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水洗いしないスタンスミスの洗い方は?家にあるもので洗う場合も

2021.09.17

アディダス(adidas)』のスタンスミス<STAN SMITH>を履くなら、やっぱり定番中の定番のホワイトベース! ですが、使い勝手が良すぎてつい高頻度で履いてしまい、気がつくと汚れが……。これでは、折角のスタンスミスが台無しです。そこで今回は、スタンスミスの洗い方についてリサーチしました。

【アディダス】スタンスミスの洗い方「水洗いしない」


ほとんどのモデルが革素材でできている、スタンスミス。「スニーカーが汚れたら洗濯機で丸洗いしてしまう」という人もいるかと思いますが、革素材だけに水洗いするのはちょっと……。せっかくの大切なスタンスミスだから丁寧に洗いたい! という人に、水洗いしない洗い方をご紹介します。

準備するもの

●乾いたクロス
●ブラシ(馬毛と豚毛、両方あるとベター)
●シューズ用洗剤
●メラミンスポンジ
●靴クリーム
●防水スプレー

洗う前にすること

①靴ひもを取る

まず、靴を洗うときは、必ず靴ひもをとりましょう。靴ひも自体の汚れにはあまり着目することがありませんが、歩いているときにひもを踏んでしまって泥がついたままにしていたりと、意外に汚れているものです。靴ひもが汚れているだけで、スタンスミス自体がキレイになっても、まだ清潔でない印象を与えてしまいかねません。とにかく、靴ひもが黒ずんでいるという残念な状況だけは避けたいもの。

靴ひもは、スタンスミス本体を洗っている間に、外したひもだけを漂白剤などでつけおき洗いします。手間も省けて時短にもなり、一石二鳥!です。汚れによってはつけおき洗いしても落ちないという場合は、買い換えてしまうのもアリです。

また、シューキーパーが自宅にある人は、ひもをとった後にシューキーパーを入れてからケアするのがオススメ。固定されるのでケアがしやすく、ケア中の型崩れ防止にもなります。

②表面のホコリや砂を落とす

スニーカーには、目に見えないホコリや砂がたくさん付着しています。ホコリや砂を落とすには、靴用ブラシを使うととてもやりやすいです。ブラシが家にない場合は乾いたクロスでも代用できますが、靴用のブラシはさっとホコリを払うのにとても便利。1つ自宅に持っておいても良いですね。

汚れがひどい場合は、こびりついた泥などを取りやすいコシのある豚毛のブラシがオススメ。このとき気をつけるのは、あまり強くこすらないことです。もし小石などが付着している状態で強くこするとキズになってしまうので、丁寧に行いましょう。汚れがそこまで目立たない場合は、やわらかい馬毛のブラシが良いでしょう。隙間に入ったホコリも丁寧に落とすと、最終的な仕上がりもより美しくなります。

さあ、スタンスミス本体を洗いましょう!

水洗いしないスタンスミスの洗い方は?家にあるもので洗う場合も

①シューズ用洗剤を使って汚れを落とす

レザー素材のスニーカーを洗う際は、スプレータイプのクリーナーが便利。ABCマートのオンラインストアでも販売しています。やり方は簡単。泡タイプのクリーナーをスプレーを靴から15cmほど離して直接靴にスプレーし、10~15秒ほど置くだけ。泡が汚れを吸着して浮き上がらせます。汚れているところを中心に、汚れていないところもまんべんなくスプレーをすると、白さが際立ちますよ。

直接スプレーするのが抵抗がある……という人は、布に吹き付けてこすっていってもいいでしょう。少し置いたあと、乾いた布で泡を拭き取ります。

それでも汚れが落ちないという場合は、泡タイプのクリーナーをスプレーした後、使い古した歯ブラシなどで汚れている部分をポイントでこすってもいいでしょう。スプレータイプのほかに、ステインリムーバーや消しゴムタイプのクリーナーもあります。使いやすいものを選んでください。

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②ソール部分をメラミンスポンジで落とす

ソール部分も忘れずにお手入れを。ソール部分が汚れていると、いくらアッパーをキレイにしても汚れた印象を与えてしまいます。メラミンスポンジは、ドラッグストアなどで簡単に手に入るので、靴のケア用に1つ持っておくと便利です。スニーカーケア用に、市販のものをカットして使うという人も多いですよ。

メラミンスポンジに水を少し含ませて軽く絞り、ソールをこすって汚れを落としていきます。汚れカスが出やすいので、洗面所や新聞紙を下に敷いてがオススメです。アッパーに使ってしまうと革にダメージを与える場合があるので、ソールの部分だけにしましょう。

③クリームで栄養補給

クリーナーで汚れを落とした状態は靴が乾きやすいので、クリームで革を保湿するとよりやわらかくなります。使うのは、革靴用のものでOK。スタンスミスは真っ白な革素材なので、無色透明のものを使いましょう。

乾いた布を手にかぶせて指先にクリーナーをつけ、全体に塗り広げてコーティングしていきます。布が乾いてきたらこれを繰り返し、全体2~3回塗布すれば十分です。

④仕上げのブラッシング、乾拭き

ブラッシングすることでしっかり革に浸透させつつ、余分なクリームを拭き取っていきます。コシのある豚毛ブラシがオススメ。クリームを押し込んでいくように、大胆にブラッシングしてしまってOK。最後に洗いたてのキレイな布で乾拭きをして、ツヤを出します。

⑤最後に防水スプレーを忘れずに

全体が乾いたら、防水スプレーをスニーカー全体に吹きかけて完了。防水スプレーをすることで、汚れが付きにくくなります。防水スプレーはほとんどの素材で万能なシューケア商品。まず購入したら防水スプレーをかけておくことをオススメします。防水スプレーには水を弾いてくれる効果も。ただし完全に乾いてからでないとしっかりとした撥水効果がない場合も。履く直前にかけるのではなく、履く前の晩にかけておいて一晩寝かせておくのがいいでしょう。また、防水スプレーは吸い込んでしまうと危険なので、屋外で使うことが鉄則です。

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【アディダス】スタンスミスの洗い方「家にあるものでささっと」


明日キレイな状態で履いていきたいけど、我が家には靴専用クリーナーも、靴ブラシも、防水スプレーも何もない……という場合もあるでしょう。そんなときの応急処置として、家にあるものでささっと洗う方法をご紹介します。

用意するもの

●歯ブラシ
●歯磨き粉

家にあるものでささっと洗う

①まず、スニーカーを水で少し濡らします。ここで注意したいのは水に浸すのではなく、軽く湿らせる程度にすること。

②歯ブラシに歯磨き粉を付けて、汚れが気になる部分を磨いていきましょう。細かい部分の汚れも落としやすく、どの家庭にもある歯ブラシ。やわらかめのブラシよりも、固めのブラシのほうが汚れ落ちの効果が実感できます。靴ひもは外し、歯ブラシで歯磨き粉をなじませてこすり洗いします。

③汚れを磨き落とした後は、水で濡らしたティッシュやタオルなどで歯磨き粉を拭き取ります。

汚れの具合や歯磨き粉の成分によって若干落ち方は変わる可能性がありますが、靴専用のクリーナーがすぐに用意できない場合など、応急処置的にやるなら試してみる価値アリ!です。

歯磨き粉で落ちない……という場合に家にあるもので即対応したい! というのなら、中性洗剤や漂白剤、重曹や酢を使ってみるのも一つの手です。ただ、漂白剤を使う場合は白のスニーカーに限ります。色みのあるスニーカーは色落ちの可能性があるので漂白剤の使用は避けましょう。

また、スニーカーに酷い泥汚れなどがついていなければ、洗濯機に入れて洗い、脱水した後に自然乾燥するやり方もあり。ただし、洗濯機に入れる場合はスニーカーも洗濯槽も傷めてしまう可能性もあるため、中敷や靴ひもをあらかじめ外し、片方ずつネットに入れて洗濯機に入れましょう。靴専用のネットなども売られているようです。

光沢のあるレザーと白さがウリのスタンスミス。定期的なメンテナンスで、いつまでもクリーンな状態でおしゃれを楽しみたいものです。小石などで傷が入ってしまうと汚れが落ちにくくなるので、少し汚れたなと感じたらこまめにケアを。また、汚れをつきにくくするためにも、履いた後はブラシで砂ボコリをはらったり防水スプレーでのケアしたりを習慣化すると良いですよ。

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