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【街に馴染むあの頃の定番スニーカー】自分イチのカラーに出合える・ナイキ『ダンク』
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【街に馴染むあの頃の定番スニーカー】人と人を繋ぐもの・ナイキ『ダンク』
例えば、1990年代ごろの、その昔。僕たち私たちを魅了してやまなかった、あのブランドのあのモデルのスニーカー。カッコよくって光輝いていて、手に入れるために必死に頑張ったっけ。
……と、エモな思い出が蘇ってくる世代も、当時はまだ幼かった若者世代も。
あの頃のスニーカーには、どこか特別な意味がある。だから今もなお愛され、リバイバルするのだろう。
本特集では、そんなスニーカーを愛用している、“kicksラバー”にインタビュー。愛してやまない“あのモデル”について、たっぷりと話を聞きました。
あの頃の定番スニーカー・ナイキ『ダンク』の魅力
今回話を聞いたのは、『ナイキ（NIKE）』ダンク＜DUNK＞を愛用している＠muk69rockさん。
――生活においてスニーカーとどのようにかかわっていますか？
毎朝顔を洗うよりもまず、寝ぼけた脳を叩き起こすためにスニーカーを選ぶところから一日が始まります。スニーカーに負けず劣らず、キャップも好きで沢山収集しており、スニーカーとキャップ、スニーカーとアパレルなど色合わせを愉しみながら、Instagramで日々のコーディネートを記録しています。
――購入した理由やキッカケは？
スニーカーを好きになったのはかなり遅咲きです。若い時に履いてたのが再燃して…とかいうエピソードをよく目にしますが、自分はホントここ2年ほど前ぐらいから集め出した感じですね。当初はAIR JORDANシリーズばかり集めていました。DUNKは流行りに乗っかりたくないという意地のような気持ちで敬遠していましたが、スニーカーブーム下火と言われる今、DUNKの魅力にハマり、SBを中心に買いはじめています。
――お気に入りのポイントは？
LOWとHIGH共に好きで、特にSB DUNK特有のボテっとしたフォルム、配色が足元にインパクトを与えてくれますね。ハイテクスニーカーと違って経年による加水分解の心配が無く、大切に履くことで長く愛用できるところも多くの人に選ばれるポイントではないでしょうか。
――履く際のコーディネートやスタイリングでこだわっていることは？
前述でもありますように、DUNKはカラバリが豊富な点を生かして、キャップやアパレルとの色合わせを愉しんでコーディネートすることにこだわっています。またDUNKを履く時はタイトなものよりも、ゆったりめのストレートやワイドなパンツを合わせがちですね。
――kicksラバーになったキッカケは？
月並みかもしれませんが…ハマったアーティストがスニーカーヘッズだったことですね。調べていくとハイプなスニーカーをライブやMVで履いていて「カッケェ！」と思ったのがキッカケ。そのアーティストが所持するコレクションの中で一番手に入りやすいものを購入したのが全ての始まりですね。当時は自由に使えるお金が無いなかで、初めての高額スニーカーだったので、ドキドキしながら購入したのを今でも覚えています（笑）。
――あなたにとってスニーカーとは？
カッコつけた言い方をすると、人と人を繋ぐもの。スニーカーをキッカケにSNSを通じて得た知人、友人が沢山います。ショップやイベントに誘い合わせて出かけたり、現場で偶然顔合わせしたり…スニーカーは今じゃかけがえのない自分の一部でもあります。「たかが靴やん！」って思ってる人に同じ気持ちを感じてもらいたいです。
――90年代のファッションやスニーカーへの思いを教えてください
80〜90年代のストリートファッションは自分も若い頃から好きで、雑誌もよく読んでいました。当時はスニーカーよりもブーツを履いていましたが、あの頃にスニーカーの良さに気づいていれば…と後悔しています（笑）。
あの頃の定番スニーカー・ナイキ『ダンク』とは
バスケットシューズとして、1985年に登場。バッシュといえばホワイトカラーが当たり前だった時代に、カレッジバスケットボールチームのユニフォームに合わせた鮮やかな配色で華々しくデビュー。それにちなんで当時は“BE TRUE TO YOUR SCHOOL.（自分の学校に誇りを持て）”というキャッチコピーが掲げられました。鮮烈なそのビジュアルと耐久性に優れたレザーアッパーは当時のスケーターの心もキャッチし、ストリートのアイコンとしても親しまれるようになりました。
