです今の革靴で歩きにくいと感じたことのある方は、インソールを試してみるのもおすすめです。
足の疲れや痛みを予防する効果
インソールを革靴に入れるとクッション性が増すため、足の疲れや痛みを予防する効果が期待できます。靴底が硬い革靴は足裏への衝撃が伝わりやすく、歩いているうちに痛みを生じることがあります。インソールで衝撃を緩和させることで足への負担が少なくなるため、活動的になる外回り営業でも安心です。
においを防止する効果
ムレやすい革靴は、履き続けているとにおいが気になるものです。そんなとき、汗を吸収してくれるインソールを利用すれば、防臭効果を期待できます。革靴は洗えないため、中に入れるインソールを適宜交換し清潔にしておくと、においも気分も心地よく保たれます。
扁平足を防いで姿勢を良くする効果
インソールは、土踏まずがなくなってしまう扁平足を防ぐためにも効果が期待されています。扁平足が起こると体を支えているバランスが悪くなり、骨盤のゆがみや猫背を引き起こす原因となる恐れがあります。扁平足によって引き起こされる姿勢の悪化は、足だけでなく全身の健康へ悪影響を与える恐れがあるため、扁平足が気になる方におすすめです。
足を温める、寒さを和らげる効果
足の冷えは、体全体の血行を悪くしてしまいます。冬などは、半身浴などのケアによって手足の冷えを緩和させることができますが、忙しいとついおざなりになってしまいがち。末端の冷えのお手軽な予防として、革靴の中に防寒インソールを敷いておくのもおすすめです。
インソールの選び方
インソール選びは、足の悩みによって選ぶアイテムが変わります。例えば、防臭を第一に考えるならばムレを軽減するメッシュ素材のものを、清潔感を第一に考えるならば使い捨てできる紙素材のものが良いでしょう。足の疲れや痛みを軽減したいなら、衝撃を吸収する特殊な素材を使用したインソールがおすすめです。扁平足気味ならオーダーメイドによって自分の足に合わせたインソールを作るのもおすすめです。
また、インソールのサイズにも注意が必要です。革靴のサイズに対してインソールが小さすぎると、靴の中でインソールがずれてしまいかえって履き心地が悪くなってしまうこともあります。自分の足と革靴の大きさにきちんとマッチするようなインソールを選ぶよう気を付けましょう。
今回は、革靴にインソールを入れた際に期待できる5つの効果についてお伝えしました。ビジネスマンの身だしなみに必須の革靴ですが、外回り営業などで歩き回るうちに、足が疲れやすいと感じることもあるでしょう。足の疲れや痛み、扁平足やにおいが気になる方はインソールを活用して革靴を快適に履ける靴へと変えてみてはいかがでしょうか。