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アシックスGEL-PTGの歴史と魅力。履きやすさも合わせやすさも名品ならでは!

2022.07.01

日本が誇るジャパンブランド『アシックス(asics)』。競技用のスポーツアイテムからスタートし、近年ではスポーツテイストを取り入れつつ、ストリート使いもできるファッション性も備えたアイテムも展開しています。今回はアシックスを代表するカジュアルアイテムのひとつGEL-PTG<ゲル ピーティージー>をフィーチャー。

GEL-PTGはファッションに合わせやすいクラシックなデザインと、履くほど足に馴染む仕様で、男性のみならず女性からの支持も厚いアイテム。ヒールにはアシックスオリジナルのGELが入っているので、クッション性が抜群! 疲れにくく、ファッションにも合わせやすい名品・GEL-PTGの魅力を歴史とともに振り返ってみましょう。

アシックスGEL-PTGの歴史

アシックスといえば、今ではランニングシューズのイメージが強いですが、最初のプロダクトはバスケットボールシューズでした。

GEL-PTGデザインの由来は、1983年登場のバスケットボールシューズ

GEL-PTGのデザインのルーツは、1983年のバスケットボールシューズ、ファブレ ポイント ゲッター<FABRE POINTGETTER>でした。当時のスポーツシューズ界では、シューズの中でもバスケットボールシューズの製造は難しいといわれていた中、アシックスの創業者である鬼塚喜八郎氏が何度も試作・改良を重ねてつくりあげたプロダクト。特にハードなプレイにタイプできるフィット感と高いグリップ力は、当時のトップアスリートたちからの高い評価を受けていました。そのパフォーマンスの高さは海外でも知られ、「北米のバスケットボーラーにアシックスのシューズが非常に喜ばれる」という噂話もあったそう。

2015年にライフスタイルシューズとして登場

ファブレ ポイント ゲッターのデザインを受け継ぎ、ライフスタイル版にアップデートしたのが『GEL-PTG』。2015年にアシックスタイガー(ASICS TIGER)と名前を変更したブランドがリスタートしたタイミングでFABRE POINTGETTERのレトロな風合いをそのままに、ストリートで履きやすい仕様にアップデートさせたモデルとして登場しました。

今ではASICS SportStyleブランドの定番として親しまれる母指球下のピボットサークルのデザインもこの頃から登場。1980年代のバスケットボールシューズらしさを際立たせるディテールが好評でした。踵部分にはASICSが独自に開発したクッション性が高いスポンジ材のfuzeGEL(フューズゲル)を搭載。履き心地の面でもより快適にアップデートされました。

アシックス、オニツカタイガー、アシックスタイガーの違い

同じ会社から展開されている『アシックス(ASICS)』、『オニツカタイガー(Onitsuka Tiger)』、『アシックスタイガー(ASICS Tiger)』の違いについてご紹介します。

アシックス

サッカー、野球、陸上など、競技用シューズを中心に展開するスポーツブランド。株式会社アシックスの基幹ブランドで、“競技用のブランド”という位置づけ。独自の技術と製造力で選手の足に合わせたシューズが定評。シューズの他にスポーツウェアやランニングウェアなども展開している。

オニツカタイガー

アシックスと並ぶ基幹ブランドのひとつで、“ファッションブランド”の位置づけ。度重なる組織変更によって同ブランドは消滅したが、海外のファッション市場向けのレジェンドブランドとして復刻した。スポーツにインスパイアされたレトロ・ヴィンテージなスタイルのカジュアルファッションを展開。ライフスタイルシーンで活躍するスニーカーが中心のラインナップ。

アシックスタイガー

1977年にスタートし、1980年~90年代前半にかけて、競技選手から一般人まで幅広く愛用されたランニングシューズブランド。一度消滅したが、1980年から1990年頃にかけて人気のあった各競技用靴をアップデートして2015年に復刻。オニツカタイガーに比べ、スポーツ要素が取り入れられたアイテムが並ぶ、スポーツとファッションの中間的位置づけ。

アシックスGEL-PTGの魅力

長く愛されるGEL-PTG。同プロダクトならではの魅力を改めてチェックしましょう。

魅力1:やわらかで快適な履き心地

ミッドソールにはスポンジとGELを融合させた、「fuzeGEL (フューズゲル)」を採用。衝撃吸収性と反発力に定評があり、歩きやすさは抜群。かかとにはクッション性が高いfuseGELを配置し、前足部には反発力が高いfuseGELを配置。配置する部分によってゴムとスポンジの配合比率を変えることで、十分な力が発揮できるように設計されています。

また、アウトソールはファブレポイントゲッター同様にバスケットコートで滑らないようにつくられているので、グリップ力が高いのも履きやすさの理由のひとつ。防滑性に優れているので、雨上がりでも安定感があります。

魅力2:使うほどに馴染む天然皮革を採用

アッパーは天然皮革を使い、サイドにはおなじみのタイガーストライプを配置。天然皮革は伸び縮みして足に馴染んでいくので、使うほどに心地良くフィットしていきます。また、天然皮革の質感は高級感があり、耐久性も◎。

魅力3:シンプルでコーディネートに取り入れやすいデザイン

ストリート使いがメインのスニーカーは、ファッションに合わせやすいものが便利。GEL-PTGが愛される理由もシンプルでコーディネートに取り入れやすいデザイン。足元にナチュラルに馴染むので、「いつものスニーカー」として迷わず選べます。

GEL-PTGのアイテムをチェック

シンプルなカラーで合わせやすさ抜群のGEL-PTG。男女問わず愛用できるアイテムです。シンプルなモノトーンコーデにも、カラーパンツやカラフルなコーデに合わせても馴染みが良いので、一足持っておくと活躍すること間違いなし!ABC-MARTで購入できる定番アイテムと、コーディネート例を紹介します。

ASICS

ゲルピーティージー

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1983年に発売されたバスケットボールシューズ、ファブレ ポイント ゲッターをデザインベースにしたコートタイプのライフスタイルシューズです。ヒールウェッジにfuzeGELを搭載し、クッション性を強化。クラシックなオリジナルデザインを踏襲しつつ、ライフスタイルシューズとして生まれ変わった一足です。

GEL-PTGを取り入れたコーディネート例

(1)白ベースなので、カラーパンツとの相性も◎。

アシックスGEL-PTGの歴史と魅力。履きやすさも合わせやすさも名品ならでは!

出典:wear

(2)トップスにポイントをおいたコーディネート。足元のスニーカーは全体の雰囲気を邪魔しない絶妙な存在感です。

アシックスGEL-PTGの歴史と魅力。履きやすさも合わせやすさも名品ならでは!

出典:wear

(3)レディースにも人気のGEL-PTG。スニーカーのシルエットも細身すぎず、幅広すぎずスタイリッシュに決まります。

アシックスGEL-PTGの歴史と魅力。履きやすさも合わせやすさも名品ならでは!

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(4)太めのパンツとのバランスもバッチリ! サイドにタイガーストライプがあるので、オールホワイトでも存在感があって◎

アシックスGEL-PTGの歴史と魅力。履きやすさも合わせやすさも名品ならでは!

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GEL-PTG(ゲルピーティージー HL7W4.0190)

ASICS

ゲルピーティージー

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定番のGEL-PTGのハイカットタイプ。アッパーにはスムースレザーが施され、非常に滑らかな質感。ショート丈のスカートやパンツスタイルとの相性がよく、女性人気も高いアイテムです。

ハイカットのGEL-PTGを取り入れたコーディネート例

(1)ショート丈のボトムスに、ハイカットスニーカーの存在感とバランスがちょうどいい!

アシックスGEL-PTGの歴史と魅力。履きやすさも合わせやすさも名品ならでは!

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(2)シュータンにボトムスの裾をかけてハイカットならではの遊びをプラス。

アシックスGEL-PTGの歴史と魅力。履きやすさも合わせやすさも名品ならでは!

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(3)シュータン部分を出さずに長めボトムにインしてももたつかず、ローカットのようにシンプルに履けるのもうれしい。

アシックスGEL-PTGの歴史と魅力。履きやすさも合わせやすさも名品ならでは!

出典:wear

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