<アンダーアーマー ランニングイベント>レポート!ランを進化させるアプリ連動シューズで効率的な走りを体感
『アンダーアーマー(UNDER ARMOUR)』が主催し、全国で実施されている<アンダーアーマースマートランニングクリニック>の東京でのイベントが10月9日(土)、10日(日)の2日間に渡りABC-MART ATHLETE自由が丘で開催。足型測定で最適なランニングシューズ選びをサポートしてもらえたり、アプリと連動したスマートシューズで約5kmのランを体験できたりと、レベルアップを目指したいランナーには興味深いイベント。そんな本イベントをDOOR編集部が潜入レポートしました!
足の長さや幅だけでなく圧力分布を測って自分に合うシューズ選びを
足型測定はABC-MART ATHLETE自由が丘店にて実施。ABC-MART ATHLETE自由が丘店は、本格的なスポーツ用品を取り揃えた新業態の1号店。ランニング、ヨガ、フィットネス、サッカー、バスケットボール、ゴルフなど幅広いスポーツ用品を取り扱っています。
今回の足形測定で使用されたのは、足の長さや幅だけでなく、足の圧力分布も測れる足型測定器。足指からかかとまでバランスの良い圧力分布の人は稀で、ほぼ大半の人が指先に圧力がかかっていない“浮き指状態”の場合が多いそう。また、極端なハイアーチの人は足指とかかとに負担がかかりがち。圧力分布を示すデータをもとに、足のどこに圧力がかかっているのかを参考にしながら、接地の際のリスクを防ぐシューズを選んだり、インソールを作ったりすることが可能になるといいます。
実際に測定データを見ると、人によって圧力のかかり方は千差万別。体重のかけ方や姿勢はこんなに違うのか! と驚きます。データをもとに専門スタッフがそれぞれの足の特徴に合ったシューズを選んでくれますが、共通して言えるのはほとんどの人が足裏全体に圧力は分散していないということ。ただし、足はかかとから着くので、かかとの安定性やクッション性があることで、体重を移動する際につま先にしっかり力を使えることができます。そこで理想のランのために、まずは足元からしっかり整えることが大事になってきます。圧力分布測定の大切さが理解できました。
スマートシューズ<UAホバー>で試走&トレーニング
今回のイベントの講師は「UAラビット」と呼ばれるアンダーアーマー販売員の中から選出されたスタッフ。陸上競技以外の競技出身者もいるそうで、この日の講師である吉田 咲さんはバスケットボールと陸上の経験者だそう。ランニングイベントに参加するお客様と近い立場で、ランニングの魅力を広めていくのがミッションだと言います。
足型測定でおのおのぴったりのアプリ対応シューズ<UAホバー>を着用した参加者の皆さん。スマートフォンと連動することで各種データが計測できる画期的なシューズとしてランナーにはおなじみ。アプリの「MAP MY RUN」をダウンロードして、吉田さんの先導で、いざランニングをスタート。
片道約2km強を走って到着した公園では、数人ずつに分けて、ももを上げてのランやスキップ、流し、ダッシュなどを行います。その最中に腕の振り方や肘の位置を吉田さんがアドバイス。再び往路を走り、トータルで約5kmのランニングが終了しました。
吉田さんによると、今回は地域の方に密着するようなイベントとして、コースを選び、しっかり走れるランナー向けのメニュー設定にしたそう。そこで、今回のメインである<UAホバー>とアプリ「MAP MY RUN」の利点を伺いました。
吉田さん「データを計測できるシューズは多いと思うのですが、唯一、このシューズはチップが内蔵されているので充電の必要もないし、雨に濡れる心配もないですし、スマートフォンを家に置いてきてもBluetoothでつなぐだけで、帰宅後、アプリを起動すればデータを見ることができるというメリットがありますね。このアプリを使うようになってから、記録としてしっかり残るので、『今月はこれくらいの距離だったから、来月はもうちょっと走ってみよう』とか、人それぞれに合ったコーチング機能が付いているので、自分の変化が分かるのもモチベーションアップにつながりますよ」
「アプリのコーチングがすぐに役立つ!」参加者にインタビュー
<UAホバー>で試走した皆さんは、タイムや距離だけでないデータの豊富さに注目している様子。
「自分の平均ストライドとか気にしたことがなかったので、そういうデータも出つつ、適正範囲で走れているんだな、自分のランニング姿勢は間違ってないのかなというのが確認できました。そんな中でも、ここでもうちょっとペースを上げられたかな、頑張れたかなという基準ができたので、良かったですね」
「走っている最中にアプリが『平均ペースです』とか、『姿勢がずれています』とか、アドバイスを音声でもらえるのはなかなか珍しいですね! 足の踏み込み方の角度がわかるセンサーが付いているからだと思うんですが、姿勢のことをアドバイスされると意識して走れますね」
「普段はペースしか意識しないので、フォームやストライドを数字でちゃんと見られるのはいいですね。いつもはなんとなく自分の感覚でやっていたので」
「市民ランナーの人って、なかなかコーチについて走ることはないので、このシューズとアプリだと手軽にできるのがいいですね。だんだん自分の走りを改善して、もっと速く走れるようになれるということなので」
コーチング機能は自分流で走っている人には心強いもの。
吉田さん「ランニングって、シューズさえあれば走れると思ってらっしゃる方が多いんですけど、実際に走るとケガをされる方が多くて、それでやめてしまわれることも。ですが、<UAホバー>と「MAP MY RUN」を取り入れれば、自分の走り方が正しかったのか、腕振りが合っているのか、体の使い方が合っているのかをスマートフォンが教えてくれるので、身近な存在として使っていただけると思います。ランニングを始める際にわざわざ高いスマートウオッチやシューズを揃える人もいますが、このシューズがあれば、あとはアプリを起動するだけなので、ランニングを始めるきっかけにもいいと思います」
この秋、ランニングを始めてみたい人も、既に走っているもののコーチングの必要性を感じている人も、自分の好きな時間に使える<UAホバー>と「MAP MY RUN」があれば、次の一歩が踏み出せるのでは?その際はぜひ、ご自分の足型にぴったりのシューズを選んでみてくださいね!
【Under Armour Map My Run】
photo by Kohichi Ogasahara
text by 石角友香