リーボック担当者の偏愛スニーカー『ZIG KINETICA Concept Type 1』『FURY BOOST Black & White』『Pump CAMO』
“餅は餅屋”という言葉があるように、餅屋のついた餅がいちばんうまい。つまり、その道のプロがやっぱり1番というシーンは、世の中にたくさんあります。じゃあ、『リーボック(Reebok)』のスニーカーの話は誰に聞こう……。ということで、今回はリーボックリーボックマーケティング事業本部の若山源二郎さん、滝正芳さんにこの冬ぴったりのお気に入りスニーカーを語ってもらいました。リーボックに詳しいプロが気になっているラインナップは?
リーボックの偏愛スニーカーその1:ZIG KINETICA Concept Type 1 (Ian Paley) (若山)
Reebokから2009年にランニングシューズとして登場したジグ<ZIG>をベースに、デザイナーのIan Paley(イアン・ペイリー)とコラボレーションし、ファッション向けにアップデートしたのが、このジグ キネティカ コンセプトタイプ1<ZIG KINETICA CONCEPT TYPE 1>です。
ジグ キネティカは、ミッドソールに高反発フォーム剤を用いており、 エナジーシェル、 エナジーバンドアウトソールをあわせた3層構造のZIG Energyシステムを搭載し、シューズのテクノロジーに必要なクッション性、反発性、前に進む推進力を持ち合わせています。
また、今回のデザインを手がけたイアンは、ロンドンを拠点に、様々なブランドでデザインやクリエイティブを学び、独自の哲学を築き上げてきたデザイナーです。彼のアイデアを反映し、メッシュ、スウェードなど様々な素材を取り入れたデザインと、高い機能性を融合した唯一無二のシューズが出来上がりました。
派手過ぎないシックなカラーリングと、ちょうど良いボリューム感のシルエットが、ジーンズやジョガーパンツなど、どんなボトムスにも合わせやすいので、僕自身もオンオフ問わず愛用しています。
リーボックの偏愛スニーカーその2:FURY BOOST Black & White(滝)
ブランドの最もアイコニックなモデルであるインスタポンプフューリー<INSTAPUMP FURY>が今年で25周年を迎え、SSシーズンから数多くの限定モデルが登場しましたが、『アディダス(adidas)』の革新的ミッドソールテクノロジーであるBOOST(ブースト)を取り入れたインスタポンプフューリーブースト<INSTAPUMP FURY BOOST>が最も衝撃的な1足と言えます。「インスタポンプフューリーは長時間履いていても全然疲れない」というお言葉をよく頂くのですが、BOOSTを採用したことにより、その履き心地の良さがさらに増した1足になります。PROTOTYPEやOG MEET OGといったカラーリングが発売されましたが、おすすめはモノトーンで仕上げた『BLACK & WHITE』です。自分自身が40歳手前ということもあり、やはり落ち着いた配色で様々なコーディネイトに合わせやすいカラーリングが重宝します。またガムソールという点もニクいポイントのひとつです。個人的には両ブランドのロゴが入ったバンドを外して、よりシンプルな見た目にして愛用しています。
リーボックの偏愛スニーカーその3:Pump CAMO(滝)
インスタポンプフューリーは、どちらかというと“春夏シーズンで履く”という方が多いかもしれません。私自身もその個性的なスニーカーのシルエットが全部見えるように、SSシーズンでくるぶし丈のパンツやショーツに合わせることが多いです。でもこのカモフラージュ柄のモデルは、デザインにインパクトがあるので、地味になりがちな秋冬のスタイリングのアクセントにバッチリだと思います。また、真っ黒なソールが重厚感を演出していて、今の時期に丁度いいです。MA-1の様な内側がオレンジになったミリタリージャケットを意識しているので、ロゴ、シュータンとヒールのタブにオレンジを使っているのも特徴です。私は時々、カーゴパンツと合わせてミリタリーテイストの着こなしで楽しんでいます。