【街に馴染むあの頃の定番スニーカー】クールかつ最高の履き心地・アシックス『ゲルカヤノ』
例えば、1990年代ごろの、その昔。僕たち私たちを魅了してやまなかった、あのブランドのあのモデルのスニーカー。カッコよくって光輝いていて、手に入れるために必死に頑張ったっけ。
……と、エモな思い出が蘇ってくる世代も、当時はまだ幼かった若者世代も。
あの頃のスニーカーには、どこか特別な意味がある。だから今もなお愛され、リバイバルするのだろう。
本特集では、そんなスニーカーを愛用している、“kicksラバー”にインタビュー。愛してやまない“あのモデル”について、たっぷりと話を聞きました。
あの頃の定番スニーカー・アシックス『ゲルカヤノ』の魅力
今回話を聞いたのは、『アシックス(asics)』ゲルカヤノ<GEL-KAYANO>を愛用している@k_xx_hさん。
――購入した理由やキッカケは?
アシックスの古いシューズカタログをSNS等で見ていて、カヤノ5の存在を知りました。当時のモデルでもいいから欲しいと思っていたタイミングで、2018年の復刻時に購入したのがキッカケです。
――お気に入りのポイントは?
ボリュームのある見た目、それに反した履きやすさです。それに色々な服装に合わせやすいし、カッコいいという点もお気に入りです。
――履く際のコーディネートやスタイリングでこだわっていることは?
特にこれといったこだわりはありません。その日に履きたいと思った物を履いています。スニーカーはファッションの一部であるとともに、スニーカー自体のデザインや機能性、履き心地を楽しんでいます。
――kicksラバーになったキッカケは?
小学生の頃に身内が履いていたダンクを見て、カッコいいと思ったのが始まりでした。そこから服などにも興味をもち、ある雑誌のストリートスナップでアシックスGT-2000とデニムを合わせたかっこよさに魅了され、そこから引き込まれていきました。
――あなたにとってスニーカーとは?
見ても楽しい、履いても楽しい、と人それぞれ様々な楽しみ方を見つけられるものだと思っています。色々な方と繋がれるアイテムの一つだとも思っています。
――90年代のファッションやスニーカーへの思いを教えてください
当時を知らない立場としてですが、今みたいにインターネットやSNSがない中で築き上げられた素晴らしい年代です。時代は違えど真似してみたいと思えるし、叶うならば実際に経験してみたいです。
あの頃の定番スニーカー・アシックス『ゲルカヤノ』とは
1993年に第一号が発売。カラーリングやデザイン、前モデルを上回る機能性を備えることを徹底しながら毎年アップデートを続け、現在28代目がリリースされています。モデル名はシリーズの生みの親である榧野俊一(かやのとしかず)氏の名からとったもの。アシックスの技術を集結し走る際のクッション性と安定性を追求した履き心地は、初心者から競技ランナーにいたるまで愛され続けています。