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ナイキ『エアマックス』進化の歴史。最新の人気モデルもチェック!

2022.05.09

言わずと知れたスニーカーの名品『ナイキ(NIKE)エアマックス<Air Max>。1987年の誕生以来、そのスタイリッシュなビジュアルと、独自のクッショニングシステム(AIR)を搭載したスニーカーは世界中を熱狂させました。

人気は35年たった現在も衰えることなく、ナイキの主力スニーカーとして支持を得ています。そんな名作『エアマックス』の歴史や現在の人気モデルを紹介します。

ナイキエアマックスの一番の特徴は独自のナイキエア

エアマックスの一番の特徴は “ナイキエア(NIKE AIR)” というソール部分のクッション。エアクッションには窒素ガスが入っており、その空気圧が独特のクッション性となって足の衝撃を吸収し、軽快な足運びを実現。

ソールの中にエアを内蔵する仕組みを開発したのは、航空宇宙エンジニアのマリオン・フランクリン・ルーディー氏。彼のアイデアに可能性を感じたナイキが一緒にブラッシュアップし、ナイキエアシステムとして導入。機能性に加え、エアマックスは従来のスニーカーよりも近未来的でスタイリッシュなデザイン性も兼ね備え、一躍人気アイテムとなりました。

ナイキエアマックスの歴史

復刻版を次々にリリースするなど、発売から約35年たった今も高い人気をキープし続けるエアマックスシリーズ。
どのような進化を遂げてきたのか、数あるエアマックスの中でも代表的なモデルをピックアップし、時系列でまとめてみました。

1987年 エアマックス 1<AIR MAX1>誕生

ナイキ エアマックスが誕生したのは1987年。開発当時は外からはエアクッションが見えない造りでしたが、初代エアマックスはエアを透明化し、「ビジブルエア」という外からも見える形で登場しました。エアが見える斬新なビジュアルは、シューズデザイナーのティンカー・ハットフィールド氏が考案。以降、このデザインがエアマックスの象徴となっています。

1989年 エアマックスライト<AIR MAX LIGHT>

初代エアマックスはミッドソールが厚く重いという課題があり、それを解決するべく開発されたのが二代目の「エアマックスライト」。ソールの素材を変えるなど、前作よりも軽量化に特化したモデル。

1990年 エアマックス 90<AIR MAX 90>

ビビッドな配色が特徴的な3代目のエアマックス。初代や2代目に比べてエア部分が大きくなり、TPUパーツで覆ってデザインのアクセントとしているのが特徴のモデルです。シューズの存在感があり、ストリートファッションにも合わせやすいという点が好まれ、現在ではエアマックスシリーズの中でも定番のモデルとして高い人気を誇る名作となっています。デザインのインパクトはありますが、細身のシルエットでミッドソールも分厚過ぎず、クッション性も高いので実用的という点も人気の秘訣です。

NIKE

エアマックス90

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1991年 エアマックス 180<AIR MAX 180>

名前にもあるように、「180度」のエアークッショニングをソールに取り入れているのが特徴。デザイナーのティンカー・ハットフィールド氏がデザインを担当し、過去モデルよりもエアの容量が50%アップ。また、ショッキングピンクを使ったり、白地に赤と青のロゴを入れたりと個性的なカラーリングが目を引くアイテムです。2018年にはコムデギャルソンとのコラボレーションモデルを発表するなど、ハイファッションのアイテムとしても人気。

1994年 エアマックス 2 ライト<AIR MAX 2 Lite>

1994年に誕生し、1995年に発売された名作。1つのエアユニットに2種類の圧力システムを搭載した初めてのモデルで、中央と両端の圧力が異なるため、履いたときのフィット感がアップするという機能的なスニーカー。発売当時は、特にランナーやスニーカーマニアの間で人気に。初代エアマックス発売25周年を迎えた2019年には、オリジナル版をほぼそのまま復刻。即完売するという実績を残し、時を経ても高い人気をキープしていることを証明しました。

1995年 エアマックス 95<AIR MAX 95>

デザイナーのセルジオ・ロザーノがデザインし、日本でスニーカーブーム(※)といわれる時代の立役者となった伝説的モデル。エアマックス狩りという社会現象まで巻き起こしたエアマックスの中でも、最も知名度が高いといって過言ではないスニーカーです。アウトソールにもビジブルエアが埋め込まれ、ランニングにも申し分ないクッション性を備えた機能性抜群の一足。

(※)エアマックス95をはじめ、Reebokのインスタポンプフューリー、Pumaのディスクシステムなどのハイテクスニーカーが人気を集めた時代。

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エア マックス 95

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1996年 エアマックス アップテンポ<AIR MAX UPTEMPO>

1990年代に発表された、軽量で柔軟性のあるクッショニングが特徴のハイカットシューズ。NBAで活躍していたバスケットボールプレイヤーのスコッティ・ピッペンの着用モデルとして発売されました。ギリーレーシングでフィット感が調節でき、かかととシュータンのつまみで着脱しやすいつくりになっています。

1997年 エアマックス 97<AIR MAX 97>

爪先以外すべてにビジブルエアを搭載した初のエアマックス。「フルレングス・マキシマム・エア」と呼ばれ、通称「サイバーマックス」と呼ばれている人気モデル。クッショニング性能は今までのモデルよりも高く、長時間の歩行でも疲れにくいのが特徴。

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エアマックス97

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1998年 エアマックス プラス<AIR MAX PLUS>

「エアマックス95」に似たビジブルエアを使用。他のエアマックスシリーズと異なる最大の特徴はエアクッショニングで、このモデルではチューンドエアと呼ばれるクッショニングシステムを採用。チューンドエアは、エアの中に半球状のプラスチック樹脂材を重ね合わせて配置させたもので、この半球帯が着地時の衝撃を緩和します。アッパーにはメッシュ素材を使い、プラスチックパーツを張り巡らせた大胆なデザイン。

2017年 エア ヴェイパーマックス<AIR VAPOR MAX>

7年の開発期間をかけてようやく発売されたモデル。アウトソールに透明のエアバッグが配置されているのが特徴です。弾力のあるクッションと反発力に定評があります。

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エアヴェイパーマックスEVO

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2018年 エアマックス 270<AIR MAX 270>

従来のランニングシューズではなく、ライフスタイルシューズとしてエアーユニットを取り入れた初めてのモデル。32mmのヒールや、270度の角度で見えるエアーユニットなど、個性が光るスニーカー。

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エア マックス 270

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2019年 エアマックス 720<AIR MAX 720>

注目すべきはアウトソール。エアマックスの中で最もエアが大きく、ソールが分厚いモデル。縦横から360度見えるようになっている過去最大のエアで、つま先からかかとまで包み込むことで、ふわふわと歩けるような快適な履き心地を実現しています。

一足は持っておきたい! ナイキエアマックス最新アイテム

ABC-MARTで人気のナイキエアマックスをピックアップ。日常使いしやすいアイテムをセレクトしました。

エア マックス INTRLK(メンズモデル)

反発性を高める多層構造のエアークッションニングにより、弾むような履き心地を実現。アッパーの透明なリップストップと縫い目のないスキンを組み合わせて、摩耗や破損に対する耐久性をアップ。厚みのあるソールでスタイルアップも可能。黒はABC-MART限定モデル。

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エア マックス INTRLK

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エア マックス INTRLK

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エアマックス エクシーレザー(レディースモデル)

ナイキ エアマックス90のアイコニックなデザインを継承しつつ、アッパーの長めのデザインや、ウィンドウ周囲に配した大型のプレートなど、新しいスタイルをプラスしたエアマックス。ベーシックなカラーで服のカラーを邪魔することなく履きこなせます。

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エアマックスエクシーレザー

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エアマックスエクシーレザー

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発売から約35年経った現在では、すっかり定番モデルとなったエアマックス。機能面もクールなビジュアルもさらに磨きをかけて進化していきそうな予感です。

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