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小野伸二、原口元気、金崎夢生、中島翔哉……サッカー日本代表経験者に共通する『フットサル』

2018.05.28

サッカー界に君臨する名選手。古くはジーコに始まり、ロナウドやロナウジーニョ。そして、最近ではネイマール、メッシ、C・ロナウド。彼らに共通することがあるとすれば。それは、世界中に多くのファンを抱え、一つ一つのプレーでファンを魅了し、多くの報酬を得る成功者。もちろん、それも共通しています。ですが彼らは、幼少期の頃からサッカーだけでなく、フットサルにも触れていたのです。今回は、そんなフットサルの魅力を掘り下げてみようと思います。

サッカーとフットサルの違いは?


サッカーとフットサル、足を使うスポーツとして共通しているので、一見、同じようなスポーツと見られがちですが、実際は異なることが多いよう。元サッカー選手が引退後にフットサルチームと対戦したところ、何もできずに負けたというエピソードも聞こえてきます。サッカーでプロとして活躍していたとしても、そう簡単にフットサルには馴染めないようです。

さて、サッカーとフットサルの違いは、コートの広さ(フットサルはサッカーの約1/9)、ゴールの大きさ、ボールの大きさ・重さがあります。もちろん人数も違い、フットサルは5人での競技となります。

小野伸二、原口元気、金崎夢生、中島翔哉……サッカー日本代表経験者に共通する『フットサル』

全日本フットサル選手権大会を観戦!

実際に第23回全日本フットサル選手権大会(サッカーでいう天皇杯のようなもの)に足を運んでみたところ、様々な魅力に触れることができました。

小野伸二、原口元気、金崎夢生、中島翔哉……サッカー日本代表経験者に共通する『フットサル』

まず、コートが狭く感じる(筋肉質な選手がたくさんピッチ上に立っているということもありますが)。このコート内でできるだけボールを広く展開し、相手のディフェンスラインが開いたところで、前線の選手にボールを預けて一気に相手ゴール前に流れ込む。

小野伸二、原口元気、金崎夢生、中島翔哉……サッカー日本代表経験者に共通する『フットサル』

あえて逆サイドでボールをキープしておき、素早いサイドチェンジからボールをもらって1対1で勝負する。

小野伸二、原口元気、金崎夢生、中島翔哉……サッカー日本代表経験者に共通する『フットサル』

コートが狭い分、常に1対1で対峙している状況にあるのですが、戦略的にどの選手にボールを預けたら攻撃のスイッチが入るのか、チームの決まりごとなんかを想像しながら観戦すると面白いです。

小野伸二、原口元気、金崎夢生、中島翔哉……サッカー日本代表経験者に共通する『フットサル』

狭いコートの中で常に“判断し続ける”ことがポイントで、見ているこちらも、その判断を目で追いかけてしまいます。

今回の対戦は、フットサルリーグ『Fリーグ』の強豪同士で、名古屋オーシャンズとシュライカー大阪。どちらもトップレベルの選手を抱えているのですが、1人の出場時間はおよそ3分と短く、選手が入れ替わる回数が多い。その分、ピッチに入った際にはボールに触れるシーンも多いですし、サッカーよりもゴール前のシーンが連続します。体と頭が消耗するのもわかりますね。

小野伸二、原口元気、金崎夢生、中島翔哉……サッカー日本代表経験者に共通する『フットサル』

小野伸二、原口元気、金崎夢生、中島翔哉……サッカー日本代表経験者に共通する『フットサル』

小野伸二、原口元気、金崎夢生、中島翔哉……サッカー日本代表経験者に共通する『フットサル』

そんなフットサルは、バスケットと同じアリーナスポーツ。選手と観客席が近いのが特徴的です。試合中の選手の会話や表情を間近で確認できるのは、アリーナスポーツならでは。夏でも冬でも気候や天気に影響されずに観戦できるのも嬉しい。お気に入りのマイチームを見つけて、観戦を楽しんでみませんか。

見るだけでなく、プレーしてみよう!

また、フットサルは5人集まれば大会に参加できるなど、“見るスポーツ”だけでなく“やるスポーツ”としても相性がいいので、暖かくなってきたこの季節、仲間と一緒に参加してみても。男性と女性が一緒にプレーする『ミックス』や女性限定の『レディース』などのカテゴリもありますので、遊びが広がりそうですね。

日本では、小野伸二を始め、原口元気、金崎夢生、中島翔哉らがフットサルに接してきたと言われています。今年はサッカーのワールドカップイヤー。憧れの選手をイメージして、いざ、ピッチへ。

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