ティンバーランド『ソーラー ウェーブ』の物語【ティンバーランド担当者がスニーカーを語る】
シューズの数だけ物語がある。また、そのシューズを履く人のこだわりが加わると、さらに物語は奥行きあるものになります。
普段から多くのシューズに触れている各メーカーの担当者に、お気に入りのシューズを聞くと、思いがけないエピソードがこぼれてきました。珠玉のシューズ、今回は『ティンバーランド(Timberland)』のソーラー ウェーブ<SOLAR WAVE>です。
VF Japan Timberland Retail営業本部エリアマネージャー・中島真二さんが、環境保全に配慮し、新しく開発されたソールを搭載した第一弾モデルについて語ってくれました。
VF Japan Timberland Retail営業本部 エリアマネージャー
中島真二さん
究極のエコスニーカー! 新開発ソール搭載の第一弾モデル
――『ソーラー ウェーブ』はどんなシューズですか?
ソーラー ウェーブは、デザイン性のみならずエコマテリアル素材と全く新しいコンフォートソール “GreenStride(グリーンストライド™)”を採用した、究極のエコスニーカーです。
一般的に、ソールの快適さはEVAと呼ばれる石油化学製品の原材料からできていますが、ティンバーランドは石油化学製品の排出量を削減し、再生可能な原材料の使用を増やすことを目的として、この度“GreenStride”という新しいソールを開発しました。
“GreenStride”ソールは、成分の75%がサトウキビとナチュラルラバーからできています。このどちらも持続的開発が可能な森からのものを使用するなど、環境保全に最も配慮したソールなんです。その“GreenStride”ソールを搭載した第一弾のモデルとして、このソーラー ウェーブが発売されました。
ソーラー ウェーブは、アッパーやライニング素材もペットボトルをリサイクルして作られた独自素材 “ReBOTL” を使用するなど、ティンバーランドの自然環境に対する信念を体現した1足となっています。
エコで履き心地も良く、カラーリングも豊富
――譲れないお気に入りのポイントを教えてください。
エコな観点だけではなく、デザインやカラーリング、履き心地もとても良いシューズです!
アウトドアテイストをベースに、厚みがあり丸みのあるフォルムのソールを取り入れたデザインは、アウトドア・カジュアル・ストリートなど、幅広いシーンでコーディネートできます。
カラーバリエーションは、鮮やかなカラーのアッパーが目を引くブルー、アウトソールのカラーがアクセントなグリーン、履き回ししやすく使い勝手の良いホワイト・ブラックなど、豊富なのも魅力の一つ。
履き心地については、足首回りのソフトなフィット感に始まり、つま先に行くにつれソールの厚みが薄くなっていることにより、足を一歩踏み出しやすいです。クッション性は、ソールにナチュラルラバーを配合している事で少し硬めな印象。ただ、EVAソールより反発力は向上しているので、長時間の着用でも歩行をサポートし疲労しにくくなっています。
是非、店頭でお気軽に履き心地を試していただきたいですね!
ファッションが与える自然環境への影響を考えるきっかけに
――『ソーラー ウェーブ』とのストーリーを教えてください。
私のオススメ
はやっぱりブルーカラーですね。ソールのライムカラーも際立ち、足元をぐっと明るくしてくれます。合わせるのに難しいと思われる時は、是非モノトーンのコーディネートに取り入れてみてください。シューズの色が変わるだけでいつもの雰囲気がガラッと変わり、暖かくなってきた今のシーズンにピッタリの1足です
ティンバーランドというブランドの中心には、「よりグリーンな未来こそがより良い未来だ」という強い信念があります。この信念のもと、責任を持って製品を製造し、自然を守り、世界中のコミュニティを元気にするための取り組みを長年実践してきました。そのような背景のもと、ソーラー ウェーブは誕生しています。
昨今ではファッションにおいても、サスティナブルというワードをよく耳にする機会が増えましたが、このソーラー ウェーブを通じて、たくさんの方がファッションのもつ「カッコよさ」だけではなく、ファッションが与える「自然環境への影響」などを、考えるきっかけになればと思います。