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人の第一印象は“見た目が55%”も占める!? 元英首相に学びたい靴の選び方とは

2018.02.13

桐谷美玲・水川あさみ・ブルゾンちえみらが登場し話題となったドラマ『人は見た目が100パーセント』(2017年放送)。このタイトル通り、人は見た目が100パーセントとは言い切れませんが、ご自身の第一印象を大切にしている方は多いと思います。今回は、そんな第一印象と靴のお話です。

第一印象について分析した『メラビアンの法則』とは

なぜ、私たちは第一印象を大切にするのでしょうか。これは、『メラビアンの法則』で説明ができるでしょう。この法則は、アメリカの心理学者アルバート・メラビアンが提唱したもので、その人の話す内容よりも、人は見た目を気にしているというもの。例えば、話している内容や発する言葉そのものは7%、声の質・速さ・大きさ・口調は38%。これに対して、見た目・表情・しぐさ・視線といった視覚情報が55%も占めているのです。

もし、あなたが有能でどんなに魅力的であっても、この“見た目”を大切にしていないと、その魅力を十分に伝えきれていないということになるのです。これではもったいない。と、そこで急いで髪型を整え、高級なものを身につけているようではだめ。見た目は確かに大切ですが、「高価な新品より、使い込まれた本格靴にこそ、本当の価値がある」と語る人がいます。書籍『一流の人はなぜそこまで靴にこだわるのか?』(クロスメディア・パブリッシング)の著者・渡辺鮮彦さんです。

渡辺さんは同書の中で、本当に価値のある靴について、トニー・ブレア元英首相のエピソードを交えて紹介しています。ブレア氏は「安い靴は不経済だからね」と、ある靴を履き続けていました。

「本当に価値のある靴を履く」、ブレア氏の靴の選び方

ブレア氏は、1997年に首相に就任して以来、定例の議会質疑応答ではいつも同じ靴を履いていたのです。その年月は、なんと18年間。中部ノーサンプトンにある老舗靴メーカー『チャーチ』でのウィングチップを履いており、靴底の張替えは1回のみ。購入時の価格は150ポンドでした。当時では高額な靴とも言える金額感です。

ここで大切なのは、元首相だから高級靴を履けたという点ではありません。

ビジネスにおいて相手から良い第一印象を獲得し、その人と確かな信頼関係を構築するのに適した靴の条件とは、『きちんと手入れされている』ことです。忙しいなかにも手入れの行き届いた靴を履いていると、より『きちんとした印象』を受けませんか?

『一流の人はなぜそこまで、靴にこだわるのか?』、渡辺鮮彦、クロスメディア・パブリッシング(インプレス)、2017/5/10、ISBN-10:4295400726、ISBN-13:978-4295400721)

人の第一印象は“見た目が55%”も占める!? 元英首相に学びたい靴の選び方とは

高級な靴でも、埃にまみれていればきちんとした印象は与えませんし、逆に高級ではない靴でも、綺麗に手入れがされていれば、相手に良い印象を与えるでしょう。ここで学べることは、人は見た目を大切にする中で、変にお金をかけて見栄えを良くしようとするのではなく、まずは自分に合ったものを探し出し、大切に使うということ。そこに本当の価値があると言えるのです。

その中で、「安い靴は不経済だからね」とブレア氏が語ったように、性能が良く上質な靴を選ぶことが、良いのはないでしょうか。

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