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大切な靴には防水スプレーを。効果的に使う頻度は“ほぼ毎回?”メンテナンス方法も

2023.03.09

靴を購入するときに「防水スプレーを持っていますか?」と店員さんに確認された経験がある方も多いのではないでしょうか。実は、靴をきれいに保つために、防水スプレーは欠かせないアイテム。シューズを扱うスタッフやファッショニスタにとっては、靴に防水スプレーをかけるというのは常識中の常識です。

せっかく買った新しい靴の状態をキープするためにも、防水スプレーの必要性や、防水効果を維持するためのスプレーを使用する頻度についてチェックしておきましょう。

防水スプレーが必要なのはどうして?

防水スプレーは水が生地に染み込むのを防ぐだけでなく、ほこりや汚れ、傷から靴を護る役割をします。雨の日、季節、使用シーンに関わらず、靴のメンテナンスに欠かせないアイテムです。良い靴の状態をキープするために、新しい靴を迎え入れたら、きれいなうちに防水スプレーをかけておきましょう。

特に革靴や汚れが目立ちやすい白スニーカーは、汚れが少し目立つと足元の印象が変わるので、きれいに履き続けるために防水スプレーは必須ですね。

では、防水スプレーはどれくらいの頻度でスプレーすればいいのでしょうか?

頻繁に履く靴なら防水スプレーをかける頻度は“ほぼ毎回”

防水スプレーは、生地の表面をコーティングするもの。このコーティングは、靴を履いている間の擦れなどによって徐々に落ちていき、1~2日でほぼ効果が薄れると言われています。

そのため、週に4日以上履く靴なら、次に履く日までに毎回防水スプレーをかけるのがベター。週に1回・短時間で履くような靴であれば、月に1回程度でも良いとも言われますが、こまめにスプレーすることで効果は持続します。

防水スプレーの撥水効果は乾いてから発揮されます。雨の日の朝にかけてからすぐ出かけると、コーティングされる前にスプレー剤が流れてしまい、雨水が染み込んでしまいます。

製品にもよりますが、散布から乾くまで一般的なもので24時間程度、早いもので15~30分かかります。

また、靴とスプレー剤の密着を高めるために、汚れがなくきれいな状態でかけるのがベストなので、使用する前日にブラッシングなどとあわせて散布しておくと良いでしょう。帰宅したら別の靴に履き替え、玄関の外で脱いだ靴にスプレーするというふうに、ルーティン化するのも良いかもしれません。

ただし、雨の日など靴が濡れた状態のときは、乾いてから防水スプレーを使用して。防水スプレーは水分量が多すぎるとフッ素の結晶化が早く進んで靴が白っぽくなってしまうことがあります。

大切な靴には防水スプレーを。効果的に使う頻度は“ほぼ毎回?”メンテナンス方法も

オススメの靴のメンテナンス習慣

①ついた汚れはその日のうちに落とす

帰宅したら、ブラシでシューズ全体のほこりを落とします。汚れは時間が経つと落ちにくくなるので、早めにケアして。

②濡れた場合は陰干しする

雨などで濡れた場合は、水気を拭き取って陰干ししましょう。濡れた状態は雑菌の繁殖やニオイの原因になります。

③防水スプレーをかける

乾いた状態の靴にまんべんなく防水スプレーをかけ、乾かします

④風通しの良い場所で靴を休ませる

足は、靴を履いて過ごすと1日にコップ1杯分程度の汗をかくともいわれています。靴には少しずつ汗が蓄積され、加水分解という現象が起きて、ソールの黄ばみや劣化の原因になることも。消臭用キーパーなどを入れ、風通し良い場所で保管しましょう。靴は、1日履いたら2日休ませるを目安にし、インソールに付着した汗を乾かすことも大切です。

靴に使う防水スプレーはシューズ専用のものを

防水スプレーは大きく分けてシリコン系とフッ素系の2種類があります。

①シリコン系

生地の表面をシリコン成分の膜が覆うことで水を弾きます。撥水性は高いですが、通気性が悪くなって蒸れやすくなったり、生地本来の風合いが変わってしまったりということも。シリコン系の防水スプレーは、防水効果の高い雨靴などには向いているとされますが、本革やスエードといったレザー素材には基本的に使えません。ラバー素材の長靴や、通気性を気にしなくて良い傘などのアイテムに使うようにしましょう。

②フッ素系

フッ素系は膜を作るのではなく、生地の繊維に付着して防水効果を発揮します。フッ素系のスプレーは乾燥に時間がかかるので、靴を履く前日に散布しておくと良いでしょう。通気性を保ちながら防水するので、布製のスニーカーはもちろん、本革、スエード素材の靴にも使えるタイプ。変色しやすい本革やスエード素材の靴は、それぞれの専用スプレーがあるので、そちらを使用するとより安心です。

大切な靴には防水スプレーを。効果的に使う頻度は“ほぼ毎回?”メンテナンス方法も

防水スプレーを使う際は必ず注意事項を確認する

スプレーは吸い込むと呼吸困難に陥る危険があります。安全に使用するために、以下の点に気をつけましょう。

・屋内では使用しない
 屋内での散布は避け、風通しの良い屋外で使いましょう。

・屋外では風向きに注意する
 風下にいるとスプレー剤を大量に吸い込んでしまう危険があるため、風向きを確認しましょう。必ず、風下に人やペットがいないことを確認してから使用して。

・マスクをし、一度に大量の使用を避ける
 安全面に配慮していても、一度に大量に散布すると吸い込みの危険が高まります。より安全にするために、マスクをし、少しずつスプレーするようにしましょう。

・製品に記載の注意事項を確認する
 製品を傷つけず、より安全に使うために、使用前にパッケージ等に記載の注意事項を確認しましょう。防水スプレーには相性の悪い素材があるため、お手持ちの靴の素材が使用できるものかどうか確認を。

※防水スプレーの安全なかけ方は、下記のページで詳しくご紹介しているので、あわせてチェックしてみてください。

ABCマートで人気の靴用防水スプレー

多くのメーカーから発売されているシューズ用の防水スプレーのなかでも、ABCマートで人気のアイテムをご紹介します。どの防水スプレーも使用できない素材があるため、使用する前に必ず注意書きをチェックし、目立たない場所でテストして変色しないか確認してから使いましょう。

JEWEL 靴用防水スプレー 330ml

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靴用防水スプレー 330ml

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皮革の柔軟性や通気性を損なうことなく、皮革繊維1本1本にフッ素樹脂をコーティングして防水。布地だけでなく、天然皮革やスエードにも使用できます。持っておくと便利なオールマイティなアイテムです。

きれいな状態で靴を長持ちさせるポイントは、こまめに汚れを落とし、防水スプレーをかけること。大切な靴をしっかり雨や汚れからガードしておしゃれを楽しみましょう。

靴用防水スプレーをチェックする

防水スプレーと併せてほしいスニーカー用お手入れ用品

お気に入りの靴を長持ちさせるには、こまめに汚れを落とすことも大切です。必ず汚れを落としてから防水スプレーを使用しましょう。防水スプレーと併せて用意したい、靴のお手入れグッズをご紹介します。

汚れを落とすブラシ

靴用のブラシがあれば、ホコリなどの表面の汚れを落とすことができます。

BRISTLE BRUSH

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クリーナー

手軽にしっかりと汚れを落としたい人は、クリーナーも併せて用意しておきましょう。

シャンプースティック

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スニーカークリーナーフォーム

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シャンプーセット

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モルドクリーンシート

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