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パトリック『マラソン』の物語【パトリック担当者がスニーカーを語る】

2020.04.17

スニーカーの数だけ物語がある。また、そのスニーカーを履く人のこだわりが加わると、さらに物語は奥行きあるものになります。
普段から多くのスニーカーに触れている各メーカーの担当者に、お気に入りのスニーカーを聞くと、思いがけないエピソードがこぼれてきました。珠玉のスニーカー、今回はフランス発のシューズブランド『パトリック(PATRICK)』のマラソン<MARATHON>です。

1970年代にフランスで軽量のマラソンシューズとして登場し、日本企画として、当時のオリジナルモデルをタウン仕様へ忠実に再現したパトリックの代表モデルについて、カメイ・プロアクト株式会社でパトリックのPRを担当する金子さんが語ってくれました。

パトリック『マラソン』の物語【パトリック担当者がスニーカーを語る】

パトリック マーケティング室PR
金子さん

ペンギン、ラッコ、ゴボウなど、キャッチーなカラーテーマ

――『マラソン』はどんなスニーカーですか?

パトリック『マラソン』の物語【パトリック担当者がスニーカーを語る】

マラソンは1970年代のフランスで、軽量のマラソンシューズとして登場しました。当時のオリジナルカラーは、ナイロンとスエードのアッパーがブルー、ストライプと、ミッドソールに赤の差し色という、パトリックらしいポップなカラーリングでした。

そして、1992年に復刻したのが、現在のマラソンです。復刻するにあたっては、オリジナルの細身のフォルムを表現するために、同じ木型を採用しました。それは現在も引き継がれていて、今ではパトリックの代表モデルとなっています。

パトリック『マラソン』の物語【パトリック担当者がスニーカーを語る】

マラソンは、毎シーズン新しいカラーを発表していて、年間10ほどのニューカラーが登場しています。

カラー名にはテーマを設けておりまして、ペンギンやラッコなどの動物シリーズや、梅やゴボウなど、和の食べ物をイメージしたカラーリングなど、キャッチーなカラー名でも注目を集めているんです。

素材はナイロンだけでなく、シーズンに合わせた素材提案モデルも発表しています。キッズモデルも展開していますし、ユニセックス、親子提案としても人気なモデルです。

『足元のメークアップ』を楽しめる!

――譲れないお気に入りのポイント、オススメしたいところを教えてください。

パトリック『マラソン』の物語【パトリック担当者がスニーカーを語る】

やはり、足を入れた瞬間から心地良い履き心地を感じることですね。

特にクッション性が優れているので、地面からの跳ね返りをとても良く感じられます。かかとにソールの巻き上がりがあり、かかとから足を地面に踏み入れることができるので、歩きやすさも感じられます。

パトリック『マラソン』の物語【パトリック担当者がスニーカーを語る】

見た目では、アッパーのデザイン、カラーリングも特徴的なのですが、スタイリングで合わせた際の、洗練されたフォルムが高い支持を得ています。パトリックのキャッチコピーでもある、『足元のメークアップ』を楽しむことができますよ。

細身のフォルムによって、スタイルも良くまとまり、オン、オフ両方のシーンで楽しむことができます。長年に渡ってご愛用いただいているリピーター様が多いモデルです。

マラソンの持つ高いポテンシャル

――『マラソン』のストーリーを教えてください。

同じマラソンでも、定番、シーズンカラー、素材提案モデルと、様々なモデルが存在するので、発売当時は興味を示さなかったカラーリングも数年後には気に入って履いている場合があるんです。そんなことから、大人になったな~と、マラソンを通して思うことがあります(笑)。

パトリック『マラソン』の物語【パトリック担当者がスニーカーを語る】

数年前にニューカラーを発表、販売を開始して、自分の中で記憶が薄れていたカラーリングを街中で見かけると、改めて良いカラーだと認識して、再販、復刻カラーに繋がることがあります。

いつの時代もトレンドカラーが存在する中で、過去に売れたカラーが再度売れるなど、時代に合ったカラーがあると実感します。

また、最近は若い女性でマラソンを履かれている方を目にすることが増えてきて、そのコーディネートに感心したり、マラソンの持つポテンシャルを感じることができました。

PATRICK

パトリック MARATHON マラソン WHITE

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