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キャンバス・レザー・スウェード……素材別スニーカーの正しいお手入れ方法
春を迎え、いよいよ新年度のスタート。新たな目標とともに、新しいスニーカーを靴箱から取り出す季節がやってきました。せっかくのお気に入りシューズですから、しっかりお手入れして、長くお付き合いしていきたいですよね。
そこで今回は、靴箱の中のスニーカーをキレイにお手入れする方法を、キャンバス・レザー・スウェードの3種類でご紹介します。ぜひ実践し、お気に入りのスニーカーを綺麗に保ちましょう。
キャンバススニーカーの正しいお手入れ方法
カジュアルなコーディネートに欠かせないのが、キャンバス地のスニーカー。抜群の合わせやすさから、幅広い層から人気を集めています。ただ唯一の欠点が、“汚れやすい”という点。生地の編み目に埃などの汚れが付着しがちで、そのまま放置してしまうと落としにくくなってしまうことも……。お手入れのポイントをしっかりと学び、お気に入りの一足を長く愛用できるようにしましょう。
(1)シューレースとインソールを外す
スニーカーをお手入れする際に忘れてしまいがちなのが、シューレースとインソールを外すこと。これによって、奥の方に詰まった汚れを効率的に取り除くことができます。外したインソールの汚れが気になる場合は、洗濯用洗剤か靴用洗剤を付けたブラシで優しくこすりましょう。
(2)汚れやすいソール部分はメラミンスポンジで
ラバーでできたソールは、汚れが特に目立ちやすい部分。水を含ませたメラミンスポンジで優しくこするようにして汚れを落としましょう。
(3)クリーナーを付けたブラシでこすり、ガンコな汚れを落とす
水で濡らしたブラシに靴用洗剤を数滴つけ、汚れが目立つ箇所を重点的にこすります。泡立つようにしてブラッシングするのがポイント。
(4)ぬるま湯ですすぎ、風通しの良い日陰で自然乾燥
熱すぎないお湯でしっかりと洗剤を落とし、乾いた布で綺麗に拭き取ります。乾燥の際は、風通しの良い日陰で自然乾燥するよう心がけましょう。
レザースニーカーの正しいお手入れ方法
シックな印象のある、レザースニーカー。大人っぽい着こなしにフィットしてくれる便利な一足ですが、汚れているとかえって悪印象。正しいケア方法を身に付け、足元から印象アップを目指しましょう！
(1)シューレースとインソールを外す
(2)表面のホコリやゴミを取り除く
キャンバス地と違って、レザースニーカーは表面の汚れが一番の大敵。乾いた布やタオルでサッと拭き取りましょう。過度に濡らした布は厳禁。レザーに水滴が染み込んで取れなくなってしまう可能性があります。
(3)染み付いてしまった汚れは、レザークリーナーで落とす
乾いた布かタオルに専用クリーナーを染み込ませ、レザーの部分を拭いていきます。強く擦ってしまうと傷が付いてしまうため、極力やさしく撫でるのがポイントです。
(4)専用クリームを塗り込み、レザーに栄養を
乾いたのを確認して、専用クリームを全体にまんべんなく塗り込んでいきます。これにより、ヒビ割れや乾燥を防ぐことができます。
スウェードスニーカーの正しいお手入れ方法
デリケートなことから、手入れが難しいと思われがちなスウェードスニーカー。ですが、正しいケアの方法を身につければ、さほど大変な作業はありません。特有の上品な雰囲気を保てるよう、日々のお手入れ方法を習得するのが得策です。
(1)シューレースとインソールを外す
(2)ブラッシングで細かい汚れを浮き上がらせる
スウェード素材のケアにおいて一番大切なのが、ブラッシング。毛足の長いスウェード素材は、汚れやホコリが奥に入っていってしまいがちです。丁寧に全体をブラッシングすることで、汚れを浮き上がらせましょう。
(3)それでも取れない汚れには、クリーナーを使用
ブラッシングだけでは落とせない汚れには、専用クリーナーが有効。傷つけない程度にほんのり強く擦ることで、ガンコな汚れも綺麗に取り除くことができます。
(4)再度ブラッシングをし、防水スプレーで汚れ防止
毛先が乱れたスウェードは、せっかくの上品さがなくなってしまいます。ブラシで撫でるようにして、乱れた毛先を整えましょう。また、防水スプレーを全体にふりかけることで、汚れがつきにくくなります。
“おしゃれは足元から”という言葉があるように、スタイルの印象を決めるのは足元と言えます。せっかくのお気に入りのスニーカーも、汚いままで着用してしまっては台無しになってしまいます。また、新たな季節を迎えた今だからこそ、靴箱にしまったままのスニーカーも綺麗にケアしてみてはいかがでしょうか？ 今年の春は、足元からオシャレを存分に楽しみましょう！
