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【街に馴染むあの頃の定番スニーカー】鮮やかに足元を引き締める・プーマ『スウェード クラシック』

2022.06.17

例えば、1990年代ごろの、その昔。僕たち私たちを魅了してやまなかった、あのブランドのあのモデルのスニーカー。カッコよくって光輝いていて、手に入れるために必死に頑張ったっけ。

……と、エモな思い出が蘇ってくる世代も、当時はまだ幼かった若者世代も。

あの頃のスニーカーには、どこか特別な意味がある。だから今もなお愛され、リバイバルするのだろう。

本特集では、そんなスニーカーを愛用している、“kicksラバー”にインタビュー。愛してやまない“あのモデル”について、たっぷりと話を聞きました。

あの頃の定番スニーカー・プーマ『スウェード クラシック』の魅力

今回話を聞いたのは、『プーマ(PUMA)スウェード クラシック<SUEDE CLASSIC>を愛用している@buzz618さん。

――購入した理由やキッカケは?

私がプーマを語るなんて大変恐縮なのですが……。こちらはプーマの代表的モデルであるスウェードが2017年に生誕50周年を記念してリリースされた『Suede Classic MIJ × Collectors』というモデルになります。2010年ごろからプーマが気になり出して、静岡県藤枝市にある“プーマの聖地”と呼ばれるスニーカーカフェ『MAGFORLIA(マグフォリア)』の存在を知り、山田さんを訪ねたことがプーマにハマるキッカケ。現在プーマは34足所有しています。プーマの公式写真が店舗前でこのスウェードを持つ山田さんでしたので、買わないわけにはいかないと。

【街に馴染むあの頃の定番スニーカー】鮮やかに足元を引き締める・プーマ『スウェード クラシック』

――お気に入りのポイントは?
やはり、このパープル×イエローのカラーリングが気に入っています。スウェードの発色の良さ、ソールサイドにステッチの入ったオパンケ製法、世界中のプーマコレクターから支持の高かったこのカラーリングを日本製で復刻、そう言った背景もお気に入りなポイントです。購入してから5年経ちましたが退色もほとんどなく、世界の高級紳士靴メーカーから出ているカジュアルスニーカーや他メーカーのスニーカーより遥かに質が高く、カップインソールも履き心地が良いです。アニバーサリーモデルかつ足数も少ない貴重なモデルですが、お気に入りすぎてもう1足ストックしてます。
【街に馴染むあの頃の定番スニーカー】鮮やかに足元を引き締める・プーマ『スウェード クラシック』
【街に馴染むあの頃の定番スニーカー】鮮やかに足元を引き締める・プーマ『スウェード クラシック』

この期に数えてみたら日本製のスウェードは4足、ストック分入れたら計6足でした。
【街に馴染むあの頃の定番スニーカー】鮮やかに足元を引き締める・プーマ『スウェード クラシック』

――履く際のコーディネートやスタイリングでこだわっていることは?
スニーカーに限らず靴好きな方なら共感していただけると思いますが、まず履きたい靴を選んでからその日のスタイリングを決めることがほとんどです。鮮やかなスニーカーを際立てたいから服はモノトーンにしよう、大人っぽいスニーカーだから服も大人っぽくしよう、といった足元発信なスタイリングが多いです。あとは自己満な世界ですが、さまざまなスポーツブランドをミックスしたコーデはしないようにしていて、身につけたアイテムに何か関連付いたコーデをすることが多いかもしれません。
【街に馴染むあの頃の定番スニーカー】鮮やかに足元を引き締める・プーマ『スウェード クラシック』

――kicksラバーになったキッカケは?
物心が付いたころから、靴が好きでした。Jリーグ元年くらいにシュータンにチームマスコットが描かれたスパイクモチーフの靴があって、紐靴だったんです。ヴェルディモデルのその靴が履きたくて、蝶々結びを練習したのが靴好きになった全てのキッカケだったと思います。気に入った靴のイラストを書いたり、枕元に置いて寝ていた幼少期の記憶があります(笑)。何足履いてきたか分かりませんが、現在所有数は200足ほどになると思います。
【街に馴染むあの頃の定番スニーカー】鮮やかに足元を引き締める・プーマ『スウェード クラシック』

――あなたにとってスニーカーとは?
1番難しい質問でしたが、 スニーカーとは「自分を象徴するアイテム」だと思います。他にも好きなコト・モノは多いですが、30年近く好きでい続けられてるモノはスニーカー、革靴を含め「靴」。知人や友人に聞いても、私と言えば「靴」のイメージが真っ先に出てくると思うので。靴を通してさまざまな出会いがあり、仕事も靴好きが高じて行き着いた仕事をしていますし、人生どっぷり靴に捧げてしまっています。
【街に馴染むあの頃の定番スニーカー】鮮やかに足元を引き締める・プーマ『スウェード クラシック』

――90年代のファッションやスニーカーへの思いを教えてください
90年代は主に小学生時代でしたが、大人になって振り返ると、多岐に渡ってすごい時代だったんだなと思います。この頃に影響を受けたモノが結局大人になった今でも大好きですし。スニーカーやファッションアイテムの生産国がアジア圏に切り替わり始めたり、90年代のアイテムがヴィンテージの仲間入りしてきたり、この時代に生まれた名スニーカーたちが次々と復刻されているのを見ると、この時代がまた注目、再評価されているんだなと感じます。この時代を生きた自分としては、嬉しく、懐かしく感じています。
【街に馴染むあの頃の定番スニーカー】鮮やかに足元を引き締める・プーマ『スウェード クラシック』

あの頃の定番スニーカー・プーマ『スウェード クラシック』とは


1968年にトレーニングシューズとして誕生した、50年以上もの時を経てもなおあらゆる世代に愛され続けるプーマの不朽の名作。80年代には数々の有名アーティストたちに愛用され、ヒップホップカルチャーやスケートシーンに欠かせないマストアイテムとして世界中にその名を広めました。スポーツシーンのみならず、ファッションや音楽、アートなどのカルチャーシーンに根付いたモデルです。

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