お気に入りの靴だから……臭いたくない!! 今すぐできる『脱臭方法』&『靴を蒸れにくく履く方法』
密閉性の高い靴を履く機会が多い冬の時期は、靴の中が蒸れやすくなります。ブーツなどを脱ぐときに『臭い』を気にしたことはありませんか? 臭いを防ぐために、頻繁に靴を洗うというのは面倒ですよね。そのため今回は、家にあるもので簡単に出来る『脱臭方法』と、『靴を蒸れにくく履く方法』をご紹介します。
靴の臭いの原因とは?
靴の臭いの原因は様々ですが、大きな原因は『雑菌』と言われています。汗や皮脂が原因で雑菌が繁殖し、嫌な臭いの元になる場合が多いのです。また、雑菌は湿気の多い所で繁殖しやすいので、靴の中と外の気温の差が激しい冬時期に起こる『蒸れ』により雑菌が繁殖しやすい環境を作ってしまいます。冬時期もそうですが、梅雨時期も湿気によって雑菌が繁殖しやすくなるので、臭いの対策をオススメします。
靴が臭いにくくなる収納方法とは?
靴箱を開けた時の、嫌な臭いを不快に思う方も多いと思います。まずは、靴が臭いにくくなる収納方法を知りましょう!
(1)靴を履いたあと、すぐ靴箱にしまわない
足は1日に大量の汗をかくと言われています。汗がしみ込んだ靴をすぐに靴箱にしまうと、雑菌が繁殖し臭いの原因になってしまいます。玄関に1日出して乾燥させるか、天日干ししてから靴箱に収納しましょう。
(2)定期的に靴箱の中を換気する
靴箱を閉めたままにして換気をしないと、収納している靴に臭いが移ってしまいます。この靴は臭くなかったはずなのに……とならないよう、1週間に1回は靴箱の換気をしてあげましょう。
(3)収納スペースを開けてしまう
靴をぎゅうぎゅうに詰めて収納すると、靴箱の中の換気が行き届かず、湿気が充満してしまいます。靴同士のスペースを空けて収納するのがポイントです。また、購入時に靴が入っていた段ボールの箱にいれたまま靴箱にしまうのも、やめましょう。
靴についた臭いを取る方法
靴についた臭いは、自宅でも取り除くことができます。実際に筆者が行ってみて、臭いがとれたと感じた方法をいくつかあげていきます。
(1)重層
ドラッグストアなどで簡単に手に入る『重層』が◎。重層は『脱臭性』と『吸湿性』が高いと言われているので、靴の臭いを取るのに最適です。値段も100円程度と安価で、料理等にも使われ、口に入っても安全です。
方法も簡単で、重層大さじ1杯を靴の中に入れ、なじませます。そのまま1晩放置して、重層を取り除くだけです。簡単なのに、しっかり臭いを取り除けるので、皮靴など水洗いできない靴にも活用できます。
(2)除菌水
『除菌水を靴に吹き掛けるだけ』というお手入れ方法です。簡単ですが、臭いの元になる雑菌の抑制・除去まで出来ます。雑菌を取り除くことで、臭いにくい靴にするというのは魅力的です。『キエルキン』などいくつかの商品があります。
(3)消臭スプレー
出先で靴を脱ぐというときは消臭スプレーがオススメ。バックの中に入るコンパクトさで、香りも様々なものが登場しています。
靴を蒸れにくく履く方法
普段から、靴の臭いが気にならないよう予防や対策をしっかりと行い、臭いにくい靴の履き方をしましょう。
(1)靴下を履く
足の裏にかいた汗を吸収するために、靴下を履くようにしましょう。特に指の間に汗をかきやすいので、5本指ソックスが効果的です。また、コットンや綿など吸水性の高い材質を選びましょう。
(2)インソールを毎日交換する
靴の中の湿気が乾かないうちに靴を履くと、雑菌が増える原因になってしまいます。履く靴を毎日変えるのが難しい人は、靴の『インソール』を毎日交換しましょう。100円前後で購入出来ますし、洗って何度も使えるのでコスパも良いです。
(3)足裏用の制汗剤を使う
靴の中が蒸れてしまわないように、制汗剤で汗を抑えましょう。ストッキングなどの汗を吸収しにくいものを履いているときは、制汗剤がオススメです。
おわりに
臭いの原因である雑菌を防ぐために、家で簡単に出来る方法をご紹介しましたが、いかがだったでしょうか? お気に入りの靴を気持ちよく履くためにも、臭いの予防対策をしっかりしましょう!