【関連記事はこちら】
【街に馴染むあの頃の定番スニーカー】自分のスタイルに不可欠なもの・ニューバランス『990』
0
【街に馴染むあの頃の定番スニーカー】自分を癒してくれる相棒・ニューバランス『990』
例えば、1990年代ごろの、その昔。僕たち私たちを魅了してやまなかった、あのブランドのあのモデルのスニーカー。カッコよくって光輝いていて、手に入れるために必死に頑張ったっけ。
……と、エモな思い出が蘇ってくる世代も、当時はまだ幼かった若者世代も。
あの頃のスニーカーには、どこか特別な意味がある。だから今もなお愛され、リバイバルするのだろう。
本特集では、そんなスニーカーを愛用している、“kicksラバー”にインタビュー。愛してやまない“あのモデル”について、たっぷりと話を聞きました。
あの頃の定番スニーカー・ニューバランス『990』の魅力
今回話を聞いたのは、『ニューバランス（NEW BALANCE）』990を愛用していている@nb_sneakers_1906さん。
――生活においてスニーカーとどのようにかかわっていますか？
私は営業の仕事をしていて、ほぼ毎日スーツを着て都内を歩き回っています。スーツなので、もちろん足元は革靴です。スニーカーは仕事終わりや、休みの日の気分転換に大切に履いています。
――購入した理由やキッカケは？
普段革靴しか履かないので、オフの日はせっかくだったら履き心地が良いスニーカーが欲しいと思い、何気なくNB（ニューバランス）の銀座店に足を運んだのがキッカケです。
そこでの店員さんの接客が素晴らしかったのを今でも覚えています。目当てのものがあったわけではないのですが、足の測定から丁寧に接客していただき、自分にピッタリの一足を選んでいただきました。
――お気に入りのポイントは？
履き心地とデザインです。
特にこの990v6の履き心地は、クッション性が高いだけでなく、反発性も感じられるので、歩いていると勝手に次の足が踏み出せるような感覚になります。特に普段革靴しか履かない私からすると感動するレベルで、歩くことを楽しくしてくれる一足です。
デザインは、全体がグレーで落ち着いていますが、細部を見ると色々な種類のグレーが使われているので、複雑でありながら統一感があるというところがNBならではで気に入っています。
スニーカーを履くと革靴などと比べて若々しい印象になるかと思います。私は35歳なのですが、周りから年齢が低く見られがちです。なので、スニーカーを履くとさらに若く見られてしまって子供のような印象になってしまうことも。ただ、NBは落ち着いた配色のものが多いので、他のスニーカーと比べて大人っぽく見られるというところも、自分に合っていてとても気に入っています。
――履く際のコーディネートやスタイリングでこだわっていることは？
革靴と比べてボリューム感がある足元になるので、全体のバランスを考えてワイドパンツを履くようになりました。なかでも裾にドローコードが入っていて絞れるパンツだとNBが隠れないので、気に入ってよく履いています。
――kicksラバーになったキッカケは？
私はNB専門なので、kicksラバーというよりも、NBラバーなのかもしれません（笑）。
購入したキッカケのエピソードにも書きましたが、販売する方や作り手の情熱が、手に取る商品から伝わってきたことがキッカケです。ほとんどの方が見た目を重視してスニーカーを選ぶと思うのですが、見た目はもちろんのこと、履き心地まで追求した商品作りはNBならではだと思っています。
履いてみないと違いがわからないところにまでこだわっている、という姿勢に感銘を受けています。
――あなたにとってスニーカーとは？
自分を癒してくれる相棒です。
どんなに仕事で疲れても、革靴からスニーカーに履き替えて街を歩くと、足が気持ち良く、とても楽しい気持ちにさせてくれるからです。
――90年代のファッションやスニーカーへの思いを教えてください
私が産まれた頃なので、当時のスニーカーブームは経験していません。
ただ、その頃にスニーカーにハマっていた方が、今でもスニーカー市場を牽引してくださっているような気がしています（特にNB）。
これからは、若い世代の趣向にも刺さるスニーカー作りをして、若い世代の中でブームが起こるようにしていかないと、この先は生き残っていけないのではないかと勝手に思っています。
若い世代にも少しでも良さが届けば良いなと思いながら、これからも自己満足に発信していこうと思っています。
あの頃の定番スニーカー・ニューバランス『990』とは
「1000点満点で990点」というところから名付けられたという「990」モデルは、1982年に当時の最先端の技術を集結させ、満を辞してデビューしました。その後995→996→997……とアップデートしながら990番台が一通り登場し、990モデルに原点回帰。品番を変えずにデザインや機能をアップデートしながら990v2が発売され、生誕40周年を迎えた現在では、6代目の「990v6」まで発売されています。
