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ファッション&ライフスタイル

冬の”アーバンアウトドア“のススメ!『GO OUT』編集⻑・竹下充&スタイリスト・近藤有倫に聞くメンズコーデとアクティビティ

2019.12.26
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冬の”アーバンアウトドア“のススメ!『GO OUT』編集⻑・竹下充&スタイリスト・近藤有倫に聞くメンズコーデとアクティビティ

2019.12.26

アウトドアの要素を取り入れたファッションを街中で多く見かけるようになってきたことを受けて、夏にDOOR by ABC-MARTでお届けした “アーバンアウトドア”ファッションコーデ企画。好評につき今回は、冬のアーバンアウトドア企画をお届け! アウトドアファッション雑誌『GO OUT』編集長・竹下充さんと、アウトドアファッションに精通しているスタイリスト・近藤有倫さんが、<ダナーフレッド ミドル(DANNER FREDDO MID)>に合わせたファッションコーデをご提案。併せて、冬のアウトドアファッション・コーデのポイントやトレンド、今注目しているアクティビティなどについてもお話を伺いました。

冬の”アーバンアウトドア“のススメ!『GO OUT』編集⻑・竹下充&スタイリスト・近藤有倫に聞くメンズコーデとアクティビティ

竹下充
1979年、広島生まれ。大学卒業後の2002年に、関西のストリート・ファッション誌で編集者としてのキャリアをスタート。上京後、ニューズ出版(現 三栄)にて『FUDGE』の編集などを経験した後、2007年に『GO OUT』の創刊編集長となる。2013年には『THE DAY』の創刊編集長に就任。<TOKYO OUTDOOR SHOW」の実行委員も兼任している。

冬の”アーバンアウトドア“のススメ!『GO OUT』編集⻑・竹下充&スタイリスト・近藤有倫に聞くメンズコーデとアクティビティ

近藤有倫
1987年、東京生まれ、スタイリスト鈴木肇に師事。2016年独立。メンズカジュアルのスタイリングをメインに、ストリートからドレスまで専門的な知識で細部にこだわるスタイリスト。

アウトドアファッションにある「スペックを着ることの楽しさ」

──前回に続いて、今回は冬のアーバンアウトドアについて教えていただきたいのですが、まず冬のコーデのポイントはどの辺りにありますか? 

竹下 この『ダナー(DANNER)』のブーツを含めて、冬に関して言うと、アウトドア向けのファッションアイテムは温かくて、軽くて、着ていて気持ちが良いとか機能的なものが沢山あるので、せっかく着るのであればそれらをうまく取り入れてあげるのが良いのかなと思います。

冬の”アーバンアウトドア“のススメ!『GO OUT』編集⻑・竹下充&スタイリスト・近藤有倫に聞くメンズコーデとアクティビティ

近藤 そうですね。それにアウトドアウェアもスペックの高さに加えて、デザインやシルエットが、街で着る用に落とし込まれたアイテムが増えてきているので、それらを上手く着られたら、いわゆるアウトドアファッションみたいなコーデにはならないのかなと思います。

竹下 あと、個人的にアウトドアファッションにおいて、「スペックを着ることの楽しさ」はあると思っています。「この機能が要るか要らないかは分からないけど、着ていて気持ち良い!」とか。それを言いたくて着ているようなところもありますし、アクセサリーにもどこか似ていますね。

近藤 確かに、男心をくすぐられるところはありますね。アウトドアウェアに限らず、例えば男性はリーバイスとかでも「これ○○のヴィンテージなんだよね」って言いたいんですよ。

冬の”アーバンアウトドア“のススメ!『GO OUT』編集⻑・竹下充&スタイリスト・近藤有倫に聞くメンズコーデとアクティビティ

──性能が高いことの利便性だけでなく、「着ていて楽しい、気持ち良い」といった“内”に向けてのアーバンアウトドアという観点は面白いですし、ぜひみんなにオススメしたいですね。

近藤 スペックの高いものを着ることでテンションが上がりますし、それってもしかしたら女性がメイクをすることでテンションが上がるのに近いのかもしれません。もちろん気分的な要素に加えて、実際に着ていて安心感がありますし、着心地は良いですよね。あとは普段着用していたものが、実はアーバンアウトドアだったみたいなこともあると思います。もし、自分がよりアーバンアウトドアな格好をしたいのであれば、そういうブランドでコーデをすべて揃えるのではなく、2点ほどアイテムを取り入れるとやりすぎないスタイルを作れるのでオススメです。

アウトドアで今盛り上がりを見せる「釣り」と「冬キャンプ」

──前回の記事では竹下さんが、アウトドア・アクティビティでの注目は「釣り」と仰っていましたが、それは現在進行形で続いていますか? 

竹下 釣りは本当に今注目されていますし、来年はもっと流行ると思います。

近藤 フィッシングウェアも色々出ていますしね。あと、登山というよりはキャンプ。

竹下 冬キャンプの人気も出てきましたね。12月14・15日に<GO OUT CAMP 冬 2019>というイベントを静岡県の宿泊施設「ふもとっぱら」で開催したのですが、マックスの寒さでマイナス5℃位になるにも関わらず、10日程度でチケットが完売したのには驚きました。

冬の”アーバンアウトドア“のススメ!『GO OUT』編集⻑・竹下充&スタイリスト・近藤有倫に聞くメンズコーデとアクティビティ

──暖かい時期のキャンプに慣れた人たちが次のステップに進んだ感はありますね。

竹下 あとはやっぱり、アウトドアで使うモノが良くなったのは大きいかもしれません。ウェアもギアも軽くなって、小さくなって、使いやすくなっている。このダナーのブーツにしても昔だったら、冬にこんなに軽くて暖かくて滑らないものは存在しなかったのに、今ではこれがあれば雪国でも寒さ知らずで歩くことができる。ひと昔前は重くて大きくて固いブーツを履かなきゃいけなかったですし、こんなに手軽に買うこともできなかったですから。

近藤 これに関して言えば、“ダナー”っていう安心感はありますよね。トレッキングをルーツに持つ、有名なマウンテンブーツのブランドが出しているアイテムなので。

──アウトドアアイテムに詳しい人はこういうブーツを1足は持っているかもしれませんが、一緒にキャンプに行く友だちが持っていない、なんてケースもありますよね。

竹下 このダナーはそういうときに勧めやすいかもしれませんね、それこそ冬キャンプとか。あと、東京に居ても年に何回かは大雪が降るじゃないですか。そういうときに「靴が濡れて寒い」って言っている人をよく見かけるので、そういうときのために「一家に一個は懐中電灯を置いておこう」みたいな感覚で、1足ぐらいはこういうハイスペックなブーツを持っていると安心だと思います。

冬の”アーバンアウトドア“のススメ!『GO OUT』編集⻑・竹下充&スタイリスト・近藤有倫に聞くメンズコーデとアクティビティ

ダナーを取り入れた冬のアーバンアウトドアコーデをご紹介

竹下さんのアーバンアウトドアコーデ①

冬の”アーバンアウトドア“のススメ!『GO OUT』編集⻑・竹下充&スタイリスト・近藤有倫に聞くメンズコーデとアクティビティ

コート/ゴールドウィン
インナーダウン/モンベル
ネルシャツ/スタンダードカリフォルニア
パンツ/グラミチ
シューズ/ダナー
ニットキャップ/テイラースティッチ
ダナーのお問い合わせ先
スタンプタウン渋谷店 tel:03-3477-0658
https://www.stumptownjapan.com/

「今回もアウトドアブランドのアイテムを使いながら、アーバンということ念頭に置いて考えました。例えばこのコートはゴールドウィンで、パンツはグラミチを合わせています。最近の傾向として、こういったアウトドアスペックを備えながら街で着る用にシルエットなどを変えたものが多く、アウトドアメーカーもデザインが良いものをどんどん開発するようになってきているんですね。なので街で着ていても『あの人、山に登りそうだね』なんて思われることが無くなってきているのではないでしょうか。」

竹下さんのアーバンアウトドアコーデ②

冬の”アーバンアウトドア“のススメ!『GO OUT』編集⻑・竹下充&スタイリスト・近藤有倫に聞くメンズコーデとアクティビティ

ダウンジャケット/Rub
フリース/アイスブレーカー
パンツ/ゴールドウィン
シューズ/ダナー

もう1パターンのコーデでは、冬らしく暖かなダウンを中心にスタイリング。そしてブラックのダナーのブーツに合わせて、モノトーンで全体をまとめることでアーバン感を醸し出しています。落ち着いた色味とちょうど良いシルエットのアイテムを選ぶことで、いわゆるアウトドアファッションではなく、30〜40代の男性が街で着ていても浮かない洗練された印象に。

DANNER

FREDDO MID B200 PF フレッド ミドル D120065 BLACK

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近藤さんのアーバンアウトドア・ファッションコーデ①

冬の”アーバンアウトドア“のススメ!『GO OUT』編集⻑・竹下充&スタイリスト・近藤有倫に聞くメンズコーデとアクティビティ

「全体としてゴールドウィンのコートやデサントポーズのコートなどを今回選んだのですが、これらは1枚でアーバンアウトドア感を出せるアイテムです。着用のコーデは、普段みなさんが着るようなパーカーに化繊のアイテムを合わせています。1つはベストをメインに作っているレフトというブランドのウェア。パンツはいわゆるトレッキングとかで使える素材で、タックが入っていてテーパードになっている今っぽいシルエットのものを選びました。僕も竹下さんと同じく、カラー的には黒を中心にまとめています。」

近藤さんのアーバンアウトドア・ファッションコーデ②

冬の”アーバンアウトドア“のススメ!『GO OUT』編集⻑・竹下充&スタイリスト・近藤有倫に聞くメンズコーデとアクティビティ

撮影協力:ピルグリム サーフ+サプライ
コート/デサントポーズ
シャツ/ピルグリム サーフ+サプライ
カットソー/ピルグリム サーフ+サプライ
パンツ/アブガルシア
シューズ/ダナー
ニットキャップ/ピルグリム サーフ+サプライ

冬の”アーバンアウトドア“のススメ!『GO OUT』編集⻑・竹下充&スタイリスト・近藤有倫に聞くメンズコーデとアクティビティ

ダウンジャケット/スノーピーク
ジャケット/ザ・ノースフェイス パープルレーベル
カットソー/ピルグリム サーフ+サプライ
パンツ/ザ・ノースフェイス パープルレーベル
シューズ/ダナー
キャップ/ピルグリム サーフ+サプライ

別パターンのコーデでは、スノーピークのショートブルゾンやアブガルシアのベージュパンツなどをチョイス。これらは、キャンプベースのスノーピークと、フィッシングベースのアブガルシアが街着向けに落とし込んだアイテムであり、アーバンアウトドアが多様化してきていることを象徴するようなアイテムと言えるでしょう。

DANNER

FREDDO MID B200 PF フレッド ミドル D120065 KHAKI

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機能性とデザイン性を併せ持った“スニーカー感覚”のブーツ

今回のファッションコーデで着用したのは、寒冷地仕様に開発されたハイスペックモデルでありながら、街履きにもぴったりのデザインが魅力のスノーブーツです。

冬の”アーバンアウトドア“のススメ!『GO OUT』編集⻑・竹下充&スタイリスト・近藤有倫に聞くメンズコーデとアクティビティ

冬の”アーバンアウトドア“のススメ!『GO OUT』編集⻑・竹下充&スタイリスト・近藤有倫に聞くメンズコーデとアクティビティ

ライニングには防水メンブレン素材のダナードライ、中綿には軽量で断熱性に優れたシンサレート、アッパーには撥水性の高いリップストップナイロンを採用して高い防水性と保温性を実現。さらに、ビブラムソールが都会のアスファルトでも優れたグリップ力を発揮します。こういったタイプのブーツでミッドカットは珍しく、スニーカー感覚で気軽に履ける印象。スリッポンタイプは日常的に履きやすく、適度なボリューム感も冬ファッションにぴったりです。

「こういったタイプでビブラムソールを使っているのは珍しい。ジッパーがあるのは気が利いているし、フィット感がありますね。あとは、ダウンじゃなくてオリジナルの防水素材であるダナードライを使っているのが良いし、最近はこういったシンサレートのような中綿素材を使っているものが定番になってきていて、やっぱり機能的ですね。」(近藤)

冬の”アーバンアウトドア“のススメ!『GO OUT』編集⻑・竹下充&スタイリスト・近藤有倫に聞くメンズコーデとアクティビティ

「アウトドア用の素材が進化して、合成繊維の性能が格段に上がってダウンに匹敵する暖かさのものを作れるようになっています。性能面でもダウンの弱点でもある水に弱いところを克服していたり、動物の毛を使わないので自然環境に優しいって面もあるかもしれません」(竹下)

冬の”アーバンアウトドア“のススメ!『GO OUT』編集⻑・竹下充&スタイリスト・近藤有倫に聞くメンズコーデとアクティビティ

今回のシューズは、スニーカーに比べてボリューム感がある点と、全体のコーデのバランスを考えるとワンサイズ小さめがオススメ。できれば試着してから購入するとGOOD! 

一昔前までは“アウトドア=山“というイメージが一般的でしたが、今はその楽しみ方も細分化し、それに伴ってアウトドアファッションも多様化しています。そしてアウトドアブランドだけでなく、ファッションブランドもアウトドアで着られるスペックのアイテムを続々とリリースするなど、アーバンアウトドアの楽しみ方も広がりを見せてきていると言えるでしょう。今回のダナーのブーツはもちろん、コーデで紹介していただいたアイテムは機能もオシャレも楽しめるものばかりなので、ぜひあなたの冬のファッションに取り入れてみてください! 

ダナーのアイテムをチェック

interview&text by ラスカル(NaNo.works)
photo by Kohichi Ogasahara

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