ティンバーランド『マドバリー』の物語【ティンバーランド担当者がスニーカーを語る】
シューズの数だけ物語がある。また、そのシューズを履く人のこだわりが加わると、さらに物語は奥行きあるものになります。
普段から多くのシューズに触れている各メーカーの担当者に、お気に入りのシューズを聞くと、思いがけないエピソードがこぼれてきました。珠玉のシューズ、今回は『ティンバーランド(Timberland)』のマドバリー<MADBURY>です。
VF Japan Timberland Retail営業本部エリアマネージャー・中島真二さんが、ファッション、自然、サステナブルを融合させた、ティンバーランドならではのスニーカーについて語ってくれました。
VF Japan Timberland Retail営業本部 エリアマネージャー
中島真二さん
ティンバーランド初! エコでデザイン性の高いスニーカー
――『マドバリー』はどんなシューズですか?
ティンバーランド初の、全く新しいエコなスニーカーマドバリー<MADBURY>は、2020年秋冬の新着アイテムです。
ティンバーランドと言えば、通称“イエローブーツ”(6インチ プレミアム ウォータープルーフ ブーツ)をはじめとするレザーブーツの印象が強いですが、実は軽量で1日中履いても疲れにくいスニーカーモデルも数多く発売してきました。しかし、マドバリーのように、ここまで際立ったデザインやカラーリングのスニーカーは、ティンバーランドでは初めてですね。
しかも、マドバリーはエココンシャスな(自然環境の保護を意識した)アイテム。昨今は環境に配慮したものづくりや、サステナブル(持続可能な)素材を使った製品が世界的に注目されていますよね。ティンバーランドは、素材の調達から実際の製品づくりまで、一貫して環境負荷を最小限に抑える生産・製造を大事にしています。
リサイクルペットボトルを50%以上含む独自開発のサステナブル素材『ReBOTL™(リボトル)』をアッパーとライナーに使用しています。
コンビネーションで使用しているヌバックレザーも、レザーワーキンググループ(LWG)という国際機関が、生産工程で環境配慮の基準を満たしたと認証した、なめし工場のみから調達するなど、使っている素材にもこだわったスニーカーです。
イエローブーツを彷彿とさせるフォルムとカラー
――譲れないお気に入りのポイントを教えてください。
マドバリーのミッドハイカーは、イエローブーツを彷彿とさせるフォルムとカラーが特徴です。足首のフィット感も履き心地もソフト。足を入れると、スッと一歩前に出る感覚があり、とても歩きやすいです。
ローカットタイプはどんなボトムスにも合わせやすいですね。この秋はあえてカラーで選んでも良いかなと思います。ヌバックとファブリックのコンビならやっぱりウィートですね。マドバリーの特徴でもある、幾何学模様のデザインが際立つ色合わせです。
ファブリックタイプは、さらにソフトで軽い印象。ソールとインナーのイエローカラーが効いているモデルは、ストリートシーンだけではなく、アウトドアシーンでユーティリティ系パンツやショーツで合わせるのも良いですね
ファッション・自然・サステナビリティを融合させたスニーカー
――『マドバリー』とのストーリーを教えてください。
ティンバーランドという名前には、“森林”という意味もあります。環境に配慮したものづくりや自然保護は、アウトドアライフスタイルブランドとして当然のことだと考えています。2025年までに世界中で5,000万本の植樹を達成すべく、従業員と地域NPOの皆さんと共に活動もしています。
マドバリーは、ファッション、自然、サステナビリティを融合させた、ティンバーランドならではのスニーカー。そのような背景と共に、ファッションを楽しむスニーカーとして、是非一度試していただきたいですね。