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靴の中で靴下がずれる・脱げる……解決方法は?

2025.09.24

歩いている時や、満員電車に揺られている時、いつの間にか靴下がずり落ちてくる。ひどい時には、靴の中で脱げてしまうことも……。そんな経験はありませんか?そのまま放置するのも不快だし、人目につくところで靴下を頻繁に直すのもはばかられるもの。実は、靴下のずれは原因を知れば対処しやすくなるんです。今回は、靴の中で靴下がずり落ちたり、脱げてしまったりする原因と対策についてご紹介します。

靴下が脱げやすくなる5つの理由

靴の中で靴下がずれる・脱げる……解決方法は?

そもそもどうして靴下が脱げてしまうのでしょうか? 靴の中で靴下が脱げてしまう主な理由を見てみましょう。

靴や靴下のサイズが合っていない

サイズの合わない靴を履くと、靴下と靴の間にすき間ができます。そのまま歩き続けると、靴の内側と足が摩擦を起こして、少しずつ靴下がずれてしまいます

また、靴下のサイズが合っていないことも、靴下がずれてしまう原因です。
0.5cm刻みでサイズを選べる靴と違って、多くの靴下のサイズは幅を持たせています。選ぶ靴下の種類によっては足に合っておらず、少しの摩擦や動きでも靴下がずれてしまうのです。

加えて、人の足は左右対称ではありません。片方の足にはぴったりと合う靴下でも、もう片方の足には大きいケースもあります。いつも同じ足の靴下が脱げてしまう人は、足のサイズや形の違いが原因かもしれません。

靴下の素材や形状

靴下の素材に原因があることも。特に、肌触りが良い化学繊維でできた靴下は、履き心地が良い一方で靴との摩擦が減るので滑りやすく、すぐにずれてしまうことがあります。
フットカバーのように浅履きの靴下も、ロングソックスに比べて脱げやすいです。

寿命による靴下の劣化

靴下の劣化が原因になっていることもあります。靴下は履き続けるうちに生地が薄くなったり、クタクタになったりするものです。特に、靴下を固定するための口ゴムがヨレたり、生地の伸縮性が落ちたりすると、靴の中でずれやすくなってしまいます。
劣化によって靴下が滑りやすくなったり、穴が空いたりして履き心地も悪くなるため、シーズンごとに買い替えるのがオススメです。

靴下の履き方

日頃、靴下の履き方を気にしている人は多くないかもしれません。しかし、靴下の履き方が問題でずれたり、脱げたりといったトラブルが起こることも。

適当に履いていると、足と靴下の形状が合っていない場所に隙間ができたり、摩擦が生じたりして、靴下が脱げやすくなってしまいます。靴下は、かかとと向きを合わせて履くことを意識しましょう。

歩き方に問題があることも

靴の内側の底と足の裏の接触面は、靴を履き続けるうちに凹凸がなくなり滑りやすくなります。長く同じ靴を履き続ける場合はもちろん、足を上げずに歩くすり足のような歩き方は足の接触面の摩耗を早め、靴下が脱げやすい環境を作ってしまうのです。

また、片足に重心が偏りがちな歩き方をする人も注意が必要です。重心が一方の足に偏ると、その足の接触面の摩耗が早まり、片方の足の靴下ばかりが脱げてしまうことにつながります。

靴下のずれや脱げを防ぐ対策7選

靴の中で靴下がずれる・脱げる……解決方法は?

靴下が脱げないようにするためには、原因に合わせた工夫が必要です。「靴下がすぐに脱げてしまう……」とお悩みの人は、靴の履き方や靴下の選び方を見直してみましょう。

サイズが合った靴や靴下を身につける

靴や靴下を選ぶ際には、まず自分の足のサイズをきちんと測りましょう。足のつま先(親指)からかかとまでの距離を測り、それに最も近いサイズを選ぶのが理想的。

靴下のサイズは幅を持たせていたり、大まかに分類されたりしていることも多いのでわかりにくいかもしれませんが、履き心地にゆとりがある人は今履いている靴下が足にフィットしているか確認してみましょう。

脱げにくい靴下を選ぶ

「脱げにくさ」を重視している靴下を選ぶのもオススメ。例えば、立体裁断製法や、内側に滑り止めのついた靴下は、足にフィットしやすく脱げにくくなります。
五本指ソックスのように、足指までしっかりホールドしてくれるデザインも脱げにくさを解消してくれます。

サポート力のある靴下を選ぶ

サポート力のある靴下を選ぶのもポイント。かかと部分が補強されていたり、アーチ(土踏まず)をサポートする機能がついたりしている靴下は、靴下のずれを防いでくれるので安定感があります。
履き口に滑り止めが施されていて、足にフィットしやすい靴下も、脱げにくくなるのでオススメ。

靴下を定期的に買い替える

それほど人目につくものでもないからと、薄くなった靴下をいつまでも履いていませんか? 足や靴との摩擦によってすり減った靴下は、靴の中で脱げやすくなってしまいます。生地が薄くなったり、ゴムが伸びたりした靴下は履き続けないようにして、足にフィットする靴下を用意しましょう。

ハイソックスを履く

パンプスやデッキシューズなど、靴から靴下を見せたくない場合に履くフットカバーやくるぶし丈の靴下は、少しのずれで脱げてしまいます。靴下が脱げては困る場合には、ハイソックスを履くことをオススメします。

歩き方を見直す

すり足や体の重心の偏りによって靴下が脱げやすくなっている場合には、歩き方そのものを改善する必要があります。重心を体の真ん中に置くよう心掛け、しっかりと足を上げて歩きましょう。

パンプスにはインソールを

靴ひもがなく、履き心地を調整するのが難しいパンプスは、靴の中で足が滑りやすいもの。そのような靴を履く時は、インソールや滑り止めを活用してみてはいかがでしょうか。靴と足のフィット感を高めたり、滑りにくくしたりすることで、靴下が脱げるのを防ぎやすくなります。

インソールを見る

他にも、糊で靴下を肌に貼り付けて使用するソックタッチやソックガーターといったアイテムを使って、靴下を固定してみるのもオススメです。

靴の履き方もポイント

靴の中で靴下がずれる・脱げる……解決方法は?

靴の履き方も、靴下がずれたり、脱げたりするのを防ぐためのポイント。靴を履く時の基本は「かかとを合わせること」です。

つま先をトントンして履いている人は多いかもしれませんが、足を靴に入れた後は、かかと側を地面に軽く打ち付けるようにして、足の位置を調整しましょう。
靴ひもがある場合は、足の位置を調整してからひもをしっかりと締めると、歩いている最中に足が動いたり、靴下がズレたりするのを防げます。

「靴下が脱げる」小さな悩みはこれで解消!

靴下は、靴や靴下のサイズが合っていないことや、靴の内側のすり減りなどが原因で起こります。足元の小さなストレスを取り除くため、今回ご紹介した対策をぜひ試してみてはいかがでしょうか。

靴下は、機能性だけでなくオシャレにもこだわって商品を選びたいもの。靴下をお探しの人は、次の靴下もぜひご確認ください。

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