オシャレ上手は、お手入れ上手。汚れた靴を白くする!白シューズのシューケアは、コレで解決!
主張の強い赤や青と違って、何にでも合わせられる万能カラーの白。“まっさら”という言葉が似合いそうなその色は、身につける人の個性に染まって、より魅力を引き立ててくれます。足元に取り入れるだけで全体のトーンが上がるので、白シューズは押さえておきたいアイテムの1つ。ところが、やはり気になるのは「汚れが目立つ」ということ。おろし立てのような白さをキープさせるためには、いったいどうすれば?人気ブランドのアイテムとともに、シューケアの秘訣をご紹介します。
ファッションの幅を広げるカギは、白。
無駄なものはいらない、セットアップで極めたシンプルさ。深いスリットから伸びる脚から視線を落とせば、真っ白いスニーカーが存在感を放ちます。ほどよい脱力感コーデにあなたらしいセンスが宿るのは、白だからこそ。
季節が更新されて寒さが和らぐと、チアフルなカラーアイテムが街中に溢れます。鮮やかな色たちに溶け込まずに、素朴ながらも意志の強さが感じられるホワイトで周りと差をつけたいところ。人気ブランドから白いシューズが数多くリリースされているので、一つひとつ見逃せませんよ。
せっかくの白をキープさせたい!お手入れ方法とは?
毎日のワードローブをアップデートするべく、さっそく白いシューズを取り入れたいところですが、汚れが気になるというのが唯一の難点。「少し汚れる程度だったら、味が出て良い」という方もいますが、「買おうか買わないか、はたまた違う色にしようか…」と思い悩んでしまう方は少なくないはず。しかし、ちょっとしたケアで、本来の白さをキープすることができるんです。
それでは、白いシューズの素材別人気モデルとシューケア方法を見ていきましょう。
キャンバス素材といえばやっぱりCONVERSE!
『CONVERSE(コンバース)』のオールスター生誕100周年記念モデルALL STAR 100<オールスター100>は、撥水加工のシューレースとコーティングハトメにより気になる黒ずみを軽減。ちょっとお天気の悪い日でも、気にせずオシャレを楽しめるお利口なアイテムです。
スポーティーなルックスが今っぽいSAUCONY
今季注目のアスレジャースタイルなら、『SAUCONY(サッカニー)』のKINVARA<キンバラ>にお任せ。スポーツシューズテイストの強いアイテムなのでやや手を伸ばしにくいですが、履きこなせば着こなしのバリエーションがぐんと広がります。
簡単3ステップ!キャンバス素材とメッシュ素材のシューケア方法
①ブラシでホコリを落とす
まずブラシでホコリや泥を丁寧に落とします。ゴシゴシこすらず、優しく払い落すイメージが大事です。
②汚れの種類に合ったクリーナーを使用して汚れを落とす
小さな汚れには消しゴムタイプが扱いやすくオススメです。お手軽なので気になったらすぐに使えます。
シューズ全体の汚れ落としであればシャンプータイプを使用しましょう。 汚れ落としのブラシと残った泡を拭きとる専用のクロスがセットになったタイプが人気です。キャンバス以外にもメッシュ素材やレザー素材にも使えるのもうれしいところ。
③仕上げに防水スプレー吹き付ける
普段から防水スプレーをかけておくことで汚れが浸み込みにくくなり、汚れが付着しにくいだけでなく付いた汚れも落としやすくなり次のお手入れも楽になります。
吹きかけた防水スプレーの溶剤が乾いた後に、もう一度重ねて吹きかけることで撥水効果もアップします。
スケートシューズに多いスウェード素材
レジェンドスケーター、STEVE CABALLERO<スティーブ・キャバレロ>の2ndシグネイチャーとして誕生した、『VANS(ヴァンズ)』のHALF CAB<ハーフキャブ>。オールドスケートモデルもオールホワイトのスウェード素材ならクリーンに印象に。ただし、水洗いをすると接着剤が溶けてシミ汚れになってしまう可能性があるため、適切なお手入れを。
上質で品の良さが際立つスウェードは、日頃よりファッションに取り入れたいこだわりの素材。汚れたらケアするアフターケアより、まずは「汚れにくくするビフォアーケア」を意識しましょう。
スウェード素材のシューケアは履く前と後が肝心!
①とにかく履く前に防水スプレー!
さっそく新しいシューズを履いて出掛けたいところ。ですが、履きおろす前に、防水スプレーを忘れずにかけましょう。防水が効いている状態であると、汚れを革の表面にとどまらせることができるため、汚れが落としやすくなります。
シワになりやすい甲の部分は、3日履いたら再度スプレーがけをするのが目安です。また、雨の日に履いた時には、全体にかけ直すようにしましょう。
先にご紹介した防水スプレーの増量タイプです。頻繁に使用される方はコスパで選ぶならこちらがオススメです。
②お出かけから戻ったら玄関でブラシがけ
履いた後は、スウェード用のブラシを使ってブラッシングを。毛足を逆立てるようにしてホコリを払い終えたら、毛足に沿ってブラシをかけて毛並みを整えて仕上げます。
ホコリが残ったまま雨に濡れたりすると、ホコリの汚れが染み出して取り返しがつかなくなることも。たった数秒のブラッシング、これだけでも長く続ければその効果を実感できるはず。
豚毛を使用しているためコシが強く、起毛素材の奥にからまった汚れも払い落しやすいです。
③汚れ落としはマルチに使えるタイプで
もし汚れが付着してしまった場合は、クリーナーを使うのも1つの手。消しゴムタイプからフォーム(泡)タイプのクリーナーなど使い分けるといいでしょう。
1本でシューズのいろいろな箇所に使えるタイプは用意しておきたいところ。アッパーとソールのつなぎ目など細かいところでも届きやすいです。ナイロン部分はスウェード素材、ラバー部分はヌバック素材にと起毛素材の種類によって使い分けることもできます。
スウェードのシューケア方法を動画でチェック
クリーンなホワイトレザーのスニーカーはみんな大好き!
不動の人気を誇る、『PUMA(プーマ)』のテニスシリーズ。ロゴのワンカラーが白に映える、アクセントの効いた本モデルは限定ものなので、早めにチェックしておきましょう。
スムースレザーを使用しているPUMAのテニスシリーズや『ADIDAS(アディダス)』のSTAN SMITH<スタンスミス>などは、大定番としてハズレのない優秀スニーカー。身につける機会も多くなるからこそ、汚れには気をつけたいところ。上述のスウェード素材のケアと同様、普段から防水スプレーをかけることは変わりませんが、万が一、汚れてしまった場合は以下の方法で解決。
スムースレザーのシューケア方法
①まずは、ブラッシング
ブラシを使って、付着した汚れやホコリをブラシで落とします。
②クリーナースプレーで、汚れを撃退!
レザー・キャンバス両用のスニーカークリーナーを全体に吹きつけます。10〜30秒ほどすると、染み込んだ汚れを浮き上げてくれるので泡と一緒に拭き取り、最後に乾いた布でもう一度表面を拭きあげます。また、汚れがひどい場合には、スプレーをかけた後に使い古した歯ブラシなどでこすると、より効果が期待できます。
スムースレザーのシューケア方法を動画でチェック
日々のメンテナンスが、あなたの色を創る。
製品によって、お手入れ方法が異なることがあるので、取り扱い説明書を見て適切なケアを心がけましょう。毎日の小さな手間が、ファッショニスタへの道標。クリーンでピュアな白を味方に、自分だけのスタイルを楽しんでみては?