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ダナー『ミズグモ スライド』の物語【ダナー担当者がスポーツサンダルを語る】

2021.06.16

シューズの数だけ物語がある。また、そのシューズを履く人のこだわりが加わると、さらに物語は奥行きあるものになります。

普段から多くのシューズに触れているABCマートの担当者に、お気に入りのシューズについて聞くと、思いがけないエピソードがこぼれてきました。珠玉のシューズ、今回は『ダナー(Danner)』のミズグモ スライド<MIZUGUMO SLIDE>です。

今回は、株式会社エービーシー・マートの福岡正和さんが、アウトドアブーツの定番ブランドとして愛されてきたダナーの、タウンユースでも大活躍する“アフタートレッキングサンダル”について語ってくれました。

ダナー『ミズグモ スライド』の物語【ダナー担当者がスポーツサンダルを語る】

株式会社エービーシー・マート
福岡正和さん

クッション性と反発性を意識した“アフタートレッキングサンダル”

――『ミズグモ スライド』は、どんなシューズですか?

ダナー『ミズグモ スライド』の物語【ダナー担当者がスポーツサンダルを語る】

2019年に発表されたミズグモ<MIZUGUMO>は、ダナーが考える“アフタートレッキングサンダル”です。

軽さの追求など技術革新が進んでいるシューズ開発ですが、トレッキングシューズに関しては足の保護の観点から、比較的重いシューズが多いのが現状です。ミズグモは、一日酷使した足を開放し、明日のアクティビティーへの英気を養って欲しいという理念で開発が進められました。

ただ柔らかいだけでは歩きづらく、反発力が強すぎると足への過度な負荷がかかります。このクッション性と反発性を意識し、試行錯誤を繰り返すことでミズグモのメイン素材『mizugumo form』が開発されました。加えて、この素材は紫外線や気温による劣化が起こりづらい素材で、まさにアウトドアの使用にもピッタリです。

高低差と角度をつけて、足の疲労を軽減

――譲れないお気に入りのポイントは?

ダナー『ミズグモ スライド』の物語【ダナー担当者がスポーツサンダルを語る】

クッション性と反発性を重要視する以外にも、歩行しやすくするために、かかとからつま先への高低差、オフセットを15mm、つま先のトゥースプリングを30度に設定しています。

ダナー『ミズグモ スライド』の物語【ダナー担当者がスポーツサンダルを語る】

フラットになりがちな通常のサンダルの構造と、瞬間的に違いは伝わりづらいのですが、長時間履くことで足の疲労度合いは大きく変わります。平坦なサンダルに高低差と角度をつけること、またその角度と高低差が吟味されているところは、着用すれば感じることができると思います。

アウトドアはもちろん、タウンユースにも

――『ミズグモ スライド』とのストーリーを教えてください。

ダナー『ミズグモ スライド』の物語【ダナー担当者がスポーツサンダルを語る】

2019年の商品発売は、まず代々木公園のイベントにて先行で行われました。ダナーとして初の試みである“アフタートレッキングサンダル”ということで、どの程度ユーザーの皆さんに受け入れられるか不安はありました。しかしふたを開けてみれば、多くのお客様からお褒めの言葉をいただけたことは強く記憶しております。

ダナー『ミズグモ スライド』の物語【ダナー担当者がスポーツサンダルを語る】

ダナー=ブーツというイメージを持つ方が多い中での挑戦でしたので、非常に大きな手ごたえを感じました。現場では朝から晩までミズグモを着用し、お客様とお話させていただきました。この場で、この商品の機能性に関して自信を持つことが出来たのです。アウトドアはもちろんですが、現在はタウンユースで使う方も多く、多くの方に愛用頂いております。

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