【街に馴染むあの頃の定番スニーカー】特徴的なデザインとコントラスト・ニューバランス『580』
例えば、1990年代ごろの、その昔。僕たち私たちを魅了してやまなかった、あのブランドのあのモデルのスニーカー。カッコよくって光輝いていて、手に入れるために必死に頑張ったっけ。
……と、エモな思い出が蘇ってくる世代も、当時はまだ幼かった若者世代も。
あの頃のスニーカーには、どこか特別な意味がある。だから今もなお愛され、リバイバルするのだろう。
本特集では、そんなスニーカーを愛用している、“kicksラバー”にインタビュー。愛してやまない“あのモデル”について、たっぷりと話を聞きました。
あの頃の定番スニーカー・ニューバランス『580』の魅力
今回話を聞いたのは、『ニューバランス(NEW BALANCE)』580を愛用している@gotoshin_nb1982さん。
――生活においてスニーカーとどのようにかかわっていますか?
立ち仕事が多い職業なので、足が疲れにくいニューバランスを好んで履いています。
――購入した理由やキッカケは?
元々580はあまり興味がありませんでしたが、デザインが日本伝統の刺し子調、品番にJPが付いたモデルが登場したので購入しました。職業柄、刺し子の縫製技術に馴染みがあったのも購入する後押しになったと思います。
――お気に入りのポイントは?
アッパーのコントラストが絶妙なのと、生成りのミッドソールが好きです。
――履く際のコーディネートやスタイリングでこだわっていることは?
パンツは単色、ソックスは白で合わせるのが好きです。
――kicksラバーになったキッカケは?
95年にAir Maxのイエローグラデを履いたのがキッカケです。発売当時、私は中学生でしたが、クラスメイトが履いているのを見て必死に探して、商店街の靴屋で買えたのが良い思い出です。
――あなたにとってスニーカーとは?
仕事の活力。好きなスニーカーを履いてると気分が上がります。
――90年代のファッションやスニーカーへの思いを教えてください
90年代は古着も今ほど高くなく、色んなファッションスタイルに挑戦しやすい時代だったと思います。
Air Max 95の人気が出だした頃、家に泥棒が入り家族全員のスニーカーが盗まれたので、当時のスニーカー人気は異常だったと思います。
あの頃の定番スニーカー・ニューバランス『580』とは
1996年にトレイルランニングモデルの先駆として登場した「580」。着地面積の広いフラットソールは500番台のDNAから継承し、卓越した安定性を実現。アッパーとソールともにボリューム感あるフォルムが特徴で、ミッドソールのヒールにはホールド力を高めるROLLBARを搭載し機能性にも富んだ一足。