【街に馴染むあの頃の定番スニーカー】自分のスタイルを貫き通す・アディダス『サンバ』
例えば、1990年代ごろの、その昔。僕たち私たちを魅了してやまなかった、あのブランドのあのモデルのスニーカー。カッコよくって光輝いていて、手に入れるために必死に頑張ったっけ。
……と、エモな思い出が蘇ってくる世代も、当時はまだ幼かった若者世代も。
あの頃のスニーカーには、どこか特別な意味がある。だから今もなお愛され、リバイバルするのだろう。
本特集では、そんなスニーカーを愛用している、“kicksラバー”にインタビュー。愛してやまない“あのモデル”について、たっぷりと話を聞きました。
あの頃の定番スニーカー・アディダス『サンバ』の魅力
今回話を聞いたのは、『アディダス(adidas)』サンバ<SAMBA>を愛用している@h10s24_93さん。
――生活においてスニーカーとどのようにかかわっていますか?
adidasのスニーカーのコレクターです。
学生時代にRun-D.M.CのMVを見て、彼らが着用していたadidasのスニーカーがカッコいいと思い、それ以降adidasのスニーカーを集め始め、今では生活の欠かせない一部になりました。
――購入した理由やキッカケは?
最初に購入したのはsamba OGの白黒でした。
まだsambaやテラス系のスニーカーが流行する前に、adidasを代表するスニーカーの一つとして購入しました。トレンド感やシルエットが今の自分のファッションにもマッチするので、色々なカラーや別注モデルなども購入するようになりました!
――お気に入りのポイントは?
レザーアッパーとスウェードで構成されたTトゥ、ラバーソールの組み合わせが好きです!
――履く際のコーディネートやスタイリングでこだわっていることは?
トレンド感に流されることなく、自分のスタイルを貫き通すことです。
どんなスニーカーも自分がカッコいいと思うスタイルで履くことにこだわってます!
――kicksラバーになったキッカケは?
自己紹介にも書きましたが、キッカケはRun-D.M.Cとエアロスミスの『Walk This Way』のMVをたまたま見た際に、彼らが着用していたsuperstarやトラックトップスをカッコいいと思ったからです。その後、『My Adidas』のMVなども見て、「adidasってカッコいい!」と思うようになり、そこからはadidasのみを履き続けています。
その後もadidasにゆかりのあるアーティストの影響を受けadidas loverになりました!
――あなたにとってスニーカーとは?
生きがいです。
――90年代のファッションやスニーカーへの思いを教えてください
最初に憧れたRun-D.M.Cもそうですが、自分の中では憧れる時代です。
当時をリアルタイムに生きていませんが、当時の文化やスタイルは今でも廃れることなく輝き続けるトレンドだと思います!
今まさにY2Kなど80〜90年代のスタイルがリスペクトされているのも、当時のスタイルが今でも受け入れられるからなんじゃないかなと。
ただ、今を生きる人として数十年後に「2020年代のスタイル、スニーカーってカッコいいよね!」と言われる文化の一部になれればいいなって思います!
あの頃の定番スニーカー・アディダス『サンバ』とは
1950年にサッカーシューズとして誕生して以来、ピッチから街へ、ファッションやサブカルチャーまで、幅広い世代に愛され続けている名作。『サンバ』という名前は、同年のFIFAワールドカップ開催国であったブラジルの伝統的音楽『サンバ』が由来。