スタイリスト・Remi Takenouchiさんがエアマックス 30年の歴史とともに振り返る、時代別の流行ファッション&プレイリスト!
2000年代
「AIR MAX + 2009」×「ミリタリー/パンク」×「Sigur Rós/『Untitled #1 (A.K.A Vaka)』」
2000年代に移ると、90年代の定番化されたスタイルから自分好みのテイストをMIXする傾向へ。Remiさんがピックアップした【ミリタリー】や【パンク】などの無骨なテイストにドレッシーなアイテムをプラスするなど、異なる要素を掛け合わせてバランスと着こなしを楽しむオシャレが浸透していきました。
2009年に発売されたエアマックス + 2009<AIR MAX + 2009>は、当時のNIKE最新技術であるフライワイヤーを搭載し注目が集まりました。
Fashion
【ミリタリー】
「迷彩柄を今着るならカジュアル感をなるべく排除した着こなしがオススメ。ビックシルエットのコートだったり、装飾がついていたり、レザーとの合わせだったり。あまり重ね着をしないでシンプルに着るのもポイントです」
【パンク】
「今パンクを着るならヒッピーMIXがオススメ。ダメージ服だけど素材は柔らかかったりするので、色も落ち着いた色合わせが合います。アクセサリーも鋲ではないものを重ねて、パンツは派手な柄でまとめる。ヘアーはとことん派手に! 刺繍の入ったレザージャケット、大きな安全ピンをアクセサリーとして身につけるのもオススメです」
Music
【Sigur Rós/「Untitled #1 (A.K.A Vaka)」】
フェスやネット配信が台頭し、よりコアな海外アーティストの楽曲にも気軽に触れられるようになった2000年代を象徴するポストロックバンド・シガー ロス<Sigur Rós>。「この時代からとにかくエレクトロニカ、特にアイスランドやノルウェーなど寒い国の曲にどハマりしました。ライブに行っては酔いしれる曲です」
2010年代
「AIR MAX 2015」×「KAWAII/ネオ・ヴィンテージ」×「The fin./『Night Time』」
SNSなどで個人から発信される着こなしがトレンド化することが多くなった2010年代。2000年代に浸透した【MIXテイスト】に加え、【リバイバル】や【KAWAII】など、文化的背景と世界観を反映したオシャレが楽しまれるように。
2015年には、インパクトのあるフルレングスエアと、足の動きにフィットするエンジニアードメッシュをアッパーに採用したエアマックス 2015<AIR MAX 2015>が発売。機能面だけでなく近未来的なエア部分のグラデーションなど、デザインでもエアマックスはいつもワクワクさせてくれます。
Fashion
【KAWAII】
「ベビーカラーだけがKAWAIIじゃない! 情熱的な赤で少女から大人の女性の間の曖昧な雰囲気をを出すのがオススメ。いつものコーデにマンガ風なイラストが入った服を加えるだけでもOK。シルエットが子供っぽくなりすぎないものを選ぶのがポイントです」
【ネオ・ヴィンテージ】
「ヴィンテージショップに売っているスパンコール服や刺繍、柄模様がたくさん入っている服で全身コーディネート。小物も使って、これでもかってぐらいの勢いで着飾るのがポイント。バンダナやスカーフ、サングラスにブローチ、大きめのアクセサリーの重ね付け。ハイテクスニーカーを合わせてネオ・ヴィンテージの上を狙ってみて」
Music
【The fin./『Night Time』】
ファッション同様、音楽の楽しみ方もジャンルレスかつクラウド化した現在。そんな中Remiさんが注目しているのは、神戸発でロンドンを拠点に活動するバンド・ザ フィン.<The fin.>。「曲、活動ともにボーダレス。ファッションも気を張らないゆるさがあるけど、こだわりのある服を身にまとっている彼ら。独特のペースが今の時代にぴったりだと思い選びました。chil outしながら聴きたいです」
ファッション・カルチャーはこれからもエアマックスと共に
エアマックスが誕生してからの30年のうちに、ファッション・音楽の楽しみ方は大きく移り変わってきました。そして、当時の最新技術やトレンドが詰まったエアマックスには、各年代のカルチャーそのものが映し出されています。
いつの時代も、オシャレは足元から。時代を彩ってきたエアマックスの進化に、これからも目が離せません! Remiさんのアドバイスを参考に、自分らしさとエアマックスを掛け合わせたファッションをぜひ楽しんでみて!