ロー&ハイヒールパンプス、どう履きこなす?ファッションカラーコーディネーター谷口美佳が提案する2019年春コーデ
様々なシチュエーションにマッチするフォーマルコーデ
ローヒール|結婚式などのお呼ばれにはワンランク上のキレイめスタイル
結婚式の二次会などマナー重視のお呼ばれシーンにもぴったりな、キレイめシルエットのコーディネート。差し色とチュール素材を取り入れたデザイン性の高いフラットパンプスで、ワンランク上のフォーマルスタイルに。
「今年人気のパープルとピンクベージュで差し色を。シルバーアクセを合わせたいなあと思ったら、ちょうどパンプスのヒールにもシルバーのプレートが入っていました。デザインが少し特徴的なので、もしカジュアルに履くならデニム×白トップスのようにパンプスを引き立てるコーデがオススメです」
ハイヒール|子どもの行事にはストラップ付きパンプスで柔らかかつ上品に
卒入園式や参観日といった子どもの行事にもぴったりのコーディネート。ストラップ付きパンプスとジャケットを柔らかなピンクベージュでまとめつつ、ヒール部分のパイソン柄でトレンド感をプラスした、オシャレ偏差値高めのスタイル。
「パンプスとジャケットを近い色みでつなげることで、上品な印象が生まれるように意識してみました。足首をきれいに見せてくれるストラップシューズは、スカートと合わせるのがオススメ。今年はアニマル柄もトレンドなので、このパンプスのように足元でさりげなく今っぽさを取り入れるのも素敵だと思います」
谷口美佳が教えるオシャレ見せファッション&上手なバランス感
“色”の取り合わせを効果的に使った谷口さんのコーディネート。シンプルなのにオシャレに見えるファッションのコツを教えてくださいました。
「まずは、“靴をポイントにする”or“軸となるカラーを決める”のどちらかでコーディネートを組むと上手にまとまると思います。ポイントは、6対4の比率。6割以上をベーシックカラーでまとめると、あとの4割はどんな色を入れてもうまくまとまります。ただ、色の数が多いほどカジュアルになるので、軸のカラー+1、2色くらいを目安にするとシンプルにまとめられると思います」
「もうひとつ、カラーアイテムを取り入れるときに大切なのは、ベースとなる色をしっかりと見分けること。今年の流行色ベージュにも、イエローベージュやピンクベージュなど種類があるので、ワントーンでコーディネートをまとめたいときにはベースカラーを揃えると統一感が生まれやすくなりますよ」
「ローヒールパンプスにパンツを合わせるときは、出来るだけ足首が見える丈を選ぶとスッキリした印象になります。女性のファッションは首・手首・足首の“3首”を見せるとスタイルアップすると言われていますが、その点パンプスは足首〜足の甲を出せるので、足元をとても美しく見せてくれますよね」
「今回着用したパンプスはどれも色みがきれいだし、なにより履きやすくてビックリしました! マシュマロみたいなクッション性で履いていてすごく気持ちが良いし、足の甲が開きすぎていないから走れちゃう。ヒールの高さも程よいから、長時間履いていてもラクですよね。お値段もお手頃だし、夏は素足で履くこともあるので、何足か持っておくとオシャレの幅も広がるんじゃないかなと思います」
オシャレなデザイン&足に優しい機能性を兼ね備えた『ヌオーヴォ』と『ジョリーアンコール』のパンプスシリーズ。テイストやシチュエーション別に選べる豊富なラインナップも大きな魅力です。この春夏は、足元が主役のオシャレを楽しんでみませんか? 今回ご紹介した谷口さんのコーディネートテクニックもぜひご参考に、ぜひABC-MARTで自分らしいカラーを見つけてくださいね!
text by 野中ミサキ(NaNo.works)
photo by 高見知香