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靴底のすり減りの原因は? 歩き方改善でお気に入りの靴と長く付き合おう!!

2017.12.12

せっかく愛用している靴なのに、いつの間にか靴底がすり減ってしまい、落ち込んだ経験はありませんか? 大切な靴と長く付き合うためには、靴のメンテナンスだけでなく、普段の歩き方も大切です。今回は、靴底がすり減る原因と、正しい歩き方についてご紹介します!

靴底がすり減る原因は?

私たちが歩く際、靴底で地面を蹴ることは避けては通れません。そのため、靴底がすり減ってしまうのは、仕方のないこと。また、他の人に比べて靴底の減りが早い場合は、歩き方が悪いということではなく、運動量や体重などに原因があります。ただ、すり減り方には注目しましょう。

靴底のすり減りの原因は? 歩き方改善でお気に入りの靴と長く付き合おう!!

正しい歩き方をしている人の靴底は、親指の付け根部分と、かかと部分が左右で同じようにすり減ると言われています。靴底の減りは、“左右対称”がポイント。例えば、内側ばかりすり減る人は、内股の傾向があるなど、靴底のすり減り方を見ると、その人の歩き方の癖が分かるのです。歩き方の癖は、身体の歪みによって起こるものなので、偏った靴底の減りの原因に繋がります。正しく歩くことで、左右対称な靴底を目指しましょう!

自分の姿勢をチェック!

書籍『靴底の外側が減らなくなると体の不調も消える』がチェック方法を教えてくれます。その方法は横からみたあなたの姿。

横を向いてチェックしてみましょう。耳、肩、腰、ひざ、くるぶしが一直線上になっていますか?また、両肩、肋骨、骨盤の左右がずれて、体がねじれたような姿勢になっていませんか?

(『靴底の外側が減らなくなると体の不調も消える』、新保泰秀、主婦の友社、2017/6/9、ISBN-10: 407423887X、ISBN-13: 978-4074238873)

皆さんの姿勢はどうですか? 放っておくと歪みはどんどん大きくなるので、気付いた時に改善していくのが得策です。また、正しくない姿勢は、通常よりも肩や首の筋肉を使うので、肩こりや頭痛の原因に繋がる可能性もあります。正しい姿勢で歩くだけで、悩んでいた体の不調が改善されるかもしれませんね。

正しい姿勢で立つために、習慣を改善しよう

正しい姿勢で立つために、以下の習慣がある人は改善していきましょう。

(1)荷物を同じ側の肩で持つ

同じ側に負荷をかけ続けると、歪みの原因になってしまいます。右左両方、均等に負荷がかかるように荷物を持ちましょう。

(2)スマホをうつむいて見る

スマートフォンを下に覗き込む事で起こる『スマホ首(ストレートネック)』。これは、頸椎のカーブが失われてしまった状態で、肩凝りや、頭痛の原因にもなります。スマホを頻繁に使うようになった現代人に多いと言われています。スマホを目の高さまであげるのは、直ぐにでも取りかかれるので改善していきましょう。

(3)間違った座り方

間違った座り方をしていると骨盤が歪み、姿勢が悪くなってしまいます。立つときの姿勢と同様に横を向いて、耳、肩、腰が一直線になるように座りましょう。

靴底のすり減りの原因は? 歩き方改善でお気に入りの靴と長く付き合おう!!

正しい歩き方は?

右手の拳をおへそに当てて、人差し指を立て、右足を1歩前に出して、人差し指がまっすぐ向いていればOK。左右どちらかにずれていたら正しい歩き方が出来ていない可能性大。ボールが転がっているようなイメージでスムーズに進むのが理想の歩き方です。

(『靴底の外側が減らなくなると体の不調も消える』、新保泰秀、主婦の友社、2017/6/9、ISBN-10: 407423887X、ISBN-13: 978-4074238873)

生活環境や、履く靴によっても歩き方は変わってくるので、自分の状態を知るという意味でも『歩き方チェック』はこまめにするのがベスト。特に、女性はヒールのある靴を履くので、知らず知らずのうちに、歩き方に癖が出ている場合が多いです。

おわりに

正しく歩き、体の歪みを改善することは健康面でもプラスに繋がります。なにより、姿勢の美しい人は男女問わず輝いて見えますよね! 日頃から歩き方をあまり気にしていない人は、ぜひ実践してみてください。自分で少し意識して、綺麗な姿勢、歩き方を目指しましょう!

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