【街に馴染むあの頃の定番スニーカー】シンプルさと自分らしさ・ニューバランス『ML725』
例えば、1990年代ごろの、その昔。僕たち私たちを魅了してやまなかった、あのブランドのあのモデルのスニーカー。カッコよくって光輝いていて、手に入れるために必死に頑張ったっけ。
……と、エモな思い出が蘇ってくる世代も、当時はまだ幼かった若者世代も。
あの頃のスニーカーには、どこか特別な意味がある。だから今もなお愛され、リバイバルするのだろう。
本特集では、そんなスニーカーを愛用している、“kicksラバー”にインタビュー。愛してやまない“あのモデル”について、たっぷりと話を聞きました。
あの頃の定番スニーカー・ニューバランス『ML725』の魅力
今回話を聞いたのは、『ニューバランス(NEW BALANCE)』ML725を愛用していている@kentakenta816さん。
――生活においてスニーカーとどのようにかかわっていますか?
アパレルで働いてます、25歳です! 店頭に立つため、スニーカーは毎日履いています!
――購入した理由やキッカケは?
24歳の誕生日に彼女がプレゼントしてくれました! いろんなお店を探し回ってくれたそうで、普段から私が「他人と被らないようなもの」を好むので、たくさん考えてくれたんだなと思って嬉しかったです!!
――お気に入りのポイントは?
小さい「N」とその縁の色のベージュ。シンプルで主張は少なめですが、「細かいデザインまでこだわってるよ!」と垣間見えるところ。
――履く際のコーディネートやスタイリングでこだわっていることは?
シンプルなので、何でも合わせやすい! アイボリーやベージュ系のパンツと合わせる時に足元がアクセントになるのでグッドです。トップスネイビー+パンツデニムなど、スニーカーのカラーと同系色で合わせた時のまとまりもグッドですね。
――kicksラバーになったキッカケは?
Instagramを見ていたら、NEW BALANCE ML2002 RV1がオンラインで先行販売という投稿を目にして、デザインに一目惚れし一瞬で購入を決意。人気の2002モデル、かつ国内限定販売だったので、発売日はオンライン販売サイトに繋がるかヒヤヒヤでした。無事購入できたのですが、販売スタートから数時間後には全部売り切れてましたね。
――あなたにとってスニーカーとは?
個性の出しどころ。
――90年代のファッションやスニーカーへの思いを教えてください
僕は当時のヒップホップ、スケーターカルチャーに影響を受けているうちの一人です! 音楽やスケボーはやっていないけど、「ファッション」や「フリースタイルフットボール」というカルチャーで自身を表現しています。当時の人たちは、社会への反発や個性の主張をファッションや音楽で表現していたと何かの本で読みました。
着こなしや、当時流行ったアイテムなどを「カッコいいな」と思いながらSNSや雑誌をよく見ています。けれど憧れて真似をするだけではあんまりカッコよくないと思うので、そこに自分ならではの好き(ミリタリーやアウトドアなど)をプラスしたり、自分のファッションブランドを作っちゃったりと「自分らしさ」を持つことは意識しています。
ただ、自分らしさを誰かに強要するのは違うと思っていて。他人からすれば分かりづらい部分でも「自分はこだわってるんやぞ」っていう自己満足をこっそり持ってることも大事かなと思ってます(笑)。
あの頃の定番スニーカー・ニューバランス『ML725』とは
ニューバランスの2000年代のランニングスタイルからインスパイアされた流麗なデザインで展開する人気のLIFESTYLEモデル「ML725」を、スエード/メッシュアッパーで上質に仕上げた“LEGACY PACK”。重厚さとスポーティさを程よくミックスした佇まいが足元を個性的に演出し、クッション性とグリップ性に優れたミッド&アウトソールが快適な履き心地を提供。