“駅女”が語る『東京マラソン』の見どころ&応援スポット “蔵前一丁目”がオススメの理由とは?
2007年にスタートした『東京マラソン』は、2018年2月25日(日)に行われる大会で12回目を迎えます。国内外のエリート選手が集結し、さらに一般エントリーには30万人以上の応募が殺到するなど、その規模は“日本一”と言っても過言ではありません。
約3万人のランナーが走るため、応援に駆け付ける方や、スター選手の姿を一目見に来る方など、大勢の観客が押し寄せることが予想されます。そこで今回は、数々のマラソン&駅伝の観戦経験のある“駅女”の2人に、『東京マラソン』の見どころ&応援スポットについて伺いました。当日観戦の予定がある方は、ぜひ参考にしてみてはいかがでしょうか?
観戦場所のオススメは、蔵前一丁目と増上寺前
今回お話を伺ったのは、駅女歴4年の大学生Aさんと、駅女歴8年の社会人Bさん。互いにマラソンや駅伝の観戦で全国各地へ飛び回るほどの行動力を持ち、Aさんは東京マラソンのボランティアを2回も経験。ともにコース上での観戦経験もあり、まずはその時のエピソードと、オススメ観戦スポットから教えていただきました。
Aさん「私が観戦した時は、まだビッグサイトがゴールの時で(2017年よりゴール地点が東京駅へ変更)、(15km地点の)品川で折り返す前後の選手を日比谷で2回見届けて、その後に豊洲へ移動しました。現在は東京駅がゴール地点なので、いろいろ回ってからでも余裕だと思います」
Bさん「私は2度観戦の経験があり、三越前、芝公園、有楽町などで観戦しました。なかでもオススメなのが、蔵前一丁目と増上寺前。蔵前一丁目は同じ場所を3回も選手が通過しますし、増上寺前は東京タワーと増上寺を背景に走るランナーに、“東京”を感じることができるんです」
大都会ならではの注意点とは?
今年の東京マラソンは2月開催のため、観戦の際は念入りな防寒対策が必要となります。冬場のレースを幾多も乗り越えてきた彼女たちは、いかにして寒さを凌いできたのでしょうか。その防寒対策に迫ります。
Aさん「自分が持っている服の中で最大級に暖かい服を着る、それだけです(笑)」
Bさん「脱ぎ着できる服装で、必須アイテムは貼るカイロ、指が出せるタイプの手袋、ワンセグ、スマホ充電器です」
服装に関しては、やはり暖かい服装に心掛けることと、必要に応じて着脱できるものが好まれるようです。長時間の観戦の場合は、防寒アイテムも持ち込むと良いでしょう。また寒さ対策の他にも、大都会ならではの注意点や観戦マナーを抑えておくべきだと駅女は語ります。
Aさん「東京マラソンは大規模な交通規制がされるので、次の観戦ポイントに移る時にすべての道路が渡れない、ということがあります。事前に地下通路を把握しておくと万全ですね。私の場合は間違えて反対車線に行ってしまうことがたまにあるので、こちらも注意が必要です。あとは観戦にペットを連れてこないこと!(笑)」
Bさん「注意すべきなのはコース上に応援旗や体が出ないようにすること。ランナーや周囲の観戦者の邪魔になるので、最低限のマナーは守りましょう」
「ランナーも、観ている私たちも楽しめる大会」
最後に、大都会を走る『東京マラソン』ならではの魅力について伺いました。
Aさん「都心ではなかなか見られない高速マラソンレースですし、トップを走るアスリートだけでなく、一般ランナーの方との距離が近いのも魅力ですよね。皆さん楽しそうに走っているので、つい知らない人でも応援してしまいます」
Bさん「やはり東京大会を目指す、日本トップクラスのランナーが集うレースだということですね。東京の観光コースを走るので、ランナーだけでなく、観ている私たちも楽しめてしまいます」
応援する場所、移動方法、観戦の際の注意点など、駅女ならではの“通”な意見が多数飛び出しました。2月の東京マラソンは、ランナーも、観戦する人も、すべての人が“1つ”になれる大会になりそうです。
観戦にオススメのシューズはこちら
走らなくてもランナーを追いかけて移動するときは歩きやすい方が良いですね。
フットワーク軽く観戦するならランニングシューズを選びましょう。
観戦だけでなく都内を散策したいという方には足への負担が少ないウォーキングシューズを。
スタイリッシュなデザインで東京散歩も楽しみましょう。
防寒性重視で行くなら迷わずスノーブーツを選びましょう。
最近は街中でも違和感の無いデザインが豊富です。