ダナー『フィールド ロー』の物語【ダナー担当者がトレッキングシューズを語る】
シューズの数だけ物語がある。また、そのシューズを履く人のこだわりが加わると、さらに物語は奥行きあるものになります。
普段から多くのシューズに触れているABCマートの担当者に、お気に入りのシューズについて聞くと、思いがけないエピソードがこぼれてきました。珠玉のシューズ、今回は『ダナー(Danner)』のダナー フィールド ロー<DANNER FIELD LOW>です。
今回は、株式会社エービーシー・マートの福岡正和さんが、ワークシューズメーカーとしてスタートしたダナーの、アウトドアシーンだけでなく街でも活躍できる防水性の高いトレッキングシューズについて語ってくれました。
株式会社エービーシー・マート
福岡正和さん
アウトドアではもちろん、タウンでの防水シューズとしても
――『ダナー フィールド ロー』は、どんなシューズですか?
ダナー フィールド ローは、2020年の秋冬シーズンから展開がスタートしています。当初発売していたハイカットのダナー フィールド<DANNER FIELD>から遅れること約2年、市場に登場しました。
登山においては足首をしっかり守るタイプのシューズが定番ですが、フィールド ローは足首の保護をそこまで必要としないハイキングやトレイルでの使用をイメージして開発されました。ダナーのアイコンであるダナー ライト<DANNER LIGHT>にもローカット版が存在し、多くの支持を集めましたので、ダナー フィールド ロー<DANNER FIELD LOW>にも期待しておりました。そんな期待通り、アウトドアブームの盛り上がりや、タウンでの防水シューズとしてのニーズにこたえる形で人気を博しています。
タウンでも気軽に履けて、コーディネートもしやすい
――譲れないお気に入りのポイントは?
ブーツタイプのハイカットですと、特にアウトドアでの悪路などで、シューズのフィット感といった特色を存分に発揮できますが、脱ぎ履きのしづらさや春夏シーズンの暑さなど、ネガティブなポイントもありました。それがローカットになることで、これらの問題点が解消され、ダナー フィールドが欲しかったものの購入まで至らなかったお客様に対して、新たな選択肢を提示出来るようになりました。
ローカットならではのタウンでも気軽に履けるところや、コーディネートのしやすさは、特に強みだと思います。GORE-TEX®の防水性ももちろんですが、リクラフティング(修復)可能なところは、現在サステナビリティーに重きを置く社会の要請にも適っているかと思います。
防水性への安心感は絶大
――『フィールド ロー』とのストーリーを教えてください。
今まではアウトドアにおいて、ハイカットのモデルを履くことが多かったのですが、ローカットのフィールド ローにすることで、コーディネートの幅も広がりよりファッションを楽しむことが出来ました。またタウンの使用では、防水性への安心感は絶大です。靴の中が濡れるあの不快感を、ここ数年味合わずに済んでいます。