【街に馴染むあの頃の定番スニーカー】何時間でも眺められる魅力・ナイキ『コルテッツ』
例えば、1990年代ごろの、その昔。僕たち私たちを魅了してやまなかった、あのブランドのあのモデルのスニーカー。カッコよくって光輝いていて、手に入れるために必死に頑張ったっけ。
……と、エモな思い出が蘇ってくる世代も、当時はまだ幼かった若者世代も。
あの頃のスニーカーには、どこか特別な意味がある。だから今もなお愛され、リバイバルするのだろう。
本特集では、そんなスニーカーを愛用している、“kicksラバー”にインタビュー。愛してやまない“あのモデル”について、たっぷりと話を聞きました。
あの頃の定番スニーカー・『ナイキ』コルテッツの魅力
今回話を聞いたのは、『ナイキ(NIKE)』コルテッツ<CORTEZ>を愛用している@mirai__151さん。
――生活において、スニーカーとどのようにかかわっていますか?
私は今、専門学生をしながらバイトしており、スニーカーも一緒に学生をしながらバイトをしております(笑)。スニーカーにハマり始めて約4年、「エアフォース」「モアテン」「ブレーザー」「ターミネーター」「ダンク」などのモデルを通っていき、今では「コルテッツ」を愛し続けている者です!
――購入した理由やキッカケは?
キッカケは、神様のような方から譲っていただいた70年代ビンテージコルテッツです。狂ったようにコルテッツの沼にハマりました。それから運命的な出会いを求め、集め続けています。
――お気に入りのポイントは?
シンプルなデザインや、素材ごとに変わる雰囲気。色々なカラーのバリエーション。あとはなんと言っても、ヒール部分の刺繍が大好きなんです。これは何時間でも見てられます。
――履く際のコーディネートやスタイリングでこだわっていることは?
シンプルなコーデに最適だと思います。コルテッツには2色使いの物が多いので、それに色を合わせたり、同系色や反対色でコーデを組むこともあります。最近は、デニムのセットアップにコルテッツは神だと気づきましたね。
――kicksラバーになったキッカケは?
父の影響です! 父のスニーカー話は、昔はうんざりするほどでした。でも、父の持ってる子達が「ん? 結構良いのある……宝じゃね?」と思っちゃいまして、そこから少しずつハマっていくようになりました。父との「あるある」なのですが、何年も求め集め続けてると何かスニーカーを買う際、「あっ(良い)革」とよく声を揃えます(笑)。
――あなたにとってスニーカーとは?
個性です! 私自身つまらない人間だと思っているのですが、「スニーカーが趣味で……」と言えば、「え?! そうなの?」と驚かれるのが好きで、そこから始まる会話がとても最高です!
――90年代のファッションやスニーカーへの思いを教えてください
今私たちが持っているスニーカーがあるのは、やっぱり90年代のスニーカーがあるからこそ。どんどんデザインも素材も素敵なものになり、コラボものなども盛り上がるんだと思います。ハマり始めの頃は、新しい物を好んでましたが、今では90年代のスニーカーが本当に大好物です。
でも私は2004年生まれで、まったくそんな年代はハマる分野ではないはずなのに、なぜこんなにもハマれるのか……。それはやはり父の英才教育のおかげですね(笑)。これからも父の教育ですくすく育っていきたいです!!!
あの頃の定番スニーカー・ナイキ『コルテッツ』とは
1972年に発売された、ナイキとしての初のシューズモデル。元陸上競技のコーチでもありナイキの創始者でもあるビル・バウワーマンによるデザインは、ブランドを象徴するロゴを大きくあしらったアイコニックな魅力。それでいて潔い、シンプルな魅力を放ちます。ランニングシューズゆえに、軽量で優れたクッション性と機能性も両立。現在はナイロンやレザーなど、さまざまな素材使いで展開されています。