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レッドウィング 『ポストマン ゴアテックス』の物語【ゴアテックス担当者がシューズを語る】

2021.03.29

スニーカーの数だけ物語がある。また、そのスニーカーを履く人のこだわりが加わると、さらに物語は奥行きあるものになります。

普段から多くのスニーカーに触れている各メーカーの担当者に、お気に入りのスニーカーを聞くと、思いがけないエピソードがこぼれてきました。珠玉のシューズ、今回は『レッドウィング(RED WING)』のポストマン オックスフォード ゴアテックス<POSTMAN OXFORD GORE-TEX>です。

GORE-TEXブランドマーケティングの平井康博さんが、発売から60年以上経ち、新たにGORE-TEX(ゴアテックス)を採用しアップデートされたレッドウィングのレザーシューズについて語ってくれました。

レッドウィング 『ポストマン ゴアテックス』の物語【ゴアテックス担当者がシューズを語る】

日本ゴア社 GORE-TEXブランドマーケティング
平井康博さん

レザーシューズの定番・レッドウィングがゴアテックス仕様に

――レッドウィングの『ポストマン オックスフォード ゴアテックス』はどんなシューズですか?

レッドウィング 『ポストマン ゴアテックス』の物語【ゴアテックス担当者がシューズを語る】

レッドウィングというと、アメカジをはじめとしたファッションブーツの大定番として認知されていますが、実はワーク、ハンティングなど、過酷な環境化の活動をサポートするギアとしてのルーツを持っています。

1954年に、アメリカで制服を着て働く公務員用の靴として誕生した本シューズは、米国の郵便局USPSに採用されました。制服に合うフォーマルなシェイプにクッション性・グリップ性のあるラバー製の厚いソールは、重い荷物を持って長距離を歩く郵便配達員にとって、当時は画期的でした。全米の郵便配達員に着用されたことから『ポストマン・シューズ』の愛称がついたそうです。

レッドウィング 『ポストマン ゴアテックス』の物語【ゴアテックス担当者がシューズを語る】

発売から60年以上経った現代でも、カジュアルなレザーシューズの代表格として愛されて続けているポストマンですが、なんと!2020年に防水・透湿機能をアップデートした新定番GORE-TEX バージョンが発売したんです。

高品質なレザーで、機能性もバッチリ

――譲れないお気に入りのポイントは?

レッドウィング 『ポストマン ゴアテックス』の物語【ゴアテックス担当者がシューズを語る】

レッドウィングのアイコン的モデルにGORE-TEXテクノロジーが採用されるというのも驚きでしたが、ファンを唸らせるディテールへのこだわりがすごいです。

ポストマン オックスフォード#101というオリジナルモデルには、外羽根のパーツに滑りにくさの基準をクリアし、USPSにも認められた証である『SR/USA』というタグが縫い付けられています。GORE-TEXモデルではそのタグを『◆GORE-TEX』ピスネームに置きかえています。ポストマン・シューズの一番チャーミングな部分をリスペクトも込めて、アレンジするところが痺れます!

レッドウィング 『ポストマン ゴアテックス』の物語【ゴアテックス担当者がシューズを語る】

アッパーにはRED WING SHOE COMPANY他部門のWORKシューズ、アウトドアブーツブランドVASQUEでも使用されてきた実績のある『ブラック・ユーコン』というレザーが採用されています。

もちろん、GORE-TEXプロダクトの基準を満たす高品質なレザーで、疎水性(水を吸い上げにくく、撥水性を持つ)と透湿性を持ち合わせています。ブラック・ユーコンのマットなブラックの質感が渋いですね。

レッドウィング 『ポストマン ゴアテックス』の物語【ゴアテックス担当者がシューズを語る】

そして、日本に多く存在するとささやかれる(?) GORE-TEXマニアの方に注目いただきたいのがライニング(靴の裏地)の素材です。

ライニングのGORE-TEXファブリクスは表面の生地に“キャンブレル”という摩耗に強く、吸汗速乾に優れたナイロン不織布が使われています。実は、この組み合わせはワークブーツや特殊用途向けのシューズの生地として使われることが多く、カジュアル用途のシューズではほとんどお目にかかれない珍しいタイプのGORE-TEX ファブリクスなんです。ワークシューズとしてのルーツをもつ、ポストマン・シューズだからこその、こだわりを感じます。

さらにインソールにあたる部分には断熱素材のシンサレート™、クッション性を高めるポロンを内装し履き心地もアップデート。キルティングの入ったテクスチャーは機能的にも見た目にも魅力的ですね。

レッドウィング 『ポストマン ゴアテックス』の物語【ゴアテックス担当者がシューズを語る】

フォーマルとカジュアルの絶妙なバランス

――『ポストマン オックスフォード ゴアテックス』について、個人的にオススメしたいポイントを教えてください。

レッドウィング 『ポストマン ゴアテックス』の物語【ゴアテックス担当者がシューズを語る】

ポストマン オックスフォード ゴアテックスは、ヒールからトゥまでワンピースで最小限のパーツ構成で作られているため、フォーマルとカジュアルの絶妙なバランスを持っています。

この1年でライフスタイルや働き方も大きく変わり、カッチリとした“ザ・ビジネスシューズ”を履く機会も減ってしまった。そんな方にオススメしたいです。少しカジュアルダウンしたスーツスタイルにも、休日のデニムやチノパンと合わせる。なんてこともできますし、それでいて雨や季節を気にせずに履ける“ニューノーマル”な時代に合ったシューズだと思います。

レッドウィング 『ポストマン ゴアテックス』の物語【ゴアテックス担当者がシューズを語る】
RED WING

ポストマン ゴアテックス

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