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【街に馴染むあの頃の定番スニーカー】日本人の足に見事にフィット・アシックス『ゲルライト 3』
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【街に馴染むあの頃の定番スニーカー】完成度の高さと懐の深さ・アシックス『ゲル ライト 3』
例えば、1990年代ごろの、その昔。僕たち私たちを魅了してやまなかった、あのブランドのあのモデルのスニーカー。カッコよくって光輝いていて、手に入れるために必死に頑張ったっけ。
……と、エモな思い出が蘇ってくる世代も、当時はまだ幼かった若者世代も。
あの頃のスニーカーには、どこか特別な意味がある。だから今もなお愛され、リバイバルするのだろう。
本特集では、そんなスニーカーを愛用している、“kicksラバー”にインタビュー。愛してやまない“あのモデル”について、たっぷりと話を聞きました。
あの頃の定番スニーカー・アシックス『ゲル ライト 3』の魅力
今回話を聞いたのは、『アシックス（asics）』ゲル ライト 3＜GEL-LYTE Ⅲ＞を愛用している＠p.s.a.n.d.e.s.uさん。
――生活においてスニーカーとどのようにかかわっていますか？
仕事柄、立ち仕事、私服なのでスニーカーは毎日履いています。
特定のブランドにこだわる訳ではなく、スニーカー全般幅広く手を出してます。いわゆる雑食です。ある程度足数は所有していますが、コレクターではないので基本的に全て履いています。
――購入した理由やキッカケは？
周りとは違うスニーカーを探していた時に、まだ海外への発売がメインだったゲルライト3に魅了されました。ゲルライト3の25周年の年に、様々なスニーカーショップとのコラボモデルを12ヵ月連続でリリースしていたんですが、ほぼ毎月抽選に申し込み運良く2足ほど購入できました。
ドイツのAFEWとBEAMSとのコラボモデルは、始発で店頭に並びそのまま仕事に行った過酷な思い出ですが、色やデザインと本当に気に入っている一足です。
――お気に入りのポイントは？
元はランニングシューズなので履き心地もいいですし、スプリットタンで足入れも快適です。
でも一番のポイントは別注するブランドやショップによって同じモデルでも個性や違いがしっかりと出るところ。スニーカーとしての完成度の高さと懐の深さがゲルライト3の凄い所だと感じています。
――履く際のコーディネートやスタイリングでこだわっていることは？
まずその日に履きたいスニーカーを選んでから他のコーディネートを決める。というのがこだわりなんですが、ただここ数年ほぼ同じスタイルなので、周りからはいつも同じスタイリングだと思われています。
――kicksラバーになったキッカケは？
中学の時の部活がバスケ部だった事もあり、エアジョーダンへの憧れからスニーカー人生が始まった気がします。
自分で自由にお金が使えるようになってからは、新しくリリースされるものはもちろん、昔欲しかったものなどを買い漁り、100足近くになった時に部屋に置ききれなくなって色々と手放しました。そこから買っては手放しを繰り返して、生涯で200足近く履いてきたと思うと、自分でも少々呆れてしまいます（笑）
――あなたにとってスニーカーとは？
唯一の趣味。欲しいスニーカーを見つけたら情報収集をし、抽選や行列に参加し、購入できたら紐を通し直し、天気の良い日におろす。
どの過程の時にもワクワクやドキドキがあり、履く瞬間は気分が上がります。一時期スニーカーに翻弄されている時期がありましたが、最近は自分の好きなものをマイペースに選べるようになってきました。
――90年代のファッションやスニーカーへの思いを教えてください
90年代のブームの時はまだ子供だったので憧れのモデルを購入することはできず、雑誌を食い入るように読んでいました。その時代にリリースされていたスニーカーには思い入れもありますし、思い出補正的に購入することもしばしばあります。
今は情報過多の時代、リリース数も膨大で一足一足のモデルに対する思い入れが薄れてしまっている気もしますが、結局これからも追い続けてしまうのかなと思います。
あの頃の定番スニーカー・アシックス『ゲル ライト 3』とは
初代ゲルライト＜GEL-LYTE＞は、海外向けに企画された軽量のランニングシューズとして1987年にデビュー。ゲルとは、シリコーン製緩衝材である「αGEL（アルファゲル）」を搭載したアシックスを代表するテクノロジーです。その3年後に登場したゲル ライト 3は、長距離ランナーが走行中にシュータンがずれるのを解消するための独自設計“スプリットタン”が施されています。
