【街に馴染むあの頃の定番スニーカー】「デカN」を配した王道モデル・ニューバランス『574』
例えば、1990年代ごろの、その昔。僕たち私たちを魅了してやまなかった、あのブランドのあのモデルのスニーカー。カッコよくって光輝いていて、手に入れるために必死に頑張ったっけ。
……と、エモな思い出が蘇ってくる世代も、当時はまだ幼かった若者世代も。
あの頃のスニーカーには、どこか特別な意味がある。だから今もなお愛され、リバイバルするのだろう。
本特集では、そんなスニーカーを愛用している、“kicksラバー”にインタビュー。愛してやまない“あのモデル”について、たっぷりと話を聞きました。
あの頃の定番スニーカー・ニューバランス『574』の魅力
今回話を聞いたのは、『ニューバランス(NEW BALANCE)』『574』を愛用している@takuya_sasaki0730さん。
――購入した理由やキッカケは?
数年前、初めて574を買いました。いざ履いてみると「ニューバランスってこんなに履き心地がいいのか」と驚きました。その履き心地にハマり、ML574BA2を購入しました。
――お気に入りのポイントは?
やはり、このカラーリングですね。ニューバランスといえば、グレーのイメージが大きいです。グレーでもスティールブルーに近い色味が、かなりお気に入りです。
――履く際のコーディネートやスタイリングでこだわっていることは?
僕は、スニーカーからその日のコーディネートを決めます。特別なこだわりはないのですが、自分に合った細すぎず太すぎないパンツのシルエットに、トップスはオーバーサイズで合わせるのが基本です。
――kicksラバーになったキッカケは?
昔からおしゃれすることが好きです。10年前は、モデルをやってた時期もありました。そのときのモデルの先輩方がかっこいいスニーカーを履いていたので、その真似をして自分なりにスニーカーの勉強をするようになり、それからスニーカーを好きになりました。先輩から受けた影響が大きいです。
――あなたにとってスニーカーとは?
「相棒」です! どこかに出かけるにも、毎日一緒。雨の日でも晴れの日でも、常に一緒です。「この靴でこの場所に行ったな」など、そんな思い出を一緒に作る最高の相棒だと思っています。
――90年代のファッションやスニーカーへの思いを教えてください
最近ヴィンテージ加工のスニーカーがよく発売されてますが、個人的に好きです。90年代のファッションは、当時のリアルを知っている30代後半は懐かしく感じると思いますし、最近の若者たちにもぜひそのよさを感じてほしいです。
あの頃の定番スニーカー・ニューバランス『574』とは
1980年代に誕生したオフロードシューズの『576』のDNAを引き継ぎ誕生した、ニューバランスのアイコニックモデル。500番台のシリーズの中でもタウンユースでも履けるようにデザインされており、丸みのあるフォルムや豊富なカラバリ、メッシュ使いのアッパーが特徴です。衝撃吸収性のあるEVA素材を使ったENCAPミッドソールを採用し、履き心地も抜群。他シリーズに比べてリーズナブルな価格帯も愛される理由です。