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『未来』をテーマに掲げるエアマックス×気鋭のバンドDATSのコラボシューティングインタビュー!

2017.04.27

今年の3月26日に誕生30周年を迎えた『ナイキ(NIKE)』のエアマックス<AIR MAX>。ランニングシューズの常識を覆す革命を起こし続けて来たエアマックスの2017年のテーマは『未来』。そこで、そのDNAと共振するアーティストとのコラボ企画が実現!フジロックへの初出演も決定した平均年齢23歳の気鋭バンドDATS<ダッツ>を迎えて、彼らのバックグラウンドをはじめ、バンドや音楽の未来についてインタビュー。また、新しいモデルのエアマックスをおのおののセンスでコーディネート。エアマックスとデジタル・ネイティヴで肩の力が抜けた世代感が漂うDATSとのコラボをお届けします。

『未来』をテーマに掲げるエアマックス×気鋭のバンドDATSのコラボシューティングインタビュー!

DATS
杉本亘(ヴォーカル)、伊原卓哉(ベース)、早川知輝(ギター)、大井一彌(ドラム)の4人組。マスタリング・エンジニアに砂原良徳、リミキサーに杉本と大井が所属するyahyelを迎え、今年3月にリリースされた限定1stシングル『Mobile』は発売日当日に完売する店舗が続出し、大きな話題を集める。また、デビュー・アルバムを前に異例ともいえるフジロック・フェスティバルへの出演を筆頭に、夏から秋にかけての様々なフェスやイベントへの出演も決定しており、5月には雨のパレード、向井太一をゲストに迎える自主企画イベント『Portal』を渋谷WWWにて開催することも決定。そして、6月には待望の1stアルバム『Application』をリリース予定。 HP

ボーカル・ギター杉本さんの原点・自由が丘


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まずボーカル&ギターでメインコンポーザーの杉本亘さんが、思い出の場所に選んだ自由が丘のマリ・クレール通りへ。幼少期から現在まで過ごし、主に中学高校の青春時代の思い出が色濃く残る場所だとか。

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自由が丘の通称『マリ・クレール通り』

「若者のストリート感と大人の世界がミックスされていて、ちょっとヨーロッパっぽい雰囲気もありつつ、下町の方に行くと昔ながらのラーメン屋さんもある。しかも外国人の方も多く住んでるんですよね。そういう、都会らしさと落ち着きが同居しているハイブリッドな街で育ったっていうことが、僕の人間性を形成していると思います」

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エアマックス シークエント 2に合わせたコーデ。ジーンズとのペールトーンも好相性

一人暮らしをする際も迷わず自由が丘にした杉本さん。

「僕がこの街で一人暮らしをしていた頃にちょうどDATSも始まったんです。だから初期のDATSの曲をこの街の自分の部屋で1人シコシコ作っていたのは意味があるというか、今につながる大きなことだと思うんです。スタジオについても、高校生の時のコピーバンド時代から自由が丘のスタジオに入ってたので、バンドや音楽に関する背景も詰まってますね」

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エアマックス シークエント 2<AIR MAX SEQUENT 2>

自由が丘ボーイ=Jボーイにとって、鉄板の和みスペースである緑道のベンチには、仲間と話したり、女の子に告白したりデートしたり……と、まさに青春の思い出が満載。

「僕らの原点となる曲はこの街から生まれた」と明言する自由が丘は変化しながらも、らしさを失わない街。DATSのホームグラウンドとして、今も機能しているようでした。
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メンバー全員にとっても自由が丘はDATSの原点

杉本さんのクリエイティヴィティを育て呼応する恵比寿リキッドルーム


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オーディエンスとしても馴染み深いリキッドルームのフロア

『未来にまつわる場所』として、杉本さんがチョイスしたのは、洋邦問わず、東京のライブシーンを代表する、恵比寿リキッドルーム

「リキッドルームはブッキングをはじめ、未来の音楽シーンを考えながら動いていると思うんです。僕自身も下の世代にどういう風にこの音楽が受け継がれていくか?っていうのを意識してやってるので、そういうマインドを持った人たちが集まるという意味でもクリエイティヴ。だから単なるハコじゃない、今と未来を考える上で重要な場所という意味があると思います」

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『未来』をテーマに掲げるエアマックス×気鋭のバンドDATSのコラボシューティングインタビュー!

1Fでライブ、2FでDJなど、リキッドルームのイベントの多様性が好き

エイプリルフールに突如『DATSの音とエネルギーを恵比寿リキッドルームの空間と音響システムで120%体感してもらう日が近々?』と投げかけるようなツイートが投稿されたばかりで、新たなインフォメーションが気になるところ。

「もしワンマンをやるなら、未来の音楽シーンがどうなっているのか?見ている人に想起させるようなショーにしたいですね」と、そのビジョンは希望的。

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アーティストの歴史が刻まれたリキッドルームの楽屋にて

さらに“30歳”になったエアマックスにかけて、杉本さん自身の30歳という未来の展望を聞くと…….。

「僕が音楽活動を通して成し遂げたいことって、自分が感じたこととか見て思ったことを堂々と発信して良いんだって思ってもらえるような存在になりたいっていうことで。“誰かが言ったから良い”とかじゃなくて、自分が感じて思ったことを胸張って人に言えるような、よりオープンな土壌を作りたいなと思ってて。それは今、SNSが浸透してむしろ本質が歪んでいるから、よりそう思うんです」

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DATSが切り拓く未来のキーワードは「オープンマインド」


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(左から)杉本亘、伊原卓哉、早川知輝、大井一彌

ニューシングル『Mobile』など、エレクトロニックでクールな音楽性とは裏腹に、撮影で『普段の感じで動いてください』とリクエストすればプロレス技のかけあいがスタートしてしまうやんちゃな4人。

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着用エアマックスは、左から、杉本さんと伊原さん・エアマックス シークエント 2、早川さんと大井さん・エアマックス モーション LW

「一言で言うと遠征の時は毎回みんなでお風呂に入ります(笑)。それだけで多分伝わると思います。俺らの関係性っていうのは」(杉本さん)

「例えば携帯見てたとしても、今見てる何かをシェアしたくなる。“これ見て!” “うわー、おもしれえ!”みたいな」(伊原卓哉さん・ベース)

「みんなに愛されるバンドになりたいですね。音楽はエレクトロでドープって言われることもあるけど、みんなに広まって欲しいと思ってるし。そういう意味で、僕たちのパフォーマンスもキャラクターも愛されることが大事だと思っています」(早川知輝さん・ギター)

「周りのバンドとか見てて、楽屋で各人が携帯に目が向いてて、コミュニケーションがないとか、僕らからすると不思議で。音楽のみで結びついてるのかもしれないけど、僕らはそれ以前に兄弟だし家族だし、それこそ人間レベルのつながりがあるから、こうしていられるってことなんだと思います」(大井一彌さん・ドラム)

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すぐにプロレスの技のかけあいがスタート……

オープンマインドで音楽に取り組み、日常を過ごしているように見えるDATSの4人。それぞれがセレクトしたエアマックスの感想とこの日のコーデについて聞いてみた。
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私服にすんなり溶け込むコーディネート

「足に負荷がかからなそうだし、長時間歩いても大丈夫な気がします。僕はこの白に近いグレーが良いなと思って選びました。それと、アメリカの小学校に行ってたんですけど、ナイキ履いてるヤツが一番いけてるとされてて、そういう意味ではちょっと“アメリカンスクール・キッズ”みたいなコーディネートです」(杉本さん)

「普段の服の色合いがシックなので暗めの色が良いと思って黒を選びました。インナーはバンドTと思わせといて実はKOHHのTシャツなんです!いつも着ている服に普通に合わせられますね」(伊原さん)

「ナイキは2、3足持ってるんですけど、このエアマックスは動きやすいですね。カラーは単純に青が好きだから(笑)」(早川さん)

「僕のテーマはズバリ“エアマックス狩り”(笑)。90年代のチーマーとかカラー・ギャングのイメージで、ハンティングジャケットに細いパンツにしました。履いた感じはクッションのついた靴下みたい」(大井さん)

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エアマックスとDATSの共通項を聞くと「ナイキのカルチャーに対するシームレスな取り組みは、デジタル・ネイティヴな僕らの世代がシームレスにいろいろなものを吸収する部分と呼応するんじゃないかな?と思いました」と杉本さん。

「未来」を切り拓くキーワードはオープンマインドでの人と人のコミュニケーション。DATSの音楽も、ナイキの新しいプロダクトもそこから誕生していくのではないでしょうか。
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羨ましいほど仲の良い4人

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