ティンバーランド『ジャクソンズ ランディング』の物語【ティンバーランド担当者がアウトドアシューズを語る】
シューズの数だけ物語がある。また、そのシューズを履く人のこだわりが加わると、さらに物語は奥行きあるものになります。
普段から多くのシューズに触れている各メーカーの担当者に、お気に入りのシューズを聞くと、思いがけないエピソードがこぼれてきました。珠玉のシューズ、今回は『ティンバーランド(Timberland)』のジャクソンズ ランディング<JACKSONS LANDING>です。
VF Japan Timberland Retail営業本部エリアマネージャー・中島真二さんが、オールシーズン履けて、耐久性も抜群なカジュアルシューズについて語ってくれました。
VF Japan Timberland Retail営業本部 エリアマネージャー
中島真二さん
スタイルや機能性をアップデート、環境にも配慮された1足
――『ジャクソンズ ランディング』はどんなシューズですか?
『ジャクソンズ ランディング』 は1978年の発売以来、いまだ根強い人気を誇るアイコンアイテム・スリーアイ クラシックラグ<3-EYE CLASSIC LUG>のDNAを受け継ぎつつ、伝統的な見た目はそのままに、スタイルや機能性をアップデートしたシューズです。
甲部分の2枚の革を縫い合わせるモカ縫いは、伝統的な手縫い製法により、機械縫いに比べ耐久性が約3倍に。安定感のある分厚いソールは、濡れた路面でも優れたグリップ力を発揮する特殊配合ラバーコンパウンドを使用したラグアウトソールです。
中敷きは、枕のようなクッション性が長時間持続、ティンバーランドオリジナルのフットベッドを使用し、より快適な履き心地を実現しています
また、指定環境基準をクリアしたレザーや、ペットボトルをリサイクルして作られた素材をライニングに使用するなど、ティンバーランドが大切にしている環境にも配慮した1足となっています。
幅広い年齢層に対応、オールシーズン履ける
――譲れないお気に入りのポイントを教えてください。
スニーカーとは違った、大人の雰囲気や高級感を演出できる『ジャクソンズ ランディング』は、トレンドにも左右されず、若年層から中高年まで幅広い年齢層に抵抗なく履いて頂けるデザインですね。
様々なパンツとの相性も抜群な上、オールシーズン履けるので、とても使い勝手が良いシューズです。チノパンツからデニム、カーゴパンツ、シルエットもスリムからワイドまで幅広く合わせて履いていただけます。今時期であれば、ロールアップしたワイドパンツやショートパンツと合わせて履いていただくのがオススメです。
また、カラーバリエーションはヌバックレザー2色(ウィート、ライトベージュ)、フルグレインレザー3色(オリーブ、ダークレッド、ブラック)と豊富なカラーも魅力の一つ。レザーの違いによって表情も変わるので、是非店頭で見比べてもらいたいですね。
頑丈で耐久性があり、どんなパンツにも合わせられる
――『ジャクソンズ ランディング』とのストーリーを教えてください。
この厚みのあるラバーアウトソールがとにかく頑丈で耐久性があり、ミッドソールもレザーを使用しているので加水分解の心配もありません。ジャクソンズ ランディングのベースとなるスリーアイクラッシック ラグは、もう10数年近く愛用しているほどタフな靴です。
また、どのようなパンツにも合わせられるデザインなので、履く靴に困った時にはついつい選んでしまうなど、最も信頼をおいているシューズですね。
更に、足首回りのレザーの厚みも丁度よく、くるぶし部分への当たりも感じないので、靴ズレしにくいです。履いた感じも足を包み込むようなフィット感は変わらず、新たに使用されているフットベッドは、低反発な履き心地でラグソール特有の歩行時の衝撃も軽減され、格段に履きやすくなっていますね。
レザーシューズは履けば履くだけ、その人だけのオリジナルの風合いがレザーに表れてきます。例えば、甲部分の折れシワや足に沿ったレザーの伸びなどもそうですね。
定期的にお手入れをしていただければ、見た目をきれいに保てるだけではなく、より味わい深いレザーに変化していきます。それも長年愛用できるシューズの醍醐味ですね。