自宅でできるスニーカーのスマホ撮影術!インスタグラマーNAOTOが伝授する、置き画と着画でオシャレに見せるコツ
STAY HOME中、自宅で過ごす時間も増えたことで、シューズコレクションを整理した人も多いはず。お出かけの機会が減った代わりに、お気に入りの1足をSNSで誰かに発信して楽しんでみては? 今回は、オシャレなシューズフォトで人気を集めているインスタグラマーのNAOTO(@naogram_0327)さんに、自宅ですぐに実践できる「いいね!」が集まる写真の撮り方を教えていただきました!
NAOTO
大阪在住。Instagramでファッションを中心に発信。趣味はファッションとサーフィン。
Instagram
NAOTOさん直伝!オシャレに撮れるスマホ撮影講座
<撮影の基本・準備編>
「光」と「統一感」を意識して、オシャレ度を格上げ!
NAOTOさんが投稿している画像のほとんどは、スマホで撮ったものだとか。本格的なカメラを使わずともキレイな写真を撮るコツは、光の当たり方を意識すること。薄暗い照明などでは影が写り込んでしまったり、色味が変わってしまうことがあるので、自然光(太陽の光)がしっかり入る、明るい場所で撮影するのがベスト!
もうひとつの大切なポイントは、ズバリ統一感。写真 1枚単位ではなく、サムネイルで投稿写真が並んだときの見え方をかなり意識しているそう。フィルターで色味を揃えたり、似た画像が続かないように投稿の順番を考えたり…オシャレなフィードづくりにはマメな作業が必要不可欠なのです!
<シューズの撮り方TIPS!(単体編)>
置き方を工夫してシューズの特徴をしっかりアピール!
シューズを単体で撮るときのポイントは、ブランドロゴやサイドストライブといった特徴的な部分がちゃんと見えるように置き方を工夫しているそう。そうすることで、目にとめてもらえる頻度も変わってくるのだとか。「シューズ自体にロゴなどがない場合は、一発でどこのシューズなのかがわかるように箱と一緒に撮ることも多いです(NAOTO)」
<小物とあわせてオシャレな“置き画”に(複数編)>
画用紙と小物選びでワンランク上の置き画をつくる!
置き画を撮る際に欠かせないモノとしてNAOTOさんが教えてくれたのは、ホームセンターなどで手に入る大判の画用紙。撮影するモノの下に敷くだけで、圧倒的に写真が格上げ出来る必須アイテムだとか! 画面いっぱいに写し込むのではなく、俯瞰で周囲に余白をつくることもメリハリをつけるためのポイント。
なお、一緒に並べるアイテムは、主役であるシューズのカラーを基準にトーンや色味が近いものを。配置を何度も組み替えてベストなバランスを探すストイックさがあれば、なお良し!
<“着画”でシューズを魅せる (コーデ&シューズ編)>
シューズが主役のコーデで、履く楽しみを表現
シューズの魅力が最大限に発揮されるのは、履いているとき。NAOTOさんの場合、あからさまに足元を強調するのではなく、あくまでナチュラルな全身コーデを心がけているそう。「全身写真は、三脚を使ったり奥さんに撮ってもらったり。靴に注目してもらえるように、なんとなく脚がきれいに見える姿勢を心がけています(NAOTO)」。
背景選びもコーデを引き立たせるための大切なポイント。基本的には、シンプルな壁が◎。シューズのイメージや雰囲気に合わせて、シチュエーションを変えてみるのも楽しそう!
NAOTOさんインタビュー!インスタの魅力&お気に入りのシューズは?
──NAOTOさんがインスタ&置き画の投稿を始めたきっかけは?
もともとファッションが好きで、インスタグラムでいろんな人の投稿を見ているうちに自分もやってみようかなと思って始めてみました。見よう見まねで、やっていくうちに、自分なりの撮り方を見つけて今のスタイルになった感じです。
──コーデのポイントや好きなファッションテイストを教えてください。
いろんなファッションが好きなので特にコレ! と決まったテイストはないですが、どちらかというとシンプルな感じが好きです。普段シューズを先に選んでから洋服を考えることが多いですね。
──特にお気に入りのシューズブランドは?
ヴァンズとナイキ、それとコンバースはずっと好きですね。いま手元にあるのは、30足くらい。インスタを始めてから靴が増えたっていうことはないんですけど、それよりシューズに合うように服を買う頻度が高くなっちゃいましたね…(笑)
──SNSでお気に入りを紹介する楽しみや醍醐味は?
#ブランド名とか#置き画とか、自分の投稿に近いハッシュタグを検索して見てみると、撮り方を学べるし見ているだけでも楽しいですよね。インスタを始めて、見てくれた方から“NAOTOさんの写真を見てこのシューズが欲しくなりました”ってメッセージをもらえたりするとモチベーションが上がるし、やっていて良かったなって思います。
外に出掛ける機会が少なくなってしまったぶん、SNSで「好き」を発信することで、おうちの中から自分の世界がもっと広がるかも! インスタグラマー気分でシューズフォトを撮って、おうち時間を楽しんでみては?
text by 野中ミサキ(NaNo. Works)
photo by NAOTO