靴のムレ・ニオイを撃退!専門家に聞いた予防法
家に帰って靴を脱いだ瞬間、モワッとしたムレや靴のニオイが気になること、ありませんか? 特に夏場は気になるものですよね。そこで今回の記事では、靴磨き・靴のお手入れ用品全般を製造・販売している(株)ジュエルに、靴のムレやニオイを予防するケアテクニックについて教えてもらいました。
汗をかきやすい夏場はもちろん、秋から冬にかけても、気づいていないだけで足は意外と汗をかいているものだそうです。そういった意味では、通年使えるケアテクニックとして覚えておくことをオススメします。
靴のムレ&ニオイケア STEP 1:脱いだら除菌スプレーをワンプッシュ
今回使用するのは、フレッシュケア シューズ用<FRESH CARE for SHOES>。脱いだ後のシューズにシュッとひと吹きワンプッシュするだけで簡単に除菌ができる、靴用除菌・消臭スプレーです。左から、無香料、ユーカリミントの香り、シトラスの香りと3種類の香りのラインナップがあります。
帰宅してシューズを脱いだときに、スプレーするのが基本です。特にムレやニオイが気になる夏場は、頻繁に使用することをオススメします。
このアイテムの良いところは、エアゾールタイプなのでワンプッシュするだけで、奥まで除菌剤が行き届くこと。除菌剤だけでなく、緑茶由来の消臭成分配合のため、これである程度のニオイはとれてしまいます。
また、防水スプレーは屋外での使用が原則ですが、こちらのスプレーは屋内で使用しても問題ありません。
靴のムレ&ニオイケア STEP 2:乾燥剤をシューズの中に入れておく
スプレーをした後は、靴の中に乾燥剤を入れておきます。今回使用するのは、靴専用乾燥剤<ほしものびより>。入れておくだけで、靴の中にたまりやすい湿気をとってくれるので、ニオイの原因菌が繁殖しづらくなります。
こちらの良いところは、何度でも繰り返し使用可能というところ。洗濯も必要なく、天日干しをすればまた使える状態になります。日本製で丁寧に作られており、不織布を二重にして周りをミシンで一つ一つ縫っているため、破れる心配もありません。
ポイントは、靴口に入れるのではなく、奥まで入れること。靴口は換気しやすく湿気がたまることはあまりないため、湿気がたまりやすい奥のほうに乾燥剤を入れましょう。
ただし、隙間なくギュウギュウ詰めにしすぎると通気性が失われるため、詰め過ぎには注意を。
靴のムレ&ニオイケア 番外編:つま先の汚れをタオルで拭き取る
普段のスプレー&乾燥剤のケアのほかに、定期的に奥のつま先の汚れを拭き取ってあげると、より清潔に履くことができます。やり方は、固く絞った濡れタオルで拭くだけでOK。
今回はキャンバスのスニーカーで実践してみましたが、スウェードや革靴なども、すべて同じケアでOKです。清潔への意識が高まっている昨今では、シューズの除菌にも注目が高まっています。
シューズの場合、履いているときはそこまで菌の増殖はしないのですが、脱いで隙間ができた瞬間に、菌が増殖する傾向にあります。湿度の高い季節は特に、家に帰ったときの習慣ケアとして、除菌スプレー&除菌剤のケアを欠かさずにしたいものですね。