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【街に馴染むあの頃の定番スニーカー】削ぎ落としたミニマルなカッコよさ・ヴァンズ『オーセンティック』
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【街に馴染むあの頃の定番スニーカー】主張せず洋服を引き立たせてくれる・ヴァンズ『オーセンティック』
例えば、1990年代ごろの、その昔。僕たち私たちを魅了してやまなかった、あのブランドのあのモデルのスニーカー。カッコよくって光輝いていて、手に入れるために必死に頑張ったっけ。
……と、エモな思い出が蘇ってくる世代も、当時はまだ幼かった若者世代も。
あの頃のスニーカーには、どこか特別な意味がある。だから今もなお愛され、リバイバルするのだろう。
本特集では、そんなスニーカーを愛用している、“kicksラバー”にインタビュー。愛してやまない“あのモデル”について、たっぷりと話を聞きました。
あの頃の定番スニーカー・ヴァンズ『オーセンティック』の魅力
今回話を聞いたのは、『ヴァンズ（VANS）』オーセンティック＜AUTHENTIC＞を愛用している＠takahiro.y0201さん。
――生活においてスニーカーとどのようにかかわっていますか？
洋服を販売する仕事をしているので、仕事がら普段からスニーカーを履く機会が多く、今では生活の一部になっています。
――購入した理由やキッカケは？
ここ数年New Balanceのようなボリュームのあるスニーカーをよく履いていたのですが、一昨年くらいだったかお店に入荷してきて久しぶりにAUTHENTICが履きたくなって買ったのがキッカケです。
――お気に入りのポイントは？
良い意味で普通なところ！
CONVERSEのALL STARを履く理由と似ているのですが、合わないパンツが無いところ。主張せず洋服を引き立たせてくれるシンプルなところが良いです。また、嵩張らない薄さで収納しやすいところも良いですね！
――履く際のコーディネートやスタイリングでこだわっていることは？
特別こだわりってこともないんですが、最近はスラックスなど綺麗目なスタイリングの足元や、スウェットパンツに合わせることが多くて。出来るだけ履きこんでクタクタにするように心掛けていることがこだわりですかね！？
――kicksラバーになったキッカケは？
全部小学校のときの話に繋がるんですが、エアマックス狩りが流行っていて、学校に履いてくるのが禁止となったんです。「それなら違うナイキならいいんだ」となり、そこから周りがいろんなスニーカーを履いてくるようになって、それで色々なスニーカーを知るようになり。ナイキからコンバース、ヴァンズ……など、いろいろなスニーカーを履くようになったのがキッカケです。
――あなたにとってスニーカーとは？
人との繋がりですね！ スニーカー含め、ファッションに出合ったから色々な人と出会えたと思いますし、今に至ると思います。また、音楽と同じで、履いていたスニーカーでその頃の自分を思い出すツールでもあるなと思っています。
――90年代のファッションやスニーカーへの思いを教えてください
90年代のカルチャーは自分の洋服の原点なので、あの時代のファッションに触れることができてよかったなと思います。『GET ON！』『Boon』『COOL TRANS』など、あの頃の雑誌を今読み返しても楽しいですし、懐かしさと新鮮さがあるので、今の時代の服と掛け合わせて着るのも、とても楽しいですね。
あの頃の定番スニーカー・ヴァンズ『オーセンティック』とは
1966年3月16日にアメリカのカリフォルニアにて創立された『ヴァンズ』の初期モデルとして誕生した『オーセンティック』。70年代に入ると西海岸のスケーターたちがこぞって履くようになります。現在では汎用性の高いシンプルなビジュアルで、スケーターに限らず全世界で愛されているモデルです。さまざまなカラー、柄、素材が楽しめるというファッション的要素はもちろん、バルカナイズ製法によってハンドメイドで丁寧に熱圧着されているため、丈夫さも申し分ないのも魅力です。
