【フォトレポ】モデルのジジ・ハディッドが来日!リーボック クラシックとのコラボレーションによるカプセルコレクションを披露!ライブ&ダンスも
『リーボック(Reebok)』のグローバル・アンバサダーであるジジ・ハディッドが来日! 彼女が手がけたカプセルコレクションのローンチパーティーでもあり、90年代に登場し、今シーズン復刻を果たした<アズトレック(AZTREK)>の 世界観も表現された『Reebok CLASSIC presents ~FUTURE NOSTALGIA〜』。11月14日、渋谷CASE Wで開催されたこのパーティーの模様を潜入レポします。
インフルエンサー集結!クラブさながらのDJ&ドリンクで大盛況
渋谷と原宿の中間に位置するポップアップ・スペースであるCASE Wの壁面には、今シーズンのリーボックのティザーが投影され、道ゆく人の注目を集めていました。パーティーに入場できるのは限られたインフルエンサーやショップ関係者だけで、皆、一様にジジ・ハディットの登場を待ち構えている印象。
会場内はブラックライトが懐かしいクラブのイメージのエントランスからすでに90年代を彷彿させます。大盛況の会場内にはDJ SARASAがスピンするちょっと懐かしめのヒップホップやR&Bが流れ、来場者の会話も弾みます。ドリンクメニューもコロナビールやウーロンハイ(!)など、往年のクラブイベントを思い出させるところも。
ジジ・ハディッド登壇!コレクション披露、Q&Aも
そして来場者最大のお目当てであるジジ・ハディッドが登場! 彼女がデザインしたカプセルコレクションからブラックの「AZTREK GIGI」のシューズとフィットネスウェアというカジュアルな出で立ちながら、ゴージャスなオーラを漂わせていました。
今回手がけたコレクションについてジジは、「リーボックといえばクラシックのイメージがあると思うんですけど、私も幼い頃から馴染みがあって大好きなブランドなんです。今回はそれを現代のデザインにしたらどうなるかな? と思って形にしました。今、ビンテージショップや古着屋さんに行かないと手に入らないような懐かしいデザインや形を2018年にアップデートしたような色や形、デザインだと思いますね。全体的に今回のコレクションは90年代にフォーカスした内容になっているんです」と説明。彼女自身は90年代生まれなので、リーボックの精神や当時のデザインを勉強して形にしたそう。
そこで実際のローンチより一足早く「AZTREK GIGI」を披露すべく、日本語で「いち、に、さん!」の掛け声とともにベールが取られ、コレクションが姿を現しました。
さらにジジへの15の質問と称して来場者からあらかじめ募ったQ&Aをスピーディに展開。好きなファッションはコンフォタブル、楽な格好と答えて笑わせたり、日本で一番行きたいところは? と聞かれ、この日の午前中に早速、東京ディズニーリゾートへ出かけたことも教えてくれました。また、好きな日本食は「ラーメン!」と即答し、親しみやすいキャラクターが全開に。また、リラックス法としては料理をしたりアートを鑑賞することと言い、どんな人が素敵だと思うかという質問には、女性は優しい人、男性は思慮深い人と答えてくれました。
多忙なジジは、飛行機の時間があるということで、20分弱の登壇を終えて、会場を後にしました。彼女のカプセルコレクションは12月上旬から店頭で販売予定とのこと。
これまでアンバサダーとして活躍してきたジジ。カプセルコレクションにも参画してもらった経緯は、彼女自身がフィットネス部門も合わせてライフスタイルの充実をアピールしていることから、プロダクト作りにも関わってもらいブランドの顔として活躍してもらうためなのだとか。ファッションのみならず、ライフスタイルも取り入れたい部分が多いジジならではの今後の情報発信も楽しみです。
リーボッククラシック ジジ ハディッド コラボ AZTREK GIGI アズトレック DV6514 19SP BLK/GLD
リーボッククラシック ジジ ハディッド コラボ AZTREK GIGI アズトレック ジジ DV6513 19SP CHALK/RED
ヒップホップシンガー、DJ、ダンサーらの白熱パフォーマンス!
DJやライブ、ダンスバトルも「FUTURE NOSTALGIA」のコンセプトに沿ったラインナップ。リーボック クラシックとのコラボMVである「Reebok CLASIC × kZm【Sect YEN feat. AWICH】」でドープな世界観を見せてくれたヒップホップ・シンガーAWICHはタフでセクシーなステージングで魅了。ステージを降りて来場者にも迫る(!?)パワフルなライブを展開しました。
90年代のスマッシュヒットをスピンするDJ JOMMYが場を温めた後は、世界のヒップホップ・ダンスバトルで注目されているダンサー10名が、ヒップホップとクラッキングの2スタイルに分かれて対決。来場者もステージ上や階段から熱いバトルを観戦。ビートに合わせてクラップするなど、ストリートで展開するダンスバトルに参加しているような気分を味わえました。
さらにラッパー兼フォトグラファーや、グラフィティとディレクションを兼任するなど、クロスジャンルで活躍するアーティスト集団TOKYO VITAMINが登場。DJ&ラッパーのパフォーマンスで、90年代カルチャーを現代の視点で解釈し、「FUTURE NOSTALGIA」とリンクするパフォーマンスを見せてくれました。
アズトレック展示にはシーズナルモデルなどがラインナップ!
1993年にリリースされたランニングシューズであるアズトレック。今年の7月にオリジナルカラーの復刻があり、FWにはシーズンカラーが販売。
今回、会場にはスポーツシューズの名作を数多く手がけてきたChristian Tresser(クリスチャン・トレッサー)によってデザインされた90年代のアズトレックのカラーリングに着想を得てデザインされた2018FWシーズナルモデルである「AZTREK 90s」、モノトーンでまとめたカラーリングにサイドロゴの差し色が生える「AZTREK BK」、そしてジジ・ハディットが手がけた「AZTREK GIGI」が展示されていました。
ダッドシューズのトレンドとマッチ。復刻版アズトレックの魅力
展示内容でも触れたように、アズトレックは1993年に世に出た元々はランニングシューズとして知られる存在となったシューズ。厚手のミッドソールを搭載し、シリアスランナーからの評価も高かったと言います。リーボックの90年代を代表するアズトレックですが、今年に入ってからのいわゆるダッドシューズのトレンドも相まって、おしゃれ上級者にはそのダサカッコいいフォルムやカラーリングで、コーディネートの主役と捉える人もいるほどです。
今回の復刻バージョンは、90年代のスポーツウェアのカラーリングから着想を得ているだけあって、ブラックベースでもカラフルなエメラルドグリーンやパープルがサイドやアッパー、さらにソールの側面にもあしらわれた、ユニークなカラーリングが特徴的。ホワイトベースでは、さらにネオンピンクとブルーというキッチュさが、まさに90年代的。
丸みを帯びたフォルムと独自のカラーリングで新たなトレンドとなっているアズトレック。実際、90年代にその機能性とデザイン性の高さでスポーツ、カルチャー両面で強い存在感を放っていたシューズだけに、2019シーズンはトレンドを超えたそもそものシューズとしての良さでも支持が高まりそうです。