GREENROOM FESTIVAL’17<グリーンルーム フェスティバル>で開催のHOUSE OF VANS<ハウス オブ ヴァンズ>イベントレポート!
『VANS(ヴァンズ)』がそのルーツであるアート/ミュージック/スケート/ストリートカルチャーをベースに、NYやロンドンなど世界各国の都市で展開してきたカルチャーイベントHOUSE OF VANS<ハウス オブ ヴァンズ>。ライブステージ、アート展示、ワークショップをミックスさせたそのイベントが、HOUSE OF VANS@GREENROOM FESTIVAL’17として、5月20日(土)21日(日)についに日本に本格上陸を果たしました。
会場を横浜の赤レンガ地区とし開催された、サーフやビーチカルチャーをルーツに、音楽とアートを融合させる都市型野外フェスGREENROOM FESTIVAL<グリーンルーム フェスティバル>。
京都出身のモデルであり、感覚ピエロ、さユり、Awesome City ClubらのMVや、レスリー・キー監督作品『Life is…』への出演により、演技でも注目を集める田中真琴さんをナビゲーターとして、フェス会場をレポートします!
伝説の4人とコミュニケーションできる【VANS LEGENDS MEET & GREET】
5月にも関わらず真夏のような日差しが降り注いだこの日、横浜赤レンガ倉庫の目の前に設置された特設ブース前に大きな人だかりが。VANSの歴史を感じさせるスタイリングがなされたブースにいたのは、VANS USAからやってきたスケート・サーフシーンをリードしてきたレジェンドTony Alva<トニー・アルバ>、Steve Caballero〈スティーヴ・キャバレロ>、Joel Tudor<ジョエル・チューダー>、Eric Dressen<エリック・ドレッセン>の4名。
これには「えっ、本当に!? レジェンドが来てるの!?」と、通りかかったファンから驚きの声も上がる場面も。4人はそれぞれのスタイルでくつろいだり、メディアからの取材を受けながらも、合間を縫って会場を歩きファンとの交流、ノベルティ配布やサイン会を行っていました。田中さんもTony Alvaに「すてきだね」と笑顔を褒められ、特別にサイン入りのステッカーもゲット!
特設ブースは、これまでレジェンドが使用してきたスケートボードや活動写真など、VANS50年の歴史を語るにふさわしい展示がずらり。ソファやヴィンテージ感のあるウォールがカリフォルニアの雰囲気を演出していました。
世界レベルのスニーカーカスタムと3D塗り絵を体験【SABOTAGE WORKSHOP】
そしてこちらは、VANSブースの一角で行われたスニーカーカスタマイズのワークショップ。開場直後から多くの人が集まり熱気に包まれていましたが、それもそのはず。シンガポールを拠点に活動するグラフィックアーティスト集団であり、スニーカーカスタマイザーとして世界的に知られるアーティスト集団SABOTAGE<サボタージュ>主宰のMark Ong<マーク・ウォン>が来日し、自らワークショップを監修していたのです。
応募も殺到し、定員オーバーのため抽選となったそうですが、幸運な参加者のみなさんは、その世界トップクラスの発想や、精巧なハンドペインティング技術を間近にしながら、自らのカスタムに勤しんでいました。
また、ワークショップ後に開催されたのが【塗り絵】。といってもただの塗り絵ではありません。VANSスニーカーの展開図がプリントされた用紙にサインペンでグラフィックや文字を描き、それを写真にとって専用サイトにアップすると…なんと3Dグラフィックに!自由自在に好きな角度から自分のオリジナルスニーカーを楽しめるため、擬似的にスニーカーカスタムを体験できるのです。実際にカスタムする前の、予行練習としても使えそう。
まさかの無料で豪華ライブを楽しめる【House of Vans at Greenroom Festival】
赤レンガ倉庫の目の前に新設されたREDBRICKステージにおいて、2日間にわたり入場無料で行なわれるのが、豪華アーティストによるスペシャルライブ!ジャズバンドとヒップホップの融合で注目のSANABAGUN.、Tommy Guerrero<トミー・ゲレロ>の盟友であり、ミュージシャンかつ現役のプロスケーターでもあるRay Barbee<レイ・バービー>、RIZE の JESSE を中心に結成された話題のバンドThe BONEZ、新世代バンドの雄として注目されるnever young beach、多くのミュージシャンからも支持を集めるYOUR SONG IS GOODなどのパフォーマンスは、それだけで1つのフェスとして成り立つほどの充実ぶりでした。