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パトリック『ケベック』の物語【パトリック担当者がスニーカーを語る】

2020.12.25

スニーカーの数だけ物語がある。また、そのスニーカーを履く人のこだわりが加わると、さらに物語は奥行きあるものになります。
普段から多くのスニーカーに触れている各メーカーの担当者に、お気に入りのスニーカーを聞くと、思いがけないエピソードがこぼれてきました。珠玉のスニーカー、今回はフランス発のシューズブランド『パトリック(PATRICK)』のケベック<QUEBEC>です。

2003年の春夏シーズンに新登場して以来、長く愛され続ける、フランス発祥ブランドが感じられるモデルについて、カメイ・プロアクト株式会社でパトリックのPRを担当する金子さんが語ってくれました。

パトリック『ケベック』の物語【パトリック担当者がスニーカーを語る】

パトリック マーケティング室PR
金子さん

パトリックの定番モデルとして愛され続けるモデル「ケベック」

――『ケベック』はどんなスニーカーですか?

パトリック『ケベック』の物語【パトリック担当者がスニーカーを語る】

ケベック<QUEBEC>の原型となったモデルは、80年代に発売されたテニスシューズモデルのブルックリン<BLOOKLYN>。様々なカラーリングが特徴でもあるパトリックの中で、ホワイトとブラックのモノトーンモデルは、当時高い注目を集めました。そして2003年の春夏より、ケベックが誕生、発売を開始しました。

パトリックのトレードマークである、かかとの2本ラインとアッパーにパンチングを表現し、ブルックリンと同じくホワイトとブラックの2カラーで、アイレットは6穴から7穴へ変更し、穴が増えた分、つま先飾を短く改良したモデルとなりました。

パトリック『ケベック』の物語【パトリック担当者がスニーカーを語る】

2007年春夏で一度展開を休止しましたが、2009年の秋冬に再びホワイトのみ展開を開始。2020年の現在も、パトリックの定番モデルとして愛されています。

フランス発祥ブランドが感じられるモデル

――譲れないお気に入りのポイント、オススメしたいところを教えてください。

パトリック『ケベック』の物語【パトリック担当者がスニーカーを語る】

各シーズンで色違いや、素材違いを展開しています。ネオンカラーだったり、パンチングの穴を大きくしたり、かかとの部分の素材をクロコに変えたり、トレンドに合った新しいモデルが登場するところが面白いと思っています。ケベック自体、丸味のあるシルエットが特徴ですが、柔らかいというイメージより、大人の雰囲気も持ち合わせているデザインが人気の要素です。

パトリック『ケベック』の物語【パトリック担当者がスニーカーを語る】

また、シンプルなデザインの前方に配置されたピスネームは、トリコカラーを採用。パトリックの中でもトリコロールリボンを唯一使用しており、フランス発祥ブランドが感じられるモデルになっています。シンプルで洗練されたデザインに、コーディネートに取り入れやすさがお気に入りです。パトリックの必須モデルと言えますね。

特に女性にオススメ!履き心地が良く、シルエットがきれい

――『ケベック』とのストーリーを教えてください。

パトリック『ケベック』の物語【パトリック担当者がスニーカーを語る】

私のファーストパトリックはケベックでした。大学生の頃はスニーカーのブランドやデザインは気にせず、お財布と相談しながら身の丈に合ったものを履いていました。

少し大人になると、デザインや見え方を気にするようになり、出会ったのがケベックだったのです。当時はメンズのイメージが強かったブランドでしたが、「シルエットがきれい」ということが大きな決め手で、購入してみることにしました。信号待ちで立ち止まった際、上から自分の足を見下ろした時に幅広、甲高の足の私でもこんなにスマートな足に見えるのだと、嬉しかった記憶があります。

シンプルなデザインでどんなスタイリングでも合う万能なモデルなので、多くの方、特に女性に履いていただいて、シルエットのきれいさと、履き心地の良さも実感してもらいたいと思っています。

PATRICK

ケベック

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