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【街に馴染むあの頃の定番スニーカー】チェッカーボード柄で“外し”を楽しむ・ヴァンズ『スリッポン』

2023.10.28

例えば、1990年代ごろの、その昔。僕たち私たちを魅了してやまなかった、あのブランドのあのモデルのスニーカー。カッコよくって光輝いていて、手に入れるために必死に頑張ったっけ。

……と、エモな思い出が蘇ってくる世代も、当時はまだ幼かった若者世代も。

あの頃のスニーカーには、どこか特別な意味がある。だから今もなお愛され、リバイバルするのだろう。

本特集では、そんなスニーカーを愛用している、“kicksラバー”にインタビュー。愛してやまない“あのモデル”について、たっぷりと話を聞きました。

あの頃の定番スニーカー・ヴァンズ『スリッポン』の魅力

今回話を聞いたのは、『ヴァンズ(VANS)スリッポン<SLIP ON>を愛用している@joe_iheuyoriさん。

――生活においてスニーカーとどのようにかかわっていますか?

都内で細胞生物学の研究をしています。研究所への出勤は自由な服装なため、毎日コーデを考えながら、お気に入りのスニーカーを合わせて楽しんでいます。

――購入した理由やキッカケは?

古着を中心としたアメカジ、ミリタリー、アウトドアファッションが好きで、そのチェッカーボード柄が醸し出す、横乗り系やストリート感がいい「外し」になると思い購入しました。

【街に馴染むあの頃の定番スニーカー】チェッカーボード柄で“外し”を楽しむ・ヴァンズ『スリッポン』

――お気に入りのポイントは?

白と黒のチェッカーボード柄が合わせづらいとの印象があるかもしれませんが、スリッポンというシンプルさから、実は幅広いコーデに馴染むという点がお気に入りのポイントです。迷ったらこれ、で間違いありません。

――履く際のコーディネートやスタイリングでこだわっていることは?

トップスやボトムスを主役にする際は、コーデの外しとして使うため、なるべくVANSの色(白・黒)を他のアイテムでも拾うようにしています。

一方、VANSを主役にする際は、靴に目がいくようにハーフパンツを履くことが多いです。色を拾うために白を基調としたソックスを、VANS自身が持つストリート感に合わせるために丈の長いソックス着用しています。

【街に馴染むあの頃の定番スニーカー】チェッカーボード柄で“外し”を楽しむ・ヴァンズ『スリッポン』

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――kicksラバーになったキッカケは?

幼少時代に、母親に買ってもらったスニーカーを学校に履いて行った際に、友人に褒められたのがキッカケでした。周りよりぽっちゃり体型だった自分が、何かを纏うことでそのコンプレックスを打破できるのでは?と、そこから靴やファッションに興味を持ち始めました。

――あなたにとってスニーカーとは?

ファッションの中で、外しを遊べるアイテムです。個性を出したり、馴染ませたり、楽しみ方が無限にあり、一生飽きないゲームをしている感覚にさせてくれます。

【街に馴染むあの頃の定番スニーカー】チェッカーボード柄で“外し”を楽しむ・ヴァンズ『スリッポン』

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――90年代のファッションやスニーカーへの思いを教えてください

実用的なスポーツシューズとしての誕生、カルチャーの融合、そして技術の発展によるハイテク化。各々の時代があったからこそ、現在たくさんのスニーカーを見て・触って・履いて・選んで、楽しむことができると思います。80〜90年代のローテクスニーカーはもちろんのこと、自分のファッションにマッチした新たなスニーカーの誕生にも立ち会えるのではとワクワクしています。

あの頃の定番スニーカー・ヴァンズ『スリッポン』とは

今や知らない人はいないといっても過言ではない、ヴァンズのスリッポン。ひもなしですっと足を入れるだけで履くことができ、無駄な装飾のない潔いビジュアル。シンプルな名作に魅せられ、何足も持っているというスリッポンラバーも多数います。登場は、1979年。デビューからもうすぐ半世紀という歴史があるモデルで、仕様やフォルムは常にアップデートされているのも人気のヒミツ。新作やコラボものを追い求める一方で、ヴィンテージに回帰するというファンも少なくありません。とくに『チェッカーボード』は、ヴァンズを象徴するパターンの一つとなっています。

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