普段づかいもしやすい、サロモンスニーカー。船山改さんに聞く仕事へのこだわりとファッション・シューズの選び方。
今回は、デザイン、アート、写真という3つの分野を行き来しながら、日本文化をベースとした作品を制作する船山改さん(@aratinlutherking_jr)のインタビューをお届け。仕事へのこだわりや、ファッション・シューズの選び方を伺いました。
船山改(ふなやまあらた)さん
デザイナー・アーティスト・フォトグラファーといった3つの軸で活躍。「縄」をモチーフにしたアート作品の制作をはじめとし「和文様」「家紋」など日本文化を再解釈したプロダクトデザインや、フォトグラファーなど、活動範囲は多岐にわたる。
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日本文化をベースに3つの軸で活躍するクリエイター
――長野県小諸市で生まれ育ち、ファッションの道へ進んだ後、5年ほど前から日本文化をベースにしたプロダクトデザインや自身の作品づくりを開始した船山さんですが、日本文化への興味を持ったきっかけは、ニューヨークでのとある出来事だったそう。
初めてニューヨークに行ったのは中学3年生のとき。まったく言葉が通じず、自分は海外で通用しない人間なんだと実感したのがはじまりでした。その後、大学生になり再度ニューヨークへ行ったのですが、英語を少し話せるようにはなっていたものの、今度は日本の話を全然できない自分に気づいたんです。
日本ってどういう国で、どういう特色があって、どんな文化があるのか。日本人として語れることが何もないことにショックを受けてしまって……。そこから、日本の職人さんのものづくりに興味を持ち、学ぶようになりました。
古くから伝わる日本の文化を勉強していくことで、自身の制作にも活かすことができるし、海外に行ったとき“日本人として”対等に話ができると思ったんです。
制作、ライフスタイル。すべての「バランス」を大切に
――現在は、地元・長野県小諸市にあるアトリエを拠点に活動する船山さん。そこは、すぐ近くをシカが走り回るほど自然豊かな土地。そういった環境を拠点とするからこそ、ライフスタイルの「バランス」についてはこだわりがあるのだと話します。
デザイナーという仕事柄、最先端のトレンドを把握していくことはすごく大事。アトリエに篭りっぱなしではなく、定期的に東京やほかの地域へ出向いて、新しい刺激を受けることを大切にしています。
1年の半分くらいは東京での仕事があったり、地方の職人さんに会いに行ったりしていて。都会と田舎を自由に行き来する生活が、自分なりの心地よい“バランス”なんだと感じています。
――また、アート、デザイン、写真といった3つの軸で活動する船山さんにとって、制作においても「バランス」は、とっても大切なキーワード。
何か1つに特化するというよりは、3つの軸をバランスよく両立することで、一連の流れを全部できるクリエイターでありたいと思っています。それぞれ使う頭は違うんですけど、その反面、すべてにおいて共通していることもあって。
僕自身、とにかく“バランスを取ること”が好きなんですよ。たとえば、作品をつくるときにも、左右のバランスを計算して、プロダクトデザインでもロゴでも写真でも、人が見て気持ち良いと思えるバランスを意識しています。そういった設計が大好きなんですよね。
制作においては、THE A型。かなり几帳面かもしれません。私生活の整理整頓は全然得意じゃないんですけどね(笑)
――船山さんの「バランス」への強いこだわりは、ファッション界での経験がルーツになっているそう。
ファッションのデザインをやっているときから、人が着ていて心地の良いものを設計することが好きでした。たった1mmズレただけで、着やすさってすごく変わるんですよ。そういった目に見えない心地よさをデザインすることは、ファッションから学んだことなんだと思います。
ほかにも、カラーリングやバランス感覚も、ファッションがルーツになっています。
好きな服を身に纏い日々のモチベーションを高める
――船山さんのお仕事ファッションにもフォーカス。お仕事とプライベートでは、それぞれどのようなこだわりがあるのでしょうか。
実は、仕事もプライベートもあまりファッションが変わらないんです。というのも、元々ファッションが好きでデザインの仕事を始めたのもあって、僕の中で“服を着ること”はモチベーションの1つでもあるんです。
朝起きて、顔を洗って髪を整えると、気分がシャキッとするじゃないですか。それと同じで、好きな服を着ることで、1日のスイッチを入れている感覚なんですよね。なので、作業をするときも出かけるときも、ほとんど変わらないファッションをしています。
作業中は汚れてしまうことも多いので、本当に気に入っている服だけは避けるようにしているんですけど(笑)
――今日のコーディネートのポイントは?
同じ寒色系の色を合わせたこと。シャツは水色、パンツは深緑、そして靴は黒。上から下に向かってグラデーションになるようにしました。同じ色合いでアイテムを合わせたり、セットアップも好きで、普段から取り入れてます。
服やシューズはシンプルにして、シルバーアクセサリーでアクセントをつけるのがいつものコーデです。
――常に好きな服を身に纏うことで、日々のモチベーションを保っているという船山さんですが、シューズについては「シーンや場所に合わせて履き替えるのが好き」とのこと。
たとえば、仕事内容に合わせてシューズを選ぶようにしています。撮影でも、ファッション系のときは革靴を選んだり、スポーツ系のときは動きやすさ重視のスニーカーを選んだり。
あと、東京に行くときは革靴を選ぶことが多いのですが、長野では革靴で歩いていると浮いてしまうので、スニーカーを選びがちですね(笑)
――そんな船山さんがシューズ選びで重視していることとは?
“形”と“デザインの面白さ”です。あとは履き心地も大事。僕自身、足が少し幅広なので、実際に試着してみて、履き心地を確認するようにしています。本当に気に入ったものしか買わないので、1つを長く履くタイプ。
ただ、気に入ったものはどこにでも履いて行ってしまうので、結構ボロボロになりがちなんですけど(笑)。それもある意味、かっこいいかなって。
アウトドアにもタウンユースにも最適なサロモンのスニーカー
――プライベートでは、サロモンのスノーボードブーツを長年愛用しているという船山さん。
スノーボードといえばサロモンというくらい、馴染みのブランドですね。僕の足の形にもすごく合っていて、かなりお気に入りなんです。サロモンのスニーカーを履くのは今回が初めてですが、履き心地についてはかなり信頼感がありました。
そして、実際に履いてみると、想像を超える心地よさ。インソール部分がフラットではなく3Dになっていて、足にフィットするので、歩きやすさも抜群でした。頑丈なトゥキャップが施されているので、山登りなどのシーンにも活躍してくれそうです。
サロモンのシューズって、細かい気遣いや優しさみたいなものがデザインの中にあって、そういうところがとても好きなんです。特にストラップ部分で簡単に調整や着脱ができる点がお気に入り。
オールブラックで色々なファッションに合わせやすいところや、色や細かいディテールのこだわりもすごく好みですね。
グリップと快適さ、安定性、防水性、果敢な精神がひとつになった、『サロモン(SALOMON)』のスニーカー<エックスアドベンチャー ゴアテックス>。
アウトドアシーンはもちろん、タウンユースにも活躍してくれる<エックスアドベンチャー ゴアテックス>は、長野と東京を行き来しながら、幅広い分野で創作活動を続ける船山さんのライフスタイルにぴったりな一足。
<エックスアドベンチャー ゴアテックス>の掲げる“果敢な精神”とも通ずる、船山さんの今後の活動が楽しみです。
取材:辻みを
Photo by RyoTracks
サロモンのオススメスニーカー8選
ここからは、ABC-MARTで購入いただけるサロモンのスニーカーのうち、オススメの8商品をご紹介します。ぜひ、気になる一足を見つけてください。
エックスアドベンチャー ゴアテックス
エックスエープロ V8 GTX
エックエープロ3D V9 GTX
エックスエープロV9
エックエープロ3D V9 GTX
センスライド 5 ゴアテックス
スピードクロス6
エックスエーログ2ゴアテックス
機能も優れたサロモンのスニーカー
サロモン<エックスアドベンチャー ゴアテックス>は、グリップと快適さ、安定性、防水性、果敢な精神がひとつになった一足。足場の不安定なトレイルで本領を発揮するほか、オールブラックでスタイリッシュなフォルムは、タウンユースにも最適。
また、季節を選ばずに着用できるのもうれしいポイント。アウトドアシーンにも、タウンユースにもぴったりな<エックスアドベンチャー ゴアテックス>、様々なシーンでオシャレに履きこなしてみませんか?
船山さん、ありがとうございました!